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関東地方環境事務所

日光国立公園指定90周年記念フォーラムを開催しました

 栃木県及び日光国立公園管理事務所は、令和6年12月1日、中禅寺湖畔(日光市)にある日光自然博物館において、「日光国立公園指定90周年記念フォーラム」を開催しました。
 五十嵐清環境大臣政務官、福田富一栃木県知事、関係市町村長をはじめ、多くの関係者の皆様にご臨席いただき、一般の方も含め200名を超える参加者をお迎えし、地元の中宮祠青年会の歓迎の演奏により幕が開けました。

 前半は、「日光国立公園の90年のあゆみ」を映像とピアノ演奏とともに楽しんでいただき、その後、山と渓谷社の萩原浩司氏による「日光国立公園の魅力~これまでとこれから~」 と題した基調講演が行われました。

 後半は、ガイドやパークボランティア等の関係者により、パネルディスカッションが行われ、アドベンチャーツーリズム、インタープリテーション全体計画、企業連携、ロングトレイル構想等の取組の現状と展望が語られ、最後は、地域の若手代表5名による「100周年に向けた宣言」が行われました。

 フォーラムを通じ、100周年に向け、業種・地域を超えて繋がり合い、みんなで日光国立公園の奥深い魅力を追求し、ここでしか味わえない感動を伝える取組を進めていくことを共有しました。

プロローグ:お祝いの演奏 ~中宮祠青年会~

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主催者挨拶

環境省 五十嵐 清 環境大臣政務官/福田富一栃木県知事

日光国立公園のあゆみ

スライドと音楽に合わせ90年のあゆみのご紹介 ピアノ演奏:宮地  ゆみ 氏

基調講演

山と溪谷社 取締役・山岳出版本部本部長 萩原 浩司 氏

パネルディスカッション

日光国立公園の今と100周年に向けた取組・展望 
 ~持続可能な利用と保全の好循環に向けて~

100周年に向けた宣言

日光国立公園100周年に向けた宣言
 
 日光国立公園は、我が国の最初の国立公園の1つとして、90年前に生まれました。火山と水が出会い、長い年月により生み出された多彩な風景のもと、様々な自然やいきものたち、奥深い歴史や文化、人の暮らしも、この国立公園で(はぐく)まれてきました。
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この瞬間、私達がこれらの魅力を享受できるのは、日光国立公園を守り育てるため、多くの方々がご尽力してくださったお陰だと感謝の念が尽きません。
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 一方、外来種対策やサステナブルツーリズムの実践など、私たちは、来るべき100周年に向けて、それらの課題に向き合い、歩みを止めてはなりません。
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 そして、日光国立公園ならではのすばらしい価値や魅力を改めて見つめ直し、
この地で暮らす方々とともに、ここを訪れる多くの人たちに、その豊かで奥深い魅力、さらには感動を伝えていきます。
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 地域や業種の垣根を越え、集い、つながり、学び合い、日光国立公園を愛する方々、みんなで、この豊かで多様な自然を守り、大切にしながら、日光国立公園全体の利活用にもつながる新たな取組や体制を創り上げていきます。
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 最後に、私たち日光国立公園の未来を担う者として、10年後、100年後まで、この地が多くの人々に愛され続けるよう、皆様とともに歩んでいくことをここに
誓い、「日光国立公園100周年に向けた宣言」といたします。
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   令和6年12月1日 日光国立公園指定90周年記念フォーラムにて

 

PRブース

90周年記念フォーラム会場エントランスにて主催・共催協力による出展

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