報道発表資料
2023年05月16日
第28回トキ放鳥に向けた訓練個体の収容について
佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにおいて3月7日(火)から順化訓練を行ってきたトキ1羽について、脚の負傷により5月15日(月)に順化ケージから収容ケージへ収容したため、お知らせします。
1 収容した個体
No.496(2022年出雲市トキ分散飼育センター生まれ、1歳オス)
2 経過
当該個体は、5月30日(火)から実施予定の第28回放鳥に向けて、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにおいて3月7日(火)から順化訓練を行ってきた個体です。
3月8日(水)午前7時15分頃、飼育員が同ステーション管理棟のモニターカメラで順化ケージ内の状況を確認したところ、当該個体が左脚を痛めた可能性があり、また、前頭部左側に外傷があることを確認しました。当該個体は飛翔可能だったため経過観察してきましたが、左脚の負傷が十分に回復していないことから、5月15日(月)午前11時45分頃に同個体を捕獲し、午後0時頃に収容ケージへ収容しました。同個体の訓練の再開は困難です。
3月8日(水)午前7時15分頃、飼育員が同ステーション管理棟のモニターカメラで順化ケージ内の状況を確認したところ、当該個体が左脚を痛めた可能性があり、また、前頭部左側に外傷があることを確認しました。当該個体は飛翔可能だったため経過観察してきましたが、左脚の負傷が十分に回復していないことから、5月15日(月)午前11時45分頃に同個体を捕獲し、午後0時頃に収容ケージへ収容しました。同個体の訓練の再開は困難です。
3 第28回放鳥に向けた訓練について
当該個体の収容により、訓練個体はオス6羽、メス7羽の計13羽となりました。今後は、これら13羽により5月30日(火)から実施予定の第28回放鳥に向けた訓練を継続します。
お問い合わせ先
関東地方環境事務所
野生生物課長 千葉 康人
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 澤栗 浩明
(℡:0259-22-3372)
野生生物課長 千葉 康人
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 澤栗 浩明
(℡:0259-22-3372)