平成26年度尾瀬国立公園入山者数について
2015年01月16日
平成26年度尾瀬国立公園入山者数について
関東地方環境事務所
国立公園・保全整備課長 中島 尚子
担当 檜枝岐自然保護官 山本 豊
Tel:0241-75-7301
関東地方環境事務所では、尾瀬国立公園の入山者数を把握するため入山口に登山者カウンターを設置して、入山者数の自動計測を行っています。
この度、平成26年度の入山者数の結果をとりまとめましたのでお知らせいたします。
1.入山者数
平成26年度尾瀬国立公園への入山者数は約315,400人(対前年比91.6%)、そのうち、尾瀬地域(*)への入山者数は約297,700人(対前年比91.2%)でともに前年を下回った。
2.入山口毎の入山者数
最も入山者数が多かった入山口は、尾瀬ヶ原に入る鳩待口(鳩待峠)の約176,800人で全体の約56%を占め、次いで沼山口の約71,500人で約23%となった。
尾瀬ヶ原への入山口である御池口、鳩待口、至仏山口、アヤメ平口での入山者数が減少し、尾瀬沼への入山口である沼山口、大清水口で入山者数が増加した。
猿倉口、馬坂口でも入山者数の減少が見られたが、会津駒ヶ岳の入山口の滝沢口では入山者数が増加した。
3.月別入山者数
利用時期の集中は、7月のニッコウキスゲ・ワタスゲ時期が最も多く、次いで6月のミズバショウ時期、9・10月の紅葉時期と続いた。
8月は、週末の天候不良の集中により、入山者数が減少したと考えられる。
4.曜日別の入山割合(尾瀬地域(*))
入山者数のうち、土日に入山する割合は約46%で、昨年度に比べ日曜日の入山者割合が減少した。8月の週末に、天候不良が集中したためと思われる。
5.資料
平成26年度尾瀬国立公園入山者数「表とグラフ」[PDF 240KB]