関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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現在、箱根ビジターセンターでは箱根のシカ展が開催されています。
巡視などに行くと、たまにシカを目撃することがあります(残念ながらまだバッチリと写真に収められていません!)。シカは全国的に増加しているので、目撃されるのは当たり前ではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、実は箱根では過去100年ほどシカが存在していませんでした。しかし80年代頃より、その目撃情報が増加してきました。そして、これまで行われてきた植生の調査や自動撮影カメラの結果などから、現在ではすでに多くのシカが箱根に生息していることがわかってきました。
仙石原湿原の自動撮影カメラに写ったシカ
つい最近では、仙石原湿原周辺で何人かの方達が写真を撮っていたので、何を撮っているのかと思えば、シカの夫婦?が逃げもせずのんびり草を食べていました。地元の方々は「箱根にもシカが来ているんだねー」と話していました。
箱根のシカはいったいどこからきたのでしょうか?
平成26年度に箱根で捕獲されたシカのDNA調査を行ったところ、伊豆半島地域からきているタイプと、丹沢地域から来ているタイプの個体がいることが判明しました。箱根の南北からシカが侵入していることになります。
現在、箱根自然環境事務所では箱根のシカの目撃情報を募集しております。
箱根でシカを見かけたら下記のフォームから、情報の提供をお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/1DTlgK-HfQjdTQZjrKTyialUO73l6LFoSTh9W0phpsUw/viewform
箱根ビジターセンターのシカ展は7月24日まで開催されています。
大きなシカが出迎えてくれますので、ぜひお越しください!
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
現在、箱根ビジターセンターでは箱根のシカ展が開催されています。
巡視などに行くと、たまにシカを目撃することがあります(残念ながらまだバッチリと写真に収められていません!)。シカは全国的に増加しているので、目撃されるのは当たり前ではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、実は箱根では過去100年ほどシカが存在していませんでした。しかし80年代頃より、その目撃情報が増加してきました。そして、これまで行われてきた植生の調査や自動撮影カメラの結果などから、現在ではすでに多くのシカが箱根に生息していることがわかってきました。
仙石原湿原の自動撮影カメラに写ったシカ
つい最近では、仙石原湿原周辺で何人かの方達が写真を撮っていたので、何を撮っているのかと思えば、シカの夫婦?が逃げもせずのんびり草を食べていました。地元の方々は「箱根にもシカが来ているんだねー」と話していました。
箱根のシカはいったいどこからきたのでしょうか?
平成26年度に箱根で捕獲されたシカのDNA調査を行ったところ、伊豆半島地域からきているタイプと、丹沢地域から来ているタイプの個体がいることが判明しました。箱根の南北からシカが侵入していることになります。
現在、箱根自然環境事務所では箱根のシカの目撃情報を募集しております。
箱根でシカを見かけたら下記のフォームから、情報の提供をお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/1DTlgK-HfQjdTQZjrKTyialUO73l6LFoSTh9W0phpsUw/viewform
箱根ビジターセンターのシカ展は7月24日まで開催されています。
大きなシカが出迎えてくれますので、ぜひお越しください!