関東地域のアイコン

関東地方環境事務所

平成27年度ミヤコタナゴ保全シンポジウムの開催について

2016年02月12日

平成27年度ミヤコタナゴ保全シンポジウムの開催について

 絶滅危惧種ミヤコタナゴは、かつて関東地方の平野部に広く生息していた身近な淡水魚でしたが、現在、野生個体が生息するのは、千葉県と栃木県の一部地域のみであり、地元住民と行政が連携して保護活動を行っています。
 この度、広くミヤコタナゴについての理解を深めていただくとともに、保全の機運を高めることを目的として、シンポジウムを開催します。

 シンポジウムでは、魚類写真家、地元保護団体、地元市町、研究者等からミヤコタナゴの魅力と不思議な生態、保全活動などを紹介していただきます。


1 開催日時等

(1)日 時 平成28年2月20日(土)午前10時~午後4時30分
  (ポスター発表 午前10時~午前11時30分、シンポジウム 午後1時~午後4時30分)

(2)会 場 千葉県立中央博物館 講堂(千葉市中央区青葉町955-2)

(3)主 催 千葉県、環境省

(4)後 援 文化庁、千葉県教育委員会、御宿町、茂原市、いすみ市、勝浦市、日本魚類学会


2 内容

【ポスター発表】
 ミヤコタナゴを始めとしたタナゴ類の保全に関わる博物館、水族館、自然保護団体、行政担当者、研究者等の取組(12件)をポスターを用いて発表します。

【シンポジウム】
第一部 「ミヤコタナゴとその保全活動を知る」
 松沢 陽士 氏(魚類写真家)*ミヤコタナゴを含むタナゴ類の図鑑等の著者
 伊藤 博明 氏(御宿町ミヤコタナゴ保存会)*平成27年度「文化の日 千葉県功労者表彰」の受賞者
 松下 泰之 氏(御宿町)、岸波 宗岳 氏(茂原市)*地元自治体

第二部 「国内外における絶滅危惧淡水魚類の保全事例」
 鈴木 規慈 氏(千葉県生物多様性センター)
 後藤 健宏 氏(三重県いなべ市教育委員会)

第三部 「ミヤコタナゴの未来を描く(総合討論)」
 コーディネーター 北村 淳一 氏(三重県総合博物館・学芸員/主査)
 話題提供 望月 賢二 氏(千葉県立中央博物館・元副館長)
      *平成27年度「文化の日 千葉県功労者表彰」の受賞者


3 定員・参加費  

150名(当日先着順)、無料


4 お問い合わせ先

 環境省 関東地方環境事務所 野生生物課 Tel:048-600-0817

(リンク)http://www.bdcchiba.jp/endangered/H27miyakotanago_sympo.html(千葉県HP)

(参考)ミヤコタナゴ:天然記念物(文化財保護法)指定:昭和49年6月25日
           国内希少野生動植物種(種の保存法)指定:平成6年3月1日


添付

開催案内

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。