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関東地方環境事務所

報道発表資料

2020年02月07日
  • 報道発表

令和元年度 尾瀬国立公園入山者数について

令和2年2月7日(金)
環境省関東地方環境事務所 国立公園課長 髙村 幸夫

問合先

(群馬県域)片品自然保護官事務所 庄司 亜香音
(Tel:0278-58-9145)    
(福島県域)檜枝岐自然保護官事務所 桑原 大
(Tel:0241-75-7301)

 関東地方環境事務所では、尾瀬国立公園の入山者数の動向を把握するため、主要な入山口に登山者カウンターを設置して、入山者数の推計を行っています。
 計測の結果、令和元年5月~10月の入山者数は約25万人でした。

1.入山者数

令和元年度尾瀬国立公園への入山者数は約247,700人(対前年比91.9%)、そのうち、尾瀬ヶ原及び尾瀬沼方面への入山者数は約232,100人(対前年比92.7%)であった。

※尾瀬ヶ原及び尾瀬沼方面への入山者数は、沼山口、御池口、大清水口及び鳩待口(尾瀬ヶ原方面、至仏山方面、

アヤメ平方面)の合計。

※入山者数の推計は、登山者カウンターのデータを周辺施設の利用状況等により補正。

【入山者数に影響を与えたと考えられる要因】

例年では入山者数の多い6月及び7月の入山者数が前年度から約20,000人減少し、10月の入山者数も約8,000人減少したことから、平成30年度より全体の入山者数が減少した。この要因としては、6~7月の土日及び連休に雨が多かったことや10月に襲来した台風19号の影響等が考えられる。

2.入山口毎の入山者数割合

 最も入山者数が多かった入山口は、鳩待口(尾瀬ヶ原方面)の約58.7%で、次いで沼山口の約19.3%であった。

3.月別入山者数割合

  シーズンを通した入山者数割合は、例年どおりミズバショウが見頃の6月とニッコウキスゲやワタスゲ等の湿原植物が見頃の7月で半数近くを占めたが、6~7月の土日及び連休に雨が多かったことから、その割合は昨年度の約50.2%から約46.4%へ減少した。一方で、土日及び連休に雨が少なかった8月の割合が約15.1%から約19.0%へ増加した。

4.曜日別の入山者数割合(尾瀬ヶ原及び尾瀬沼方面のみ)

土日に入山する割合は約42.3%であり、昨年度(約43.6%)に比べやや減少した。

  

5.資料

  ・令和元年度 尾瀬国立公園 入山者数 「表とグラフ」

  ・登山者カウンター設置場所

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