報道発表資料
2023年05月16日
第28回トキ放鳥の日程等について
佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージで3月7日(火)から野生復帰のための順化訓練を行ってきた13羽のトキについて、5月30日(火)から順化ケージの放鳥口を開放して放鳥する予定ですので、お知らせします。
今回は2022年に野生下で保護された個体(1羽)を含めて放鳥する予定です。
今回は2022年に野生下で保護された個体(1羽)を含めて放鳥する予定です。
1 放鳥予定個体
オス メス
2021年生まれ(2歳) 0羽 6羽
2022年生まれ(1歳) 6羽 1羽
小計 6羽 7羽 合計 13羽
2021年生まれ(2歳) 0羽 6羽
2022年生まれ(1歳) 6羽 1羽
小計 6羽 7羽 合計 13羽
2 放鳥口の開放日と場所
日付 令和5年5月30日(火)~
場所 佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション順化ケージ(佐渡市新穂正明寺)
場所 佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション順化ケージ(佐渡市新穂正明寺)
3 方法
・順化ケージから直接トキが野外に出て行くソフトリリース方式により放鳥します。
・原則として毎日午前6時頃に放鳥口を開放し、午後3時頃に放鳥口を閉鎖します。
※天候等によって放鳥口の開放を延期・中止することがあります。平均風速6m以上の場合はトキがうまく飛べないため中止します。
・原則として毎日午前6時頃に放鳥口を開放し、午後3時頃に放鳥口を閉鎖します。
※天候等によって放鳥口の開放を延期・中止することがあります。平均風速6m以上の場合はトキがうまく飛べないため中止します。
4 取材について
取材については下記の扱いとさせて頂きます。ご理解とご協力をお願いします。
(1) 順化ケージ周辺への立入
トキへの影響を避けるため、順化ケージ周辺に立ち入らないでください。
(2) 放鳥口開放作業の取材
放鳥初日のみ、順化ケージの放鳥口を開ける作業について現地での撮影を行うことができます(トキは見えません)。
取材にあたっては以下の内容を遵守してください。
・撮影場所が狭いため、放鳥口開放作業の撮影は各社1名としてください。
・環境省が設定する取材ライン(放鳥口から約40m)を越えないでください。
・大きな声・物音を出さないでください。
・照明・ライト・傘等は使用しないでください。
・放鳥口の開放作業終了後、速やかに撮影場所から退去してください。
・現場では職員の指示に従ってください。
(3) 放鳥初日の会議室の開放
放鳥初日は午前5時20分頃から放鳥口閉鎖までの間、野生復帰ステーション会議室を報道関係者に開放します。
会議室にはモニター1台を設置し、放鳥口の状況を確認できるようにします。
(1) 順化ケージ周辺への立入
トキへの影響を避けるため、順化ケージ周辺に立ち入らないでください。
(2) 放鳥口開放作業の取材
放鳥初日のみ、順化ケージの放鳥口を開ける作業について現地での撮影を行うことができます(トキは見えません)。
取材にあたっては以下の内容を遵守してください。
・撮影場所が狭いため、放鳥口開放作業の撮影は各社1名としてください。
・環境省が設定する取材ライン(放鳥口から約40m)を越えないでください。
・大きな声・物音を出さないでください。
・照明・ライト・傘等は使用しないでください。
・放鳥口の開放作業終了後、速やかに撮影場所から退去してください。
・現場では職員の指示に従ってください。
(3) 放鳥初日の会議室の開放
放鳥初日は午前5時20分頃から放鳥口閉鎖までの間、野生復帰ステーション会議室を報道関係者に開放します。
会議室にはモニター1台を設置し、放鳥口の状況を確認できるようにします。
5 放鳥後の情報提供
放鳥終了後に放鳥実施結果について発表します。放鳥に2日以上かかる場合は途中経過を発表します。関連する映像・写真が得られた場合は併せて提供します。
<参考情報>
<参考1:リリース方式の概要と特長>
①ハードリリース方式
順化訓練後のトキを放鳥場所に移動し、直ちに放鳥する方式。既存の群れサイズの拡大とトキの分布拡大を促すことを目的とする。
②ソフトリリース方式
放鳥場所で飼育し、トキが環境に順化したのちに放鳥する方式。分散を抑制し、放鳥場所周辺での群れ形成を目的とする。
<参考2:これまでの放鳥結果>
第1回放鳥:平成20年9月25日 10羽(オス5羽、メス5羽)
第2回放鳥:平成21年9月29日~10月3日 19羽(オス8羽、メス11羽)
第3回放鳥:平成22年11月1日~6日 13羽(オス8羽、メス5羽)
第4回放鳥:平成23年3月10日~13日 18羽(オス10羽、メス8羽)
第5回放鳥:平成23年9月27日~28日 18羽(オス11羽、メス7羽)
第6回放鳥:平成24年6月8日~10日 13羽(オス10羽、メス3羽)
第7回放鳥:平成24年9月28日~10月1日 17羽(オス3羽、メス14羽)
第8回放鳥:平成25年6月7日~10日 17羽(オス13羽、メス4羽)
第9回放鳥:平成25年9月27日~29日 17羽(オス3羽、メス14羽)
第10回放鳥:平成26年6月6日 17羽(オス11羽、メス6羽)
第11回放鳥:平成26年9月26日~28日 18羽(オス4羽、メス14羽)
第12回放鳥:平成27年6月5日 19羽(オス15羽、メス4羽)
第13回放鳥:平成27年9月25日 19羽(オス2羽、メス17羽)
第14回放鳥:平成28年6月10日~13日 18羽(オス16羽、メス2羽)
第15回放鳥:平成28年9月23日~24日 19羽(オス5羽、メス14羽)
第16回放鳥:平成29年6月2日~4日 18羽(オス8羽、メス10羽)
第17回放鳥:平成29年9月22日 19羽(オス14羽、メス5羽)
第18回放鳥:平成30年6月8日 19羽(オス11羽、メス8羽)
第19回放鳥:平成30年10月15日~16日 19羽(オス19羽、メス0羽)
第20回放鳥:令和元年6月7日 20羽(オス14羽、メス6羽)
第21回放鳥:令和元年9月27日、10月2日~3日 17羽(オス11羽、メス6羽)
第22回放鳥:令和2年6月5日 18羽(オス11羽、メス7羽)
第23回放鳥:令和2年9月18日、24日 16羽(オス8羽、メス8羽)
第24回放鳥:令和3年6月5日、9日 17羽(オス4羽、メス13羽)
第25回放鳥:令和3年9月17日、28日~29日 14羽(オス10羽、メス4羽)
第26回放鳥:令和4年6月7日~10日 17羽(オス5羽、メス12羽)
第27回放鳥:令和4年9月21日、9月29日~10月1日 16羽(オス13羽、メス3羽)
合計 462羽(オス252羽、メス210羽)
<参考3:訓練個体一覧>
①ハードリリース方式
順化訓練後のトキを放鳥場所に移動し、直ちに放鳥する方式。既存の群れサイズの拡大とトキの分布拡大を促すことを目的とする。
②ソフトリリース方式
放鳥場所で飼育し、トキが環境に順化したのちに放鳥する方式。分散を抑制し、放鳥場所周辺での群れ形成を目的とする。
<参考2:これまでの放鳥結果>
第1回放鳥:平成20年9月25日 10羽(オス5羽、メス5羽)
第2回放鳥:平成21年9月29日~10月3日 19羽(オス8羽、メス11羽)
第3回放鳥:平成22年11月1日~6日 13羽(オス8羽、メス5羽)
第4回放鳥:平成23年3月10日~13日 18羽(オス10羽、メス8羽)
第5回放鳥:平成23年9月27日~28日 18羽(オス11羽、メス7羽)
第6回放鳥:平成24年6月8日~10日 13羽(オス10羽、メス3羽)
第7回放鳥:平成24年9月28日~10月1日 17羽(オス3羽、メス14羽)
第8回放鳥:平成25年6月7日~10日 17羽(オス13羽、メス4羽)
第9回放鳥:平成25年9月27日~29日 17羽(オス3羽、メス14羽)
第10回放鳥:平成26年6月6日 17羽(オス11羽、メス6羽)
第11回放鳥:平成26年9月26日~28日 18羽(オス4羽、メス14羽)
第12回放鳥:平成27年6月5日 19羽(オス15羽、メス4羽)
第13回放鳥:平成27年9月25日 19羽(オス2羽、メス17羽)
第14回放鳥:平成28年6月10日~13日 18羽(オス16羽、メス2羽)
第15回放鳥:平成28年9月23日~24日 19羽(オス5羽、メス14羽)
第16回放鳥:平成29年6月2日~4日 18羽(オス8羽、メス10羽)
第17回放鳥:平成29年9月22日 19羽(オス14羽、メス5羽)
第18回放鳥:平成30年6月8日 19羽(オス11羽、メス8羽)
第19回放鳥:平成30年10月15日~16日 19羽(オス19羽、メス0羽)
第20回放鳥:令和元年6月7日 20羽(オス14羽、メス6羽)
第21回放鳥:令和元年9月27日、10月2日~3日 17羽(オス11羽、メス6羽)
第22回放鳥:令和2年6月5日 18羽(オス11羽、メス7羽)
第23回放鳥:令和2年9月18日、24日 16羽(オス8羽、メス8羽)
第24回放鳥:令和3年6月5日、9日 17羽(オス4羽、メス13羽)
第25回放鳥:令和3年9月17日、28日~29日 14羽(オス10羽、メス4羽)
第26回放鳥:令和4年6月7日~10日 17羽(オス5羽、メス12羽)
第27回放鳥:令和4年9月21日、9月29日~10月1日 16羽(オス13羽、メス3羽)
合計 462羽(オス252羽、メス210羽)
<参考3:訓練個体一覧>
旧番号 | 新番号 | 性別 | 生まれ年 | 歳 | 生まれた場所 | 系統 | ||
関関 | 華陽・ 溢水 |
|||||||
854 | BE | 493 | ♂ | 2022 | 1 | 野生復帰ステーション | ○ | |
855 | BE | 494 | ♂ | 2022 | 1 | 野生復帰ステーション | ○ | |
870 | CL | 495 | ♂ | 2022 | 1 | 出雲市トキ分散飼育センター | ○ | ○ |
876 | CL | 497 | ♂ | 2022 | 1 | 出雲市トキ分散飼育センター | ○ | ○ |
879 | CL | 498 | ♂ | 2022 | 1 | 出雲市トキ分散飼育センター | ○ | ○ |
881 | CL | 499 | ♂ | 2022 | 1 | 出雲市トキ分散飼育センター | ○ | ○ |
814 | BX | 501 | ♀ | 2021 | 2 | 野生復帰ステーション | ○ | |
816 | BT | 502 | ♀ | 2021 | 2 | 佐渡トキ保護センター | ○ | |
818 | CG | 503 | ♀ | 2021 | 2 | 野生復帰ステーション | ○ | |
828 | CL | 505 | ♀ | 2021 | 2 | 出雲市トキ分散飼育センター | ○ | ○ |
848 | BS | 506 | ♀ | 2021 | 2 | 多摩動物公園 | ○ | |
850 | BS | 507 | ♀ | 2021 | 2 | 多摩動物公園 | ○ | |
883 | 野生 | C91 | ♀ | 2022 | 1 | 野外 | - | 不明 |
お問い合わせ先
関東地方環境事務所
野生生物課長 千葉 康人
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 澤栗 浩明
(℡:0259-22-3372)
野生生物課長 千葉 康人
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 澤栗 浩明
(℡:0259-22-3372)