2017年6月 5日
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2017年06月05日裏燧林道から歩く尾瀬
尾瀬国立公園 細川有希
みなさんこんにちは!
今回は、御池から裏燧林道を通り見晴まで赴きました。雨が降っており4時間で見晴に到着しました。
(御池登山口周辺)
(裏燧林道)
御池登山道から歩き始めは雪は木道にはあまりありませんが、登って行くにつれて雪が多くなります。
脇にはミズバショウやショウジョウバカマなどが咲き始め、もう少し暖かくなってきたら見頃を迎えそうです。
(沢付近の雪)
見晴に行く間にいくつか沢がありますが、どこもまだ残雪しており渡る際はとても注意が必要です。
渡りきったと思って端を歩いてしまうと踏み抜いてしまいそうなくらい、雪が薄くなっている場所があります。
赤田代付近からは木道を通って歩くことができます。
見晴(尾瀬ヶ原)から尾瀬沼までは白砂湿原と浅湖湿原を通りましたが、こちらは裏燧林道と比べて残雪が少なく木道が出ている部分が多くありました。
(白砂峠)
しかし、白砂峠周辺はまだ残雪しており踏み抜きはありませんが滑りやすくなっているため注意が必要です。
(沼尻平)
尾瀬沼が見える沼尻平では、雪が少なく木道と周辺の湿地も見えていました。
風が強くとても肌寒いのでフリースやダウンジャケット等の防寒具が必要です。
(沼山峠展望台付近)
尾瀬沼から沼山峠の登山道は大江湿原は雪はありませんが、大江湿原を抜けてから沼山峠までは残雪しており、滑りやすくかつ踏み抜きもしやすいのでストックがあると便利です。
かろうじて出ている木道はどこも非常に滑りやすいので、あせらずゆっくり歩きましょう。
6月に入り雪もだいぶ少なくなりました。
ですが、雪が溶けかけている時期が一番危ないともいわれています。
私も何度か雪を踏み抜いてしまい、大アザができました...
体力と天候などと相談し、無理せず登山を楽しんでください!
皆さんこんにちは。
小笠原は梅雨真っただ中といった感じで雨の日々です。
昨年の秋から渇水が続き、父島ではダムの貯水率が20%を切った時期もありましたが、
5月中旬からまとまって雨が降り、ダムの貯水率は100%に達しました!!!
せっかく小笠原に来たのに雨が降っている。何をして過ごそう??
そんな困ったときは、小笠原世界遺産センターにお越しください!
今回は5月17日に堂々オープンした世界遺産センターの内部をご紹介します。
まずは外観から。真新しい立派な建物ですね。
いざ館内へLet Go!!
職員手作りの来館者カウンターがありますので、島民または観光の箱に1つ石を入れてください。
<展示ルーム>
世界自然遺産として認められた小笠原の貴重な生態系や生き物について、
パネルや映像、実物も交えて紹介しています。
外来種の脅威や小笠原の自然を守るための最新の取り組みについても知ることが出来ます。
どなたでも入場できるエリアです。
<保護増殖室>
小笠原の固有のカタツムリとオガサワラハンミョウの飼育をしている部屋です。
一般の方は入れませんが、展示ルームから実際に飼育されているカタツムリを見ることが出来ます。
残念なことに、外来種の侵入により父島ではごく一部の地域を除き固有のカタツムリは
絶滅してしまいました。一般の方が、生きた小笠原の固有のカタツムリを見られるのは
父島でココだけです!!!さらに、運が良ければ飼育作業の様子が見れるかも!?!?
<多目的室>
会議や講演会を行うことができるスペースです。
5月16日の記念講演会では60名以上の方にお越しいただきました。
外来種対策についての映像を上映していることもあります。
<外部の靴洗い場>
靴に付いた泥に外来種が潜んでいるかもしれません!!
外来種を持ち込まない、持ち出さないために靴に付いた泥はしっかり落としましょう。
世界遺産センターの外には一般の方に使っていただける靴洗い場があるので、
山のツアーの前後などにお立ち寄り下さい。
そろそろ雨が上がったみたいなので、島内の巡視に行ってきます。
1回の投稿だけでは世界遺産センターの全貌はご紹介しきれないので、
この続きはまた後日ご紹介しようとおもいます。
これから夏に向け、海も山も美しさを増す小笠原にぜひ遊びにいらして下さい。
世界遺産センターでお待ちしております。