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【開催報告】「環境白書を読む会」inかなざわ(白書説明会)
2005.08.03 北越地区環境対策調査官事務所
環境省では、白書の内容を広く国民に普及させ、環境保全に関する意識の啓発を図るため、東京のほか全国9カ所で「環境白書を読む会」(白書説明会)を開催しています。
北越地区環境対策調査官事務所では、去る7月21日(木)金沢市内の石川県県民エコステーションで「『環境白書を読む会』inかなざわ」を開催しました。
今回の白書は、公害白書から数えて37回目で、総説のテーマは「脱温暖化-“人”と“しくみ”づくりで築く新時代」です。本年2月に京都議定書が発効し、脱温暖化社会の構築に向けた取組を一層強力に進めていくことが必要であること、そのため、環境保全に自発的に取り組む「人づくり」と社会全体で環境保全を進めるための「しくみづくり」を車の両輪として進めていくことが重要であることなどを訴えています。
また、特定の外来生物が引き起こす生態系への影響、人の生命・身体への影響、農林水産業への影響が日常生活に密着した問題であり、国民の皆様に一人一人のご理解と適切な対応が求められていることから、今回の環境白書を読む会にあわせて「外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)」について「外来生物による被害」、「外来生物法の目的、制度の内容(規制・防除・各種手続きの内容)」、「外来生物被害予防三原則」などの解説も行いました。
当日、会場には定員いっぱいの約50名の方に参加していただき、環境白書をまとめた執筆者や外来生物法担当者からの解説を熱心に聴き入っていました。 また、解説後の質疑応答においては、多数の参加者との活発な意見交換が行われ、大変有意義な会となりました。
開催の様子



