報道発表資料
2019年02月13日
- 報道発表
平成30年度 尾瀬国立公園入山者数について
平成31年2月13日(水) 環境省関東地方環境事務所 次 長 田村 省二 問合先(群馬県域)片品自然保護官事務所 庄司 亜香音 (Tel:0278-58-9145) (福島県域)檜枝岐自然保護官事務所 内海 真弓 (Tel:0241-75-7301) |
関東地方環境事務所では、尾瀬国立公園の入山者数の動向を把握するため、主要な入山口に登山者カウンターを設置して、入山者数の推計を行っています。 計測の結果、平成30年5月~10月の入山者数は、約27万人でした。 |
1.入山者数
平成30年度尾瀬国立公園への入山者数は約269,700人(対前年比94.8%)、そのうち、尾瀬ヶ原及び尾瀬沼方面への入山者数は約250,400人(対前年比94.0%)であった。
※尾瀬ヶ原及び尾瀬沼方面への入山者数は、沼山口、御池口、大清水口及び鳩待口(尾瀬ヶ原方面、至仏山方面、アヤメ平方面)の合計。
※入山者数の推計は、登山者カウンターのデータを周辺施設の利用状況等により補正。
【入山者数に影響を与えたと考えられる要因】
今年は雪解けが早くミズバショウの見頃が早まったため、最も入山者数の多い6月の入山者数が前年度から約11,000人減少した。また、7~9月の土日及び連休(特に入山者割合の高い土曜日)に雨が多かったことから、全体の入山者数は平成29年度より減少した。
一方で、ミズバショウの見頃が早まり、早期の入山が促された結果、5月の入山者数は平成29年度よりも約6,000人多くなった(対前年度比155.1%)
2.入山口毎の入山者数割合
最も入山者数が多かった入山口は、鳩待口(尾瀬ヶ原方面)の約58.7%で、次いで沼山口の約18.8%であった。
3.月別入山者数割合
シーズンを通した入山者数割合は、例年どおりミズバショウが見頃の6月とニッコウキスゲやワタスゲ等の湿原植物が見頃の7月で半数を占めた。
4.曜日別の入山者数割合(尾瀬ヶ原及び尾瀬沼方面のみ)
土日に入山する割合は約43.6%であり、昨年度(約45.1%)に比べやや減少した。