第21回放鳥に向けた野生復帰ステーション順化ケージでのトキの訓練開始について

令和元年６月25日（火）

関東地方環境事務所

所長　牧谷　邦昭

野生生物課長　横田　寿男

(℡：048-600-0817)

佐渡自然保護官事務所

首席自然保護官澤栗　浩明

(℡：0259-22-3372)

　第21回目の放鳥となる令和元年9月下旬頃の放鳥に向けて、飛翔・採餌等の能力を身につけるための訓練を佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにおいて開始しましたのでお知らせします。

　〈訓練候補個体の年齢と性別〉

　　　　　　　　　　　　　オス　　メス

2016年生まれ（３歳）　　　１羽　３羽

2017年生まれ（２歳）　　　２羽　４羽

2018年生まれ（１歳）　　　８羽　０羽

　　　　　　　　　小計　１１羽　７羽　　　　　　合計　１８　羽

※第15回トキ野生復帰検討会で承認された放鳥計画に基づき、野生下のトキの遺伝的多様性の確保等を考慮して、放鳥候補個体を選定しています。

※なお、中国から2007年に供与されたホアヤン及びイーシュイの系統にあたる個体は、９羽（584AU, 593AL, 632AN, 661BM, 672BE, 674BE, 680BE, 685BE, 707AW）です。

　　８:40　訓練開始個体の計測作業、個体識別のための足環装着・羽根の着色作業の実施

　　10:47 順化ケージ内へリリース

（訓練候補個体一覧）