報道発表資料
2023年03月07日
- 報道発表
第28回放鳥に向けた野生復帰ステーション順化ケージでの トキの訓練開始について
令和5年6月上旬頃に実施する第28回放鳥に向けて、本日、トキ16羽を佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージに移動し、飛翔、採餌等の能力を身につける順化訓練を開始しましたのでお知らせします。
今回は、2022年に野生下で保護された個体(1羽)を含めて順化訓練を開始しました。
今回は、2022年に野生下で保護された個体(1羽)を含めて順化訓練を開始しました。
1.訓練を開始した個体
<訓練個体の年齢と性別>
オス メス
2017年生まれ(6歳) 0羽 1羽
2021年生まれ(2歳) 0羽 7羽
2022年生まれ(1歳) 7羽 1羽
小計 7羽 9羽 合計 16羽
※第22回トキ野生復帰検討会に報告した放鳥計画に基づき、野生下のトキの遺伝的多様性の確保等を考慮して、訓練個体を選定しています。
※中国から2018年に供与された関関(グワングワン)の系統にあたる個体は6羽(828CL,870CL,871CL,876CL,879CL,881CL)です。
また、2007年に供与された華陽(ホワヤン)及び溢水(イーシュイ)の系統又は華陽若しくは溢水のいずれか一方 の系統にあたる個体は、15羽(638AM,814BX,816BT,818CG,825CH,828CL,848BS,850BS,854BE,855BE,870CL,871CL,876CL,879CL,881CL)です。
※訓練候補個体だったC76は、足環装着作業時に獣医師が健康状態を確認した結果、右足の負傷が確認されたため、訓練個体から外しました。
オス メス
2017年生まれ(6歳) 0羽 1羽
2021年生まれ(2歳) 0羽 7羽
2022年生まれ(1歳) 7羽 1羽
小計 7羽 9羽 合計 16羽
※第22回トキ野生復帰検討会に報告した放鳥計画に基づき、野生下のトキの遺伝的多様性の確保等を考慮して、訓練個体を選定しています。
※中国から2018年に供与された関関(グワングワン)の系統にあたる個体は6羽(828CL,870CL,871CL,876CL,879CL,881CL)です。
また、2007年に供与された華陽(ホワヤン)及び溢水(イーシュイ)の系統又は華陽若しくは溢水のいずれか一方 の系統にあたる個体は、15羽(638AM,814BX,816BT,818CG,825CH,828CL,848BS,850BS,854BE,855BE,870CL,871CL,876CL,879CL,881CL)です。
※訓練候補個体だったC76は、足環装着作業時に獣医師が健康状態を確認した結果、右足の負傷が確認されたため、訓練個体から外しました。
2.本日の作業概要
午前8時38分 計測作業及び訓練個体の個体識別のための羽着色作業を開始
※足環装着作業は3月6日(月)に実施済
午前10時15分 順化ケージ内へリリース
※足環装着作業は3月6日(月)に実施済
午前10時15分 順化ケージ内へリリース
3.今後の予定
3か月程度の訓練後に放鳥する予定です。放鳥の日程等は訓練状況等を踏まえて決定します。