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関東地方環境事務所

報道発表資料

2017年03月30日
  • 報道発表

(お知らせ)富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業"富士山がある風景100選"の決定について

富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業実行委員会は、より多くの人々に富士箱根伊豆国立公園の美しい自然に親しみをもっていただくため、富士箱根伊豆国立公園とその周辺地域から、代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定することとしました。
これを受けて、環境省と富士箱根伊豆国立公園関係自治体では関連する富士山の展望地を104ヶ所選定し、このたび"富士山がある風景100選"として決定しました。 今後、実行委員会により指定80周年記念宣言で誓った取り組みの一環として、国立公園が守り伝えてきた日本の素晴らしさを国内外に発信していきます。

1.主催者

富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業実行委員会所属機関

関東地方環境事務所、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、小田原市、南足柄市、箱根町、湯河原町、富士吉田市、身延町、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町、沼津市、熱海市、三島市、富士宮市、伊東市、富士市、御殿場市、下田市、裾野市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、小山町

※なお、富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業実行委員会は、平成29年2月27日の会合をもって、解散しました。

2.経緯と概要  

富士箱根伊豆国立公園は昭和11年2月に富士箱根国立公園として指定され、その後、伊豆半島地域、伊豆諸島地域を編入し、現在に至っています。平成28年2月に指定80周年を迎えるにあたり、環境省と富士箱根伊豆国立公園に属する都県・市町村による組織を立ち上げ、80年に渡る歴史・果たしてきた役割・これまでの取組を振り返り、また将来の国立公園のあり方について理解を深めていただくことを目的に記念事業を実施してきました。
このたび、この事業の一環として、特に日本のシンボルでもある富士山の魅力「優れた風景と自然、それに根差した文化」をより感じていただけるような展望地を選定しました。
多くの皆様に、富士箱根伊豆国立公園が誇る美しい自然と富士山、ダイヤモンド富士などの特徴的な風景、浮世絵等の芸術作品の題材となった風景等の素晴らしさを知っていただき、富士箱根伊豆国立公園に足を運んでいただく機会となることを期待しています。

3.「富士山がある風景100選」について

富士山がある風景100選バナー

(1)目的

国内外の観光客に、富士山を東西南北から、山・海・湖などの多様な自然景観とともに、そして文化的な資源とともに眺望することにより、日本の自然やそこに息づく文化を深く感じてもらうことを目的とする。

(2)対象範囲・選定箇所数

富士箱根伊豆国立公園に属する市町村・104箇所(概要は別添のとおり)

別添「"富士山がある風景100選"リスト」 [PDF 451KB]

別添「"富士山がある風景100選"位置図」 [PDF 251KB]

別添「"富士山がある風景100選"写真一覧」 [PDF 2,478KB]

(3)選定に当たっての基本的な考え方(詳細は別添のとおり)

<富士箱根伊豆国立公園とその周辺地域において>
  1. 富士山が見えること。
  2. 特徴的な展望地である。 ア)自然環境、イ)文化環境、ウ)著名である
  3. 展望が優れている。
  4. アクセスが容易であるまたはアクセスを楽しむことができる。
  5. 代表的な展望地である。

別添「"富士山がある風景100選"運用規程」 [PDF 310KB]

(4)今後の取組

今般、環境省の富士箱根伊豆国立公園のホームページに"富士山がある風景100選"の情報を掲載したのでお知らせします。
また、引き続き、富士山の展望地を巡り日本の自然や文化に親しんでもらうことを、現代の富士山の遙拝の一つとして提案し、国立公園の適正な利用を推進する取り組みの一環として、来訪者にその魅力やアクセス情報等を発信していきます。

富士箱根伊豆国立公園"富士山がある風景100選"ページ

4.参考

■ 問い合わせ先
箱根自然環境事務所(担当:山岸・吉田)
TEL 0460-84-8727 FAX 0460-84-9349 
E-mail:NCO-HAKONE..env.go.jp
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