報道発表資料
2026年04月30日
- 報道発表
本州で初となる石川県能登地域でのトキ放鳥に向けた野生復帰ステーション順化ケージでの順化訓練の途中経過について
本州での初めての放鳥に向け、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにおいて実施している順化訓練ですが、1羽が健康上の懸念から訓練中止したものの、残る19羽の訓練は順調に進んでいます。
訓練ではこれまで人や車の接近、ケージ内での草刈り作業などに慣れさせてきました。4月28日にはケージ内の池で田植え作業を行い、これまでより多人数で長時間作業しましたが、訓練中の個体には特に問題はありませんでした。
訓練ではこれまで人や車の接近、ケージ内での草刈り作業などに慣れさせてきました。4月28日にはケージ内の池で田植え作業を行い、これまでより多人数で長時間作業しましたが、訓練中の個体には特に問題はありませんでした。
1.訓練個体
別紙のとおり。
個体番号567(9才、オス)は、不自然に頭を上下させたり飛行中にバランスを崩したりするなど、通常と異なる行動が認められたため、4月14日に訓練を中止して佐渡トキ保護センターに収容しました。その後、獣医師が経過観察を行っていましたが、収容直後から食欲もあり、現在までのところ特段の問題は認められていません。当該行動の原因は不明ですが、飛行中の衝突等により一時的に神経症状が生じていた可能性が考えられます。以上の状況を踏まえ、本個体は、今回の本州放鳥の対象から除外することとしました。
個体番号567(9才、オス)は、不自然に頭を上下させたり飛行中にバランスを崩したりするなど、通常と異なる行動が認められたため、4月14日に訓練を中止して佐渡トキ保護センターに収容しました。その後、獣医師が経過観察を行っていましたが、収容直後から食欲もあり、現在までのところ特段の問題は認められていません。当該行動の原因は不明ですが、飛行中の衝突等により一時的に神経症状が生じていた可能性が考えられます。以上の状況を踏まえ、本個体は、今回の本州放鳥の対象から除外することとしました。
2.これまでの訓練概要
- 3月3日 18羽の順化訓練を開始。
- 3月5日 体重が軽かった2羽(個体番号578、583)も訓練に合流。
- 3月18日 ケージ周辺での草刈りを開始。以降徐々に近づきながら、ケージ内での
草刈りを実施。 - 3月31日 車の接近訓練を開始。
- 4月14日 個体番号567の訓練を中止して収容。
- 4月28日 ケージ内で田植え作業を実施(詳細は以下)。
3.田植え作業について
4月28日(火)の13時半から14時半にかけて、野生復帰ステーションの順化ケージ内にあるC池において、新潟県職員及び環境省職員合計8名で田植え作業を行いました。幸い好天にも恵まれて順調に作業を終えることができ、トキたちも最初はソワソワしていましたが、田植え作業中は離れた位置の止まり木に止まって羽繕いをしたりときおり別の木に移動したりするなど、落ち着いた様子でした。
順化訓練とは:飼育されていたトキが放鳥後に自立して生存できるように、野生下に近い環境(順化ケージ)で飛翔能力や採餌能力等を高める訓練を行うこと。
添付資料
お問い合わせ先
令和8年4月30日(木)
関東地方環境事務所
野生生物課長 刈部 博文
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 北橋 隆史
(℡:0259-22-3372)
関東地方環境事務所
野生生物課長 刈部 博文
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 北橋 隆史
(℡:0259-22-3372)
