2017年5月26日
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2017年05月26日一見の価値あり! 天城山 アマギシャクナゲ!
富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光
伊豆半島にある天城山(万二郎岳、万三郎岳など天城連山の総称)に行きました。
だんだん暖かくなってきて山登りしたくなる時期になってきました。
この日、残念ながら曇りでしたが、登山者は多かったです。 もちろん目当ては、時期を迎えたアマギシャクナゲです。みなさんアマギシャクナゲを目指して元気よく歩いていました。
(2017/5/24 トウゴクミツバツツジ 万二郎岳周辺)
最初に目に入るのは紅紫色が鮮やかなトウゴクミツバツツジです。
枝にたくさんに花がついていて、とても綺麗でした。
万三郎岳の山頂に近づいていくと、先の方で歓声が聞こえ、立ち止まる人たちが見えました。
いよいよだと歩いて行くと、
(2017/5/24 アマギシャクナゲ 万三郎岳周辺)
背丈以上の立派なアマギシャクナゲが咲いていました。
花も綺麗ですが、花の数とボリュームに圧倒されます。
(2017/5/24 アマギシャクナゲ 万三郎岳周辺)
場所によっては、アマギシャクナゲが密集していて、体をすぼめながら歩く道もありました。
(2017/5/24 アマギシャクナゲ 万三郎岳周辺)
花の色は、薄いピンク色ですが濃さには差があり、白っぽいものもありました。
(2017/5/24 シャクナゲコース)
綺麗な花々だけでなく、初夏を感じる新緑も見事です。
天城山は、今の時期が特におすすめです。ぜひお越しください。
初めまして。
4月1日に日光国立公園管理事務所にアクティブレンジャーとして
配属されました、番場美奈子と申します。
日光に来てからそろそろ2ヶ月。あっという間に時間がすぎ、冬の終わりから
新緑の季節となりました。
先週、戦場ヶ原と小田代原で歩道沿いの危険木(枯れ木、枯れ枝)の調査を実施しました。
これからの時期は、たくさんの方が利用されるので特に歩道の安全に気をつけなければいけません。
この日は天気も良く、既に小学生の団体さん等で賑わっていました。
さっそく調査開始。
歩道を進むと危険木候補を発見。
この木の枝は枯れていて落ちたら歩道にかかる恐れがある、と危険木認定したら、
樹木の樹種を判別し、樹高を測ります。
念願のレーザー測定器で測量するも電池ぎれ。
レーザーは断念し、2mの測量ポールをあてて樹高を測っていきます。
このミズナラは測量ポール4.5本分の高さとカウントして9mで決定。
次に林尺を使って胸高直径を測ります。
林尺で目盛りが足りない大物はコンベックスでぐるっと測定。
そして、枯れ枝の位置や数をカウントします。
その他にも、根や内部が腐っていないか測量ポールや測量ピンで感触を確かめます。
今回の調査の記録をもとに、これから撤去作業に向けて取り組んでいきます。
作業中は、「何しているんですか?ご苦労様です。」と利用者の方にたくさん声をかけていただきました。
皆さんが安全に散策できる空間を確保する為、これからも目を光らせていきたいと思います。