トピックス(2015年4月〜2016年3月)

2016年03月24日

関東気候変動適応策セミナーの開催結果について

気候変動に私たちはどのように向き合っていくのか

~気候変動への適応に向けて~

 IPPC(気候変動に関する政府間パネル)第5次報告書では、地球温暖化の緩和が急務とされる一方、最も厳しい温暖化の緩和努力をしても、気候変動への影響を避けることができないと指摘されております。

 今後、地球温暖化対策は温室効果ガスの排出抑制と吸収源の拡大(緩和策)だけでなく、気候変動の影響に備えること(適応策)も併せて推進していくことが非常に重要です。

 そこで、関東地方環境事務所では、地球温暖化防止活動を実践されている方、地球温暖化対策につながる事業を推進している方だけでなく、ひろく一般市民を対象に、気候変動への適応の重要性にスポットをあてたセミナーを開催しました。

1 開催日時

平成28年3月16日(水)13:30~16:45

2 開催場所

明治安田生命さいたま新都心ビル 

ランドアクシスタワー(LAタワー)22階大会議室

(埼玉県さいたま市中央区新都心11-2)

3 セミナーの内容

講演1 「関東の気候変動とその予測」

     講師:東京管区気象台 戸川 裕樹氏


講演2 「気候変動時代の暮らしと適応」

     講師:法政大学教授 田中 充氏


講演3 「気候変動適応策に関する最近の動向について」

     講師:環境省地球環境局研究調査室 藤井進太郞氏


講演4 「埼玉県における温暖化影響と適応策への取組」

     講師:埼玉県環境科学国際センター 嶋田 知英氏   

4 参加者の声より(参加者75名のうち、アンケート回答者60名)

1.講演1「関東の気候変動とその予測」の感想

・関東に特化した話を聞けることはほとんどないので興味深かった。

・洪水の増加、海面上昇対応と対策はどうなるのか。

・気候変動、特に100年前の東京の気温が今の福島の気温だったこと(に驚いた)。

・気象データをこれほど深く考えたことが無かった。


2.講演2「気候変動時代の暮らしと適応」の感想

・適応策は各自取り組み、啓発推進(関係行政等)が課題。

・適応策に向けて3つのタイプと3つのレベルのお話は非常に参考になりました。


3.講演3「気候変動適応策に関する最近の動向について」の感想

・昨年策定された適応計画の内容等、貴重なお話を聞くことが出来ました。


4.講演4「埼玉県における温暖化影響と適応策への取組」の感想

・計画策定作業中だが、適応策の視点が抜けていたので参考になった。

・個別の適応策が大切。

・身近な県の話であり、とても良かったです。

・自治体の立場として、今後の適応策策定を考えるための参考となりました。


5.本日のセミナーに参加して、気候変動への適応策について理解が深まりましたか?

・埼玉県の地球温暖化に対する対策の努力や問題点が分かり、大変参考になった。

・適応策を主流に、ということが分かった。

・今後重要になってくるものなので、様々な情報を知ることができ、大変有意義なものとなりました。

・適応策は初めて知りました。


6.気候変動への適応策として、行政に望むことは何ですか。

・補助金。特に蓄電池。

・ハザードマップの普及。

・明確な目標、国民企業等に分かりやすい目標を作ること。

・市民協働の推進。下請けでなく対等の関係。

・対応方法のPRしかないか。

・適応策を名目として、不要な公共工事が行われないことを望みます。

・光化学オキシダント(大気汚染)対策。

・街灯LED化への推進。

・具体的な施策を示して欲しい。

・情報の提供、取組の周知。

・オールジャパンの気持ちで推進して欲しい。

・実現可能なもの。コストの安価な施策を望む。

・メインストリーム化。国においても、他省庁への働きかけを強くして「河川整備・温暖化対策型」のような温暖化を冠した事業が出てきて欲しい。そうすることで周知されると思う。

・エコタウン(エネルギーの地産地消)。

・市民への啓発事例等を発信して欲しい。

・国、都県、地方の連携。

・地域特性に合わせながらも広域での連携。

・市民の協力が得られるような身近な対策を発信して欲しい。

・気候変動の影響の少ない建物の普及(補助金、法定化等)。

・行政指導で具体的な省エネ型の適応策を具体的に推進して欲しい。

・関連情報の周知。

・安全なCO2の出ない発電等(トリウム利用など)の安心な使い方を普及させること。

・因果関係をはっきり、明確化する。

・世界的な運動UP(特に中国、韓国、東南アジア)。


7.その他、ご意見・ご要望

・重要なセミナーを各市町村でも企画開催していただきたい。

・気候変動について分かりにくいことは、分かりにくいままの世の中になっている。特に、都市部や関心のある人は知っていても、田舎の人や関心の低い人は気候変動の名前は聞いたことがあるものの、具体的なイメージがつかめていない。例えば「クールチョイス」名前を聞いたことがあっても(地域によっては全く知られていない)具体的なイメージを持っている人は少ない。気候変動を理由に事業を変えようとしても、気候変動から説明しなければならないことが多い。今後適応策を進めるにあたり、もう少し分かりやすい目標等を示せないか。

・このような機会をまた作ってください。

・中小企業における環境対策(水、廃棄物、化学物質等)。

・緩和、適応の概念が理解できた。

・内容は良く、十分理解できました。適応策が大きな課題となりましたが、温暖化防止活動推進員の役割はどこにあるか。別の講義で確認をしたい。

・大変勉強になりました。今後は適応の視点も持っていきたいと思いました。

・行政だけでなく、市民も出来ることを明確にしていくこと。各機関がどれだけ協力してやっていけるかが、これからの大きな課題だと思いました。法整備が重要。市民も一緒の土台に立つべき。

・小さな行政が出来る適応策は少ないかもしれませんが、本日のセミナーを参考に計画に取り組んでいきたいです。大変勉強になりました。

・個人向け、企業向け、自治体向けの適応策資料が必要。

・立場の違う方からのひとつのテーマに対するセミナーは、切り口等が異なりとても良かった。地域を変えて何箇所かで実施して欲しい。

・自然再生を活かした温暖化適応策の推進拡大を行い、外国人観光客の取り込みを考えたいと思います。

《お問い合わせ先》

 関東地方環境事務所環境対策課

  温暖化対策担当 長井・槌屋

  TEL 048-600-0815

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

地域環境データベース
  • アクティブレンジャー日記 関東地区(リンク)
  • 環境省Twitter(リンク)
おすすめサイト
GEOC(リンク)
エコアクション21(リンク)
エコドライブ普及推進ポータルサイト(リンク)
ページ先頭へ