報道発表資料

2016年09月08日

いしかわ動物園におけるトキの一般公開について

平成28年9月8日(木)

関東地方環境事務所

所    長 笠井 俊彦

野生生物課長 澤  邦之

(℡:048-600-0817)

トキの分散飼育施設であるいしかわ動物園(石川県能美市)において、トキが一般公開されることとなりました。

一般公開の対象とするトキは、いしかわ動物園で飼育中の5羽のトキ(№33、№52、№584、№599、№602)です。

なお、公開開始日は未定であり、決まり次第追って石川県から発表する予定です。

1.一般公開の目的

野生下のトキの個体数増加に伴い、今後も本州へ飛来していくことが想定されることから、トキとの共生を先進的に進める佐渡の取組を紹介するとともに、より多くの国民にトキの生態等を理解してもらうために行うもの。分散飼育地における一般公開により、トキの野生復帰や分散飼育の意義等について、広く国民の理解を深める機会となることが期待される。

2.公開を実施する場所

いしかわ動物園内の公開展示施設

3.公開するトキ

   一般公開する個体については、「分散飼育地におけるトキの一般公開にあたっての諸条件及び手続き」(以下「公開基準」という。)に基づき、環境省、佐渡トキ保護センター及び石川県により協議した結果、以下の選定理由により現在、いしかわ動物園で分散飼育されている№33、№52(Iペア)及び№584、№599、№602を公開する個体として選定する。

  (1)№33、№52 (Iペア)の選定理由

① 近年の繁殖成績等を踏まえ、公開基準第2トキの一般公開にあたっての諸条件(2)公開する個体について「イ)繁殖ケージの収容量と繁殖計画の関係から繁殖ペアの対象としない個体(又は繁殖の優先度が高くないペア)」に該当。

No.33 オス 15才(H13年5月19日生)

No.52 メス 13才(H15年5月2日生)

   

② 石川県での分散飼育開始当初(H22.1.8)からのペアで、いしかわ動物園の環境及び同園飼育員に馴れており、事故のリスクが少なく安全性が高い。また、長距離移送のリスクもない。

(2)№584、№599、№602 の選定理由

① 公開基準第2トキの一般公開にあたっての諸条件(2)公開する個体について「エ)分散飼育地で繁殖した個体で佐渡トキ保護センターに返送するまでの間(一時措置)」に該当。 

 ・個体の情報

   №584 ⇒ AUペア※1からH28.4.23生、メス

          

          

   №599 ⇒ AWペア※2からH28.5.6生、オス

          

   №602 ⇒ AUペア※1からH28.5.11生、オス

         

※1 AUペア(H24いしかわ動物園でペア形成)  

オス No.333 5才(H23年5月12日生)

メス No.139 9才(H19年4月23日生)

※2 AWペア(H25いしかわ動物園でペア形成)

オス No.322 5才(H23年5月2日生)

メス No.401 4才(H24年5月10日生)

  

② 生まれたときからいしかわ動物園の環境及び同園飼育員に馴れており、事故リスクが少なく安全性が高い。また、長距離移送のリスクもない。

【参考】

※「分散飼育地におけるトキの一般公開にあたっての諸条件及び手続き」抜粋

第2 トキの一般公開にあたっての諸条件

(2)公開する個体について

公開する個体については、佐渡トキ保護センター(復帰ステーション含む)と各

分散飼育地を併せた全体のケージ収容力、飼育・繁殖計画、放鳥計画、以下のア)~エ)に示す公開候補の個体数等を勘案し、分散飼育地の希望を確認した上で、環境省、佐渡トキ保護センター及び公開希望の分散飼育地で協議のうえ選定する。

なお、(3)ただし書きに記されているように、現有の飼育繁殖施設を活用して飼育中のトキを公開する場合は、これに拘わらない。

ア)放鳥・繁殖に適さない個体(又は放鳥・繁殖の優先度が高くない個体)

イ)繁殖ケージの収容量と繁殖計画の関係から、繁殖ペアの対象としない個体

(又は繁殖の優先度が高くない繁殖ペア)

ウ)雌雄のバランスの問題による余剰個体

エ)分散飼育地で繁殖した個体で佐渡トキ保護センターに返送するまでの間(一時措置)

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