平成27年度尾瀬国立公園入山者数について
2016年01月20日
平成27年度尾瀬国立公園入山者数について
平成28年1月20日(水)
関東地方環境事務所
国立公園課長 松本 英昭
(群馬県域)片品自然保護官 牧野 友香
Tel:0278-58-9145
(福島県域)檜枝岐自然保護官 市塚 友香
Tel:0241-75-7301
関東地方環境事務所では、尾瀬国立公園の入山者数の動向を把握するため、主要な入山口に登山者カウンターを設置し、入山者数を算出しております。
この度、平成27年度の入山者数の結果をとりまとめましたのでお知らせいたします。
1.入山者数
平成27年度尾瀬国立公園への入山者数は約326,100人(対前年比103.4%)、そのうち、尾瀬地域(*)への入山者数は約306,900人(対前年比103.1%)でともに前年を上回った。
2.入山口毎の入山者数
最も入山者数が多かった入山口は、尾瀬ヶ原に入る鳩待口(尾瀬ヶ原方面)の約60%で、次いで沼山口の約18%となった。
主な動向としては、鳩待口(尾瀬ヶ原方面)、大清水口は入山者数が増加したが、沼山口は減少した。また、会津駒ヶ岳の入山口の滝沢口では入山者数が増加した。
今年度の入山者数に影響を与えうる要因として、御池沼山間車道の一時通行止め及び通行規制(5月21日~7月17日)、大清水一ノ瀬間の低公害車の営業運行の開始(6月20日~10月18日)、9月の豪雨災害による福島県側の車道の一時通行止めなどが考えられる。
3.月別入山者数
利用時期の集中は、7月のニッコウキスゲ・ワタスゲ時期が最も多く、次いで6月のミズバショウ時期と続いた。
4.曜日別の入山割合(尾瀬地域(*))
入山者数のうち、土日に入山する割合は約44%で、昨年度に比べ減少した。((*)尾瀬ヶ原・尾瀬沼)
5.資料
平成27年度尾瀬国立公園入山者数「表とグラフ」(PDF 371KB)
登山者カウンター設置場所(PDF 636KB)