ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2020年12月15日

2件の記事があります。

2020年12月15日#指定70周年記念 なりきり!ジュニアパークレンジャー!

小林真弥美

みなさん、こんにちは。

奥多摩自然保護官事務所の小林です。

11/7 in 奥多摩

12/5 in 御岳山

にて、70周年記念のジュニアパークレンジャーを無事開催することができました!

今年はこの2日間で、子ども達にレンジャーなりきってもらい、

秩父多摩甲斐国立公園にいる哺乳類の痕跡を探してもらいました!

まずは~~

盛り上がる参加型クイズ!!

「奥多摩に来たことがある?」

「レンジャーはどんな仕事をしてる?」など、

私たち職員がフリップを持ち、参加者の方に移動してもらいながら、自己紹介も兼ねてからだをあっためてもらいました!

次は、、

(親御さんも)ジュニアレンジャーに認定!!

今年は秩父多摩甲斐国立公園が70周年という記念の年のため、

認定と共に、今回の活動で使用するフィールドノートの贈呈式を行いました。

この行事を実施して下さった(株)CESの方がデザインしたテン・・

めっちゃかわいいですね!!

いよいよ外に出て生き物の痕跡を探し・・・・

あ!テンのうんちを発見!

フィールドノートの目盛りを横において、サイズを測ります。

そのサイズ、色、内容物などをこのフィールドノートに忘れないようにメモしてもらいます。

御岳山ではテンのうんちがそこらじゅうにあって、種が入っている物、虫が入っているもの、

クロスズメバチのお腹だけが大量に固まった物もありました!

他にも、

ムササビやリスが食べた、松ぼっくりやスギの実の痕もたくさん見つけ、

どうやって、どの部分を食べているか、じっくり観察してもらいました。

ビジターセンターに入り、もう一度フンや痕跡をじっくり観察しながらスケッチします。

上の写真は、子どもたちが実際に書いてくれたスケッチです!

これからも、国立公園の中だけじゃなく、見つけた色んなものをノートに書きためて、
この生き物たちを守りたい、守ろう!とお友達にどんどん広めてほしいですね。

コロナ禍でどうなるかわかりませんが、来年も実施出来ることを祈っております。

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2020年12月15日【小笠原】小学校1年生マイマイの授業

小笠原国立公園 近藤希

みなさんこんにちは。

初めて小笠原で迎える年越しに今からわくわくしています。小笠原では1月1日に海開きをするので、

私も寒すぎなければ泳ぎ初めしようと思います。

前回の小学校三年生ハンミョウ授業に引き続き、小笠原小学校一年生にマイマイ授業を行いました。

ウスカワマイマイ(外来種)を使って実験をしたり、一人一匹育ててもらったり。

▲細い糸の上を綱渡りできるか実験。固唾をのんで見守ります。

マイマイは注目されて緊張したのか何回か落下したものの、子ども達の応援の甲斐あって無事渡りきれました。

Myウスカワマイマイをゲット!触った後は手を洗うのを忘れずに。

▲みんな思い思いのエサをあげていました。

最終回は世界遺産センターで固有のマイマイについて学んでもらいました。

子ども達の興味は尽きることがありません。

▲街中で拾ったタコノキの葉には小笠原固有種のノミガイ(トライオンノミガイ)が暮らしています。

大きさはなんと2~3ミリ!

子ども達が大人になっても、またその子ども達の代にも、マイマイを始めとする小笠原の貴重な動植物を引き継いでいかなければなりません。

みんなの住んでいる父島のマイマイは、今どのような状況なのか?

なぜ守っていかなくてはならないのか?

私達にできることは何なのか?

少しでも伝わっていれば嬉しいです。

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