第19回放鳥に向けた野生復帰ステーション順化ケージでのトキの訓練開始について

平成３０年６月２１日（木）

関東地方環境事務所

所長　笠井　俊彦

野生生物課長　横田　寿男

(℡：048-600-0817)

佐渡自然保護官事務所

首席自然保護官若松　徹

(℡：0259-22-3372)

　第１９回目の放鳥となる平成３０年秋の放鳥に向けて、飛翔・採餌等の能力を身につけるための訓練を佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにおいて開始しましたのでお知らせ致します。

〈訓練候補個体の年齢と性別〉

　　　　　　　　　　　　　オス　　　メス

2012年生まれ（６歳）　　　３羽　　　０羽

2014年生まれ（４歳）　　　１羽　　　０羽

2015年生まれ（３歳）　　　３羽　　　０羽

2016年生まれ（２歳）　　　２羽　　　０羽

2017年生まれ（１歳）　　１１羽　　０羽

　　　　　　　　小計　　２０羽　　０羽　　　　　　合計　２０　羽

※第13回トキ野生復帰検討会で承認されました放鳥計画に基づき、野生下のトキの遺伝的多様性の確保や雌雄
　割合等を考慮して、放鳥候補個体を選定しています。

※なお、中国から2007年に供与されたホアヤン及びイーシュイの孫にあたる個体は、９羽（368Y、380Y、
　389Y、493Y、547Y、611BK、637BO、642AW、644BO）です。

　　8:30　捕獲作業開始（野生復帰ステーション）

　　8:45　野生復帰ステーション管理棟へトキを運び込み

　　9:00　野生復帰ステーション管理棟内で訓練開始個体の計測作業、個体識別のための足環装着・羽根の着色
　　　　　作業の実施
　　10:49 順化ケージ内へリリース

（訓練開始個体一覧）

※新番号350は、旧番号635ALをあてる予定であったが負傷していたことから旧番号636ALをあてている。