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関東地方環境事務所

報道発表資料

2026年05月26日
  • 報道発表

本州で初となる石川県能登地域でのトキ放鳥に向けた 野生復帰ステーション順化ケージでの順化訓練の途中経過について

 本州での初めての放鳥に向け、佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージにおいて実施している順化訓練ですが、新たに1羽が健康上の懸念から訓練中止したことで、現在の訓練個体は18羽となっています。
 訓練ではこれまで段階を踏みながら、人や車の接近、ケージ内での草刈りや田植え作業などに慣れさせてきました。現在は、能登に移送するための捕獲作業に向けた最終調整段階に入っています。

1.訓練個体

 別紙のとおり。
 5月4日に最高齢である個体番号565(2013年野生生まれ、13歳、オス)に通常と異なる行動が認められました。その後は飛翔や採餌が確認できたことから要注意個体として経過を観察しつつ訓練を継続していましたが、5月12日に再び通常と異なる行動が認められたため獣医師の判断から訓練を中止しました。その後は佐渡トキ保護センターに移送してビタミン剤投与等の治療を行い、経過観察を行っていますが、現在までのところ特段の問題は認められていません。当該行動の原因は不明ですが、5月4日は佐渡島内で強風が吹いていたことから、飛行中の衝突等により一時的に神経症状が生じた可能性が考えられます。以上の状況を踏まえ、本個体は、今回の本州放鳥の対象から除外することとしました。
 4月14日に個体番号567(9歳、オス)の訓練を中止したことは4月30日の報道発表にてお知らせしましたが、これに加え本個体が訓練中止となったことにより、本州放鳥に向けて訓練中の個体は18羽となりました。

2.これまでの訓練概要

・3月3日 18羽の順化訓練を開始。
・3月5日 体重が軽かった2羽(個体番号578、583)も訓練に合流。
      給餌作業を開始。以降徐々に人数や作業を増やしていく。
・3月18日 ケージ周辺での草刈りを開始。以降徐々に近づきながら、ケージ内での 草刈りを実施。
・3月31日 車の接近訓練を開始(運搬車、軽トラック、乗用車へと段階的に変更)。
・4月14日 個体番号567の訓練を中止して収容。
 

添付資料

お問い合わせ先

令和8年5月26日(火)
関東地方環境事務所
野生生物課長 刈部 博文
(℡:048-600-0817)
佐渡自然保護官事務所
首席自然保護官 北橋 隆史
(℡:0259-22-3372)