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関東地方環境事務所

報道発表資料

2024年08月22日
  • 報道発表

第31回トキ放鳥の日程について

 佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにて6月27日(木)から野生復帰に向けた順化訓練を行ってきた16羽のトキについて、9月22日(日)から放鳥を開始することとなりましたのでお知らせいたします。
今回はハードリリース方式での放鳥及び放鳥場所に設置した仮設ケージからの放鳥を行います。

1 放鳥予定個体

 別紙1及び2のとおり

2 仮設ケージからの放鳥

 野生復帰ステーションで順化訓練したトキを放鳥場所に設置した仮設ケージで約2週間飼育してから放鳥します。放鳥場所で飼育することにより、トキが放鳥場所に慣れて放鳥後に放鳥場所に留まることを期待しています。

(1)仮設ケージへの移動及び飼育の開始
  ①日時・場所
   日時 令和6年9月5日(木) 10時30分開始予定
      ※天候等によって延期・中止する場合があります。
   場所 佐渡市(大佐渡山地)

  ②方法
    野生復帰ステーションで順化訓練したトキ(8羽予定)を仮設ケージに移動し、放鳥日まで仮設ケージの中で飼育します。
    仮設ケージでの飼育期間中は飼育員が給餌及び観察を行います。
 
  ③取材について
    下記の扱いとさせていただきます。
    ⅰ)事前登録
      取材を希望する社は、8月30日(金)までに社名、取材に来られる人数、担当者及び担当者の連絡先(電話番号及びメールアドレス)を
     佐渡自然保護官事務所までメールで連絡して下さい。後日、集合場所及び集合時間等をメールにてお知らせいたします
      十分な駐車スペースがないため、車で来られる場合は各社1台までとさせていただきます。
 
      佐渡自然保護官事務所 メール:RO-SADO2@env.go.jp
 
    ⅱ)取材について
      現場で職員が指定する場所で取材を行うことができます。取材にあたっては、以下の内容を遵守してください。
      ・職員の指示に従ってください。
      ・職員が指定する場所以外には立ち入らないでください。
      ・大きな声・物音を出さないで下さい。
      ・照明、傘は使用しないで下さい。
       放鳥するトキに影響があると考えられるものを使用している場合は、職員から使用しないようにお願いすることがあります。
      ・水田や畔には入らないでください。
      ・ヘビ、ハチ等にご注意ください。
      ・お手洗いはありません。 

      仮設ケージで飼育するトキの安全確保及び仮設ケージを設置している場所は住民が管理する水田であることから、
     報道にあたっては以下の内容を遵守してください
      ・仮設ケージの詳細な場所は報道しないでください。
      ・仮設ケージの設置場所には立ち入らないよう周知をお願いします。 

    ⅲ)仮設ケージへの移動後の情報提供
      仮設ケージへの移動作業終了後に、作業の様子を撮影した映像及び写真を提供します。
 
(2)仮設ケージからの放鳥
   ・令和6年9月22日(日)に「3 放鳥箱からの放鳥(ハードリリース方式)」での放鳥終了後、仮設ケージの入り口を開放し、放鳥します。
   ・9月22日(日)に全羽放鳥できなかった場合は、15時に仮設ケージの入り口を閉め、翌日23日(月)早朝に仮設ケージの入り口を開放します。
    全羽放鳥するまで、この作業を継続します。
   当日の取材及び取材の事前登録は「3(5)取材について」のとおりです。取材は9月22日(日)のみ可能です。

3 放鳥箱からの放鳥(ハードリリース方式)

(1)放鳥日と放鳥場所
   日時 令和6年9月22日(日)(予備日:9月23日(月・祝)) 9時45分開始予定
      ※天候等によって延期・中止する場合があります。
   場所 佐渡市北田浦地区

(2)方法
    順化訓練後のトキを放鳥場所に移動し、放鳥箱から放鳥する「ハードリリース方式」で行います。
 
(3)放鳥者
    北田浦地区の住民等

(4)観覧について
    北田浦地区の方々に観覧していただきます。北田浦地区の方以外は観覧できません。

(5)取材について
    下記の扱いとさせていただきます。
    ①事前登録
     取材を希望する社は、9月17日(火)までに社名、取材に来られる人数、取材対象(「2 (2)仮設ケージからの放鳥」、
    「3 放鳥箱からの放鳥(ハードリリース方式)」の両方あるいは片方のみか)担当者及び担当者の連絡先(電話番号及びメールアドレス)を佐渡自然
    保護官事務所までメールで連絡をお願いします。後日、放鳥場所の詳細な場所及び集合時間等をメールにてお知らせいたします。
     放鳥場所には十分な駐車スペースがないため、車で来られる場合は、各社1台までとさせていただきます。 

     佐渡自然保護官事務所 メール:RO-SADO2@env.go.jp
 
    ②取材について
     「2.(1)③ⅱ)取材について」のとおり。

4 順化ケージからの放鳥(ソフトリリース方式)

 「2 (2)仮設ケージからの放鳥」及び「3 放鳥箱からの放鳥(ハードリリース方式)」で放鳥することができなかったトキがいた場合は、ソフトリリース方式での放鳥を実施します。

(1)放鳥日と場所
   日時 令和6年9月30日(月)~
      原則として毎日6時頃に放鳥口を開放し、15時頃に放鳥口を閉鎖します。
      ※天候等によって放鳥口の開放を延期・中止することがあります。
   場所 佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション順化ケージ(佐渡市新穂正明寺)

(2)方法
    順化ケージから直接トキが野外に出て行く「ソフトリリース方式」により放鳥します。

(3)取材について
    下記の扱いとさせて頂きます。
    ①順化ケージ周辺への立入り
     トキへの影響を避けるため、順化ケージ周辺に立ち入らないでください。
 
    ②放鳥口開放作業の取材
     放鳥初日の9月30日(月)のみ順化ケージの放鳥口を開ける作業について現地での撮影を行うことができます(トキは見えません)。
     取材にあたっては以下の内容を遵守してください。
     ・職員の指示に従ってください。
     ・撮影場所が狭いため、放鳥口開放作業の撮影は各社1名としてください。
     ・取材ライン(放鳥口から約40m)を越えないでください。
     ・大きな声・物音を出さないでください。
     ・照明、傘は使用しないで下さい。
      放鳥するトキに影響があると考えられるものを使用している場合は、職員から使用しないようにお願いすることがあります。
     ・放鳥口の開放作業終了後、速やかに撮影場所から退去してください。
 
    ③放鳥初日の会議室の開放
     放鳥初日の9月30日(月)は6時頃から放鳥口閉鎖までの間、野生復帰ステーション会議室を報道関係者に開放します。
     会議室にはモニター1台を設置し、放鳥口の状況を確認できるようにします。

5 放鳥後の情報提供

 全ての放鳥終了後に放鳥実施結果を発表します。映像及び写真も併せて提供します。放鳥の途中経過は佐渡自然保護官事務所公式Xでお知らせします。
 
  佐渡自然保護官事務所公式X https://twitter.com/kankyoshosado01

お問い合わせ先

関東地方環境事務所
野生生物課長  千葉 康人
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 篠﨑さえか
(℡:0259-22-3372)