平成27年9月関東・東北豪雨により発生した災害廃棄物の処理に係る「関東地方環境事務所災害対策本部」の閉鎖について
2016年03月31日
平成27年9月関東・東北豪雨により発生した災害廃棄物の処理に係る「関東地方環境事務所災害対策本部」の閉鎖について
平成27年9月10日に発生した関東・東北豪雨により、関東地方環境事務所管内の6県、特に茨城県常総市において大きな被害があり、大量の災害廃棄物が発生しました。
関東地方環境事務所では、被害状況を鑑み、発災当日に「関東地方環境事務所災害対策本部」を事務所内に設置し、被災自治体への支援体制の強化を図りました。さらに、管内の被災自治体に対し、国庫補助の活用に関する説明会を複数回開催するとともに、被災現場において災害廃棄物の処理について技術的な助言等の支援を行ってまいりました。特に、被害の大きかった茨城県常総市においては、現地に職員を派遣し、災害廃棄物処理実行計画の策定や災害廃棄物の処理に必要なさまざまな支援を行ってきたところです。
現在、茨城県常総市を除いた被災市町村における災害廃棄物の処理は完了しており、常総市においても、災害廃棄物の処理事業が本格的に実施されており着実に処理が実施されている状況です。これらの状況を踏まえ、「関東地方環境事務所災害対策本部」の役割を果たしたと判断し、3月31日を以て閉鎖することといたしました。
なお、関東地方環境事務所廃棄物・リサイクル対策課にて、被災家屋の解体がれき等の災害廃棄物の処理等について、今後も引き続き被災自治体への必要な支援を行う予定です。