ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2016年7月

23件の記事があります。

2016年07月29日尾瀬を知る

尾瀬国立公園 野原英廣

皆さんこんにちは!

尾瀬国立公園では、8月1日より新企画展示が催されます。

尾瀬地域の核心部、見晴地区にあります見晴休憩所では
昔から尾瀬と関わってきた福島県は檜枝岐村を紹介する
「檜枝岐からみた尾瀬」を。

尾瀬沼に抱かれる場所、尾瀬沼ビジターセンターでは
「尾瀬の植物 そのひかりとかげ」の第二弾が、
見晴地区と尾瀬沼地区それぞれ開催されます。

昔から尾瀬が好きな方
自由研究の課題に困っている方などなど
この機会に尾瀬を歩き、展示を見て、
尾瀬に関する見聞を広めてみてはいかがでしょうか。


見晴休憩所企画展示
【檜枝岐からみた尾瀬】
平成28年8月1日(月)から10月23日(日)まで





第二回 尾瀬沼ビジターセンター企画展
【尾瀬の植物 そのひかりとかげ】
平成28年8月1日(月)から10月31日(月)まで

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2016年07月27日子どもパークレンジャーin箱根開催しました!

富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈

梅雨もひと段落して、また暑くなってくるようですね。


7月26日(火)に箱根での子どもパークレンジャー

「目指せ火山博士!子どもパークレンジャーin箱根」が開催されました。

■主催:箱根自然環境事務所

■運営:NPO法人ホールアース研究所

■後援:箱根ジオパーク推進協議会

その時の様子を少しお伝えします!

当日は晴天!とはなりませんでしたが、暑くも寒くもないちょうど良い天候、

参加者の皆さんもやる気いっぱいで、早めのスタートとなりました!

どんな内容だったか?というと、

環境省職員(レンジャー)による国立公園やレンジャーの仕事の話を聞いたり


「目指せ火山博士」!ということで、

火山についての話や箱根の大涌谷の映像を見たり

コーラやメントスを使った、軽石、溶岩の仕組みや噴火の実験


野外での自然観察に加え、

他ではなかなか出来ない草木染めならぬ「溶岩染め」も行いました!


模型を使った噴石実験も実施し...

盛りだくさんの内容でしたが、

参加した皆さんは最後までしっかりと楽しんでくれたようです!

特に溶岩染めや噴火実験が楽しかったようですね♪

来年の子どもパークレンジャーや他の自然観察会でも皆様のご参加をお待ちしてお
ります!AR日記や箱根ビジターセンターのホームページを今後もご確認ください!


また、箱根・大涌谷では子どもパークレンジャーが開催された
7月26日から大涌谷園地と箱根ロープウェイ全線の運行が再開されました!

※9時から17時までの間、園地の一部に立入ることができるようになりました。
※大涌谷周辺のハイキングコース及び自然研究路は引続き立入禁止です。


今回の「目指せ火山博士!子どもパークレンジャーin箱根」に参加された皆様も、

これから箱根に訪れる皆様も、最新の情報を確認した上で
再び入れるようになった大涌谷に、ぜひぜひお立ち寄りくださいね!

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2016年07月27日みんなで楽しく富士登山を

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

2016年度富士山夏山登山シーズンが始まって、間もなく7月が終わろうとしています。

夏休みが始まったせいか、富士山では子どもの姿が多く見られるようになりました。

家族みんなで、お父さんと、お母さんと、おじいちゃんおばあちゃんと・・・元気よく飄々と登る子、

疲れてくたくたになりながらも頑張って下る子など様々ですが、

富士山登山が良い想い出となってくれるといいなと思います。

富士宮口元祖七合目で休憩するお子さん連れの登山者(7月25日撮影)

 

そんな富士山で、今年初めて目にした植物があります。

テガタチドリ(ラン科)

 

富士宮口六合目から少し登った登山道脇に咲いていました。

この数年、毎年何度も通っているのですが、初めて気がつきました。(今年初めて咲いたのかもしれません)

 

富士山は標高が高く傾斜が急なため、登山中は苦しいかもしれませんが、無理せずゆっくり登りながら、

時折足を止めて周りを見回してみて下さい。

景色はもちろんのこと、「こんなところにも花が咲いている」と気がつくかもしれません。

イワツメクサ(御殿場口七合九勺下にて)

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2016年07月21日ライチョウ親子、無事放鳥!

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

テレビ等の報道でご存知の方も多いと思いますが、南アルプスの北岳では平成27年度から
ライチョウの保護増殖事業*の一環として「ケージ内保護法」という手法を使ってライチョウ
保護を行っています。

 *ライチョウや保護増殖事業について詳細はコチラ

ライチョウは孵化してから約1ヶ月間のヒナの死亡率が約8割と高いことが明らかになって
います。
「ケージ内保護法」は、孵化したばかりのヒナと母鳥をケージで約1ヶ月間保護し、天敵や
寒さから守ってヒナの生存率を上げるというもので、乗鞍岳で試験的に実施され有効性が
確認されている手法です。

南アルプスの白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)周辺で、ライチョウが減少しているという
調査結果を受けて、ライチョウの減少を食い止めようと北岳周辺でこの手法が実施されることに
なりました。

(ケージ内保護法で使用されたケージ。7月19日撮影)


保護されたライチョウ親子は、日中、ケージの外に出されて自由にエサを食べます。この間、
研究者の中村浩志氏をはじめとするスタッフが付きっきりで見守ります!!
しかし、人が見守っていようがいまいが、ヒナがエサを食べている間、母鳥は常に周囲に注意
を払い、誰よりも早く天敵の猛禽類に気が付いてヒナに注意を促すなど、自然界を生きる母鳥
の姿を見せてくれました。
(周囲を警戒する母鳥。7月18日撮影)


そして、ヒナが孵化して約1ヶ月を迎えた7月19日親子を放鳥することになり、私もその現場
に立ち会うことができました。
ただ「放鳥」と言っても、もとの縄張りまでライチョウ自身に歩いて行ってもらうんです。
もとの縄張りまでの道のりは、スタッフがライチョウ親子に付き添って、間違った方へ行かない
ように牧羊犬ならぬ牧雷鳥人(!?)となって誘導しました。

(もとの縄張りに向かう途中、親子で仲良く休憩する場面も...。かわいい。7月19日撮影)



(もとの縄張りに歩いて向かうライチョウ親子。後ろは北岳。7月19日撮影)


上手とは言えないながらも自力で飛べるようになったヒナたちに「天敵に捕まらない
ように元気に生き抜くんだよ!」と声を掛けながら見送りました。

【 開花情報 】
大樺沢二俣付近では、ミヤマハナシノブが満開です!
他にも... クガイソウ、タカネグンナイフウロ、イブキトラノオ、ミソガワソウなどが
咲き乱れています!

八本歯の分岐から北岳山荘への登山道沿い(トラバースルート)では...
タカネビランジ、キンロバイ、ミヤマムラサキ、タカネナデシコ、ミネウスユキソウ、
チシマギキョウ、タカネコウリンカ、イブキジャコウソウ、ヤツガタケタンポポ、
ミヤママンネングサ、ヒメコゴメグサ、タカネシュロソウ、ミヤマミミナグサなど
今回も載せきれないほどたくさんの種類が咲いています!

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2016年07月21日ノアザミ、ホザキシモツケ花盛り!

日光国立公園 太田祐司

皆さんこんにちは!

西日本では梅雨が明けて、いよいよ夏本番のようですね!

関東はまだ梅雨明けとなっていませんが、奥日光では梅雨が無いと言われるように、いろは坂より下では雨でも戦場ヶ原では晴れていることがありますので、ぜひおいでください。

さて、小田代原では今ノアザミが見頃です、小田代展望台から小田代原を見ると貴婦人シラカバの手前の当たりが紅紫にかすむような花の量です。






戦場ヶ原や小田代原では、ホザキシモツケも花盛りです。




幼虫がホザキシモツケを食べて、栃木県では奥日光だけで見られるフタスジチョウもたくさん飛んでいます。




まもなく梅雨明けです、高原の花や蝶を見ながら、戦場ヶ原や小田代原の自然を楽しみに是非おいでください。

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2016年07月20日小笠原世界遺産センター(仮称)新築工事の様子 その4

小笠原国立公園 沼田伸一

遺産センター成長記、第4回目です。

立った!
柱が立った!(ハイジ風に)

鉄骨が運ばれ、いよいよ柱が立ち上がりました。
立体的になるとイメージがつきやすくなりますね。
来月には屋根や壁が出来ているのでしょうか!?


そして今月のお花はこちら

ムニンヒメツバキ
村の花に指定されています。島の言い方では「ロースード」
ローズウッド(rose wood)が訛って、ロースードとなりました。
バラのような花が咲く木という意味です。
これらが満開に咲くと夏が来たなと感じます。

山一面が白くなる景色はなかなか良いものです。
また、花が咲き終わる時期になると地面いっぱいに花が落ちて、さしずめフラワーロードになり

ます。


小笠原では山の白化粧が終わったら本格的な夏が始まります。

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2016年07月15日アクティブレンジャー写真展開催のお知らせ(尾瀬国立公園)

尾瀬国立公園 野原英廣

皆さんこんにちは!



7月9日(土)より
アクティブレンジャー写真展 in 尾瀬 檜枝岐
が開催されております!!

環境省関東地方環境事務所所属の6箇所の国立公園から集まった
いずれ劣らぬ写真を展示しております。
ただ今開催されている場所は
尾瀬国立公園は福島県側の入口にあります
檜枝岐村村営宿舎「御池ロッジ」併設の施設
"尾瀬ぶなの森ミュージアム"のロビーで開催しています。



少しだけ会場の様子を御紹介






夏も盛りになり、行楽シーズンとなりました。

尾瀬にお出かけの際は是非、

「ぶなの森ミュージアム」にお立ち寄りください。

【開催期間】7月9日から7月31日

【開館時間】8時から16時(定休日なし)

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2016年07月15日国立公園のルールについて ×富士山で実はこんな事をしたらNGです×

富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城

富士山と富士山周辺は昭和11年(1936年)に国立公園に指定され、今年で指定80周年を迎えました。国立公園では、自然公園法という法律によって、優れた風景地を守るために色々な行為に規制がかかっています。特に富士山五合目以上は特別保護地区という特に規制が厳しいところとなっています。

つい、うっかりやってしまう行為であっても、富士山では法律違反になってしまうことがあります。

そんな、NG行為についてまとめました。


○動植物の採取

富士山の五合目以上では、亜高山帯~高山帯になりますので、背の高い樹木がなくなり、植物の種類と数も少なくなってきます。そんな中で時折、健気に咲いている花を見ると、登山の疲れの中でも心が癒されますね。そんな厳しい環境でがんばっている植物の姿は記憶だけに留めて、採取は行わないようにしましょう。また同様に、昆虫の採集もやめましょう。




○溶岩や石の持ち出し

富士山に登った記念に溶岩を持って帰ろうという方は意外と多くいます。これも法律で規制されています。各個人が「石ころ一つ位ならいいだろう」という気持ちでも、毎年、何十万人の登山者が来る富士山ですので、みんながやると大変なことになってしまいます。また、石を並べて文字をつくったり、積み上げたりする行為もやめましょう。




○テント設営やたき火

富士山頂でテントを張って、日本一高いところからロマンチックに星を見る...なんてことを想像している方はいませんか?各ルートに山小屋が多数ありますので、宿泊はテントではなく、山小屋でお願いします。

また、たき火も行わないようにしてください。




○落書き

旅の恥はかき捨て、と言いますが、落書きのあとはずっと残ります。建造物にはもちろんのこと、岩や石に落書きすることも規制されています。




○ペット等の放し飼い

特別保護地区内で動物を放すのもNGです。また富士山の登山道は火山砂利のため、ペットとともに登山すると、ペットの足にダメージを与える可能性がありますので、なるべくペットを連れてくることは控えましょう。




また法律では規定されていませんが、マナーとして注意していただきたい行為もあります。


・バーナーやコンロの使用は禁止されていませんが、火災を起こすおそれがあるため、山小屋周辺や人ごみを避け、周囲に注意して使用するようにしましょう。


・富士山でゴミを拾いながら歩くと色々な種類のゴミがあることに気が付きます。食べ物の包み紙、壊れた傘、尿が入ったペットボトルなど...。これらは置いて行ったからといって消えてなくなるわけではありませんので、出したゴミは責任を持って持ち帰りましょう。


・登山道を外れて歩くと貴重な生態系に影響を及ぼすため、登山道以外は歩かないようお願いします。

また登山道を外れると落石を起こす危険性もあります。渋滞をしているからと言って、道を外れることはやめましょう。


世界遺産にも指定された美しい富士山の姿を後世まで残すよう、また全ての登山者が気持ちよく登山ができるよう、皆様のご協力をお願いいたします!

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2016年07月15日花の百名山【神津島】

富士箱根伊豆国立公園 伊豆諸島 森山希美

暑くなってまいりました。
もうすぐ、夏休みという方も多いのではないでしょうか。
まだ旅行先を決めていない方は伊豆諸島の島々にぜひおいでください。
海はもちろん、登山やお花の観察もお楽しみいただけます。

伊豆諸島のひとつ、神津島で天上山のガイドをされている方より素敵な花の便りをいただきました。
写真の掲載についても許可をいただいたので、一部をご紹介します。

サクユリ
(サクユリ)

ハマジャシン
(ハマジャシン)


コガンピ

(コガンピ)

スカシユリ
(スカシユリ)

神津島の天上山は「花の百名山」と呼ばれており、四季折々の花が楽しめます。

花と言うと春のイメージが強いかもしれませんが、神津島ではご紹介した花以外にも、
キキョウやハチジョウオトギリなど、これからの季節もいろいろな花が見ごろを迎えます。
暑さに負けず、咲き誇る姿をぜひ見にいらしてください。

余談ですが、来週末よりこの神津島にて
「富士箱根伊豆国立公園80周年記念 国立公園・野生生物写真展」を実施いたします。

昨年度(27年度)のアクティブ・レンジャー写真展にて展示した写真の一部と
伊豆諸島自然保護官事務所で所蔵している写真を展示し、雄大な自然や動植物など
各地域の様子をご紹介します。

開催期間:722日(金)から 818()
開催場所:まっちゃーれセンター(前浜港船客待合所)

神津島にお住まいの方、神津島へ行かれる方、皆様お気軽にお立ち寄りください!

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2016年07月15日はるか遠く

尾瀬国立公園 野原英廣

皆さんこんにちは。



ニッコウキスゲも見頃を迎え

尾瀬のシーズンも折り返しを迎えました。

さて、皆さんは山にはどのような目的で行かれるのでしょうか。

頂上を踏むこと・花々を愛でること・森林浴をすることなどなど。

山が千差万別あるように、山に向かう目的も色々あり、

その中の一つに「はるか遠くを望むこと」もあるかと思います。

尾瀬国立公園の燧ヶ岳から日光や那須の山々、
越後三山などの新潟の山は見えやすいかと思います。
今回は、さらに向こう側に見える景色を御紹介いたします。

富士山

言わずと知れた日本最高峰。

世界文化遺産になったことも記憶に新しい、
美しいコニーデ型の火山です。
富士山から直線距離で約180kmほど離れている場所からでも
秩父の山々の後ろから突き出た富士山は
遠い福島の地でも、その威風堂々たる存在感を
放っているように感じました。

妙高山

奥にうっすらと見える双耳峰のような山の
向かって左側が妙高山です。
そして、妙高山のさらにその奥に、
北アルプスの山々が見えますでしょうか?
澄み切った空だと、はっきりと分かるぐらい見られるそうです。


青山一髪のこの景色は、天気が良くないと見られません。
皆さんも、天候に恵まれた日には、
遠くを望んでみてはいかがでしょうか。

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