関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
1件の記事があります。
皆さまこんにちは。
佐渡自然保護官事務所の菅野です。
佐渡では野生下のトキのヒナがすくすくと育っています!
▲幼鳥は顔がオレンジ色です
すでに畦などで採餌をしている幼鳥の姿も確認されるようになりました。
「お外デビュー」といったところでしょうか。
この先の成長が楽しみでしかたありません!
さて、「お外デビュー」をしたのは野生下のトキだけではありませんよ!
6/7に第20回放鳥があり、飼育下のトキ20羽が新たに佐渡の空へと飛び出していきました。
放鳥されたトキは3ヶ月前から「順化ケージ」という場所で過ごし、飛翔や採餌など、
野外で生きていくすべを学んできました。
▲順化ケージ内の様子(放鳥終了後に撮影)
今回の放鳥はソフトリリースという方式をとり、順化ケージの扉を開けておくことで
トキが自然に飛び立つのを待ちました。
放鳥する際に私たちアクティブ・レンジャーは何をしていたのかというと・・・
順化ケージから離れたところで、放鳥口から出て行ったトキたちがどこへ飛んでいったのか、
事故などがないかモニタリングできるようモニタリングチームの皆さんと一緒にスタンバイしていました。
▲モニタリングは大ベテランのメンバーも一緒で心強い
順化ケージ内の様子をモニターで確認している職員から「トキが放鳥口近くの池までおりてきました」
と連絡が入ると、「そろそろかな!?」とドキドキしながら順化ケージの方を見守ります。
「飛びました!」
その連絡を受けて、急いでスコープで姿を追います。
▲新規放鳥のトキたち
新規放鳥個体は翼にアニマルマーカーで色がつけられているので、色の組み合わせで
どの個体かを識別することができます。
ケージ外に飛び出したトキの動きは様々で、さっそく枯れ木にとまって休息しはじめたり、
しばらく順化ケージの上をぐるぐる回っていたり。
新規放鳥のトキたちの目に、初めて空から見る佐渡の景色はどう映っていたのでしょう。
地域の方々が温かく見守ってくれる佐渡で、力強く生きていってね!
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
皆さまこんにちは。
佐渡自然保護官事務所の菅野です。
佐渡では野生下のトキのヒナがすくすくと育っています!
▲幼鳥は顔がオレンジ色です
すでに畦などで採餌をしている幼鳥の姿も確認されるようになりました。
「お外デビュー」といったところでしょうか。
この先の成長が楽しみでしかたありません!
さて、「お外デビュー」をしたのは野生下のトキだけではありませんよ!
6/7に第20回放鳥があり、飼育下のトキ20羽が新たに佐渡の空へと飛び出していきました。
放鳥されたトキは3ヶ月前から「順化ケージ」という場所で過ごし、飛翔や採餌など、
野外で生きていくすべを学んできました。
▲順化ケージ内の様子(放鳥終了後に撮影)
今回の放鳥はソフトリリースという方式をとり、順化ケージの扉を開けておくことで
トキが自然に飛び立つのを待ちました。
放鳥する際に私たちアクティブ・レンジャーは何をしていたのかというと・・・
順化ケージから離れたところで、放鳥口から出て行ったトキたちがどこへ飛んでいったのか、
事故などがないかモニタリングできるようモニタリングチームの皆さんと一緒にスタンバイしていました。
▲モニタリングは大ベテランのメンバーも一緒で心強い
順化ケージ内の様子をモニターで確認している職員から「トキが放鳥口近くの池までおりてきました」
と連絡が入ると、「そろそろかな!?」とドキドキしながら順化ケージの方を見守ります。
「飛びました!」
その連絡を受けて、急いでスコープで姿を追います。
▲新規放鳥のトキたち
新規放鳥個体は翼にアニマルマーカーで色がつけられているので、色の組み合わせで
どの個体かを識別することができます。
ケージ外に飛び出したトキの動きは様々で、さっそく枯れ木にとまって休息しはじめたり、
しばらく順化ケージの上をぐるぐる回っていたり。
新規放鳥のトキたちの目に、初めて空から見る佐渡の景色はどう映っていたのでしょう。
地域の方々が温かく見守ってくれる佐渡で、力強く生きていってね!