アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
トンボ調査 in 弟島(小笠原国立公園)
2023年07月15日
こんにちは。小笠原自然保護官事務所の南雲です。
今回は、トンボ調査についてご紹介します。
小笠原固有のトンボは5種いて、今回調査に行った弟島ではその全種が生息しています。
今回は、トンボ調査についてご紹介します。
小笠原固有のトンボは5種いて、今回調査に行った弟島ではその全種が生息しています。
父島列島でのトンボ調査は「兄島」「弟島」という無人島で行なっています。
毎年決まった沢で目撃数を記録する調査をしていますが、5年に1度は全ての沢を調査しており、今年度はその年にあたります。
いざ、弟島へ!!
この日の海はとっても穏やかで、透明度も抜群でした!
毎年決まった沢で目撃数を記録する調査をしていますが、5年に1度は全ての沢を調査しており、今年度はその年にあたります。
いざ、弟島へ!!
この日の海はとっても穏やかで、透明度も抜群でした!
トンボ調査開始!
沢沿いを歩いてトンボを数えていきます。
飛んでいる個体は見つけやすいですが、枝などに止まっているトンボを見つけるのはとても難しい。。
ですが、今回は嬉しいことに5種全てのトンボが確認できました。
ここでみなさんにもトンボ調査を体験してもらいましょう!
下の写真にはオガサワラアオイトトンボがいます。どこにいるでしょうか?
*答えは日記末尾でお知らせします
飛んでいる個体は見つけやすいですが、枝などに止まっているトンボを見つけるのはとても難しい。。
ですが、今回は嬉しいことに5種全てのトンボが確認できました。
ここでみなさんにもトンボ調査を体験してもらいましょう!
下の写真にはオガサワラアオイトトンボがいます。どこにいるでしょうか?
*答えは日記末尾でお知らせします
トンボの生息環境を守るための外来種駆除作業
トンボの生息数調査の他に、トンボが産卵しやすい環境を作るため、沢に生い茂ったシュロガヤツリ(外来種)の刈り取りを行いました。
深いところでは太ももまで水に浸かりながら作業を進めました(場所によっては胸まで浸かりながら作業を行なうこともあるとか!?)。
深いところでは太ももまで水に浸かりながら作業を進めました(場所によっては胸まで浸かりながら作業を行なうこともあるとか!?)。
刈り取り後すぐにトンボの姿があり、産卵している様子も確認できました。
地道で大変な作業ですが、貴重なトンボの生息環境を整えられたことが実感でき、満足感に浸りながら作業を終えることができました。
観光で訪れることができる母島ではハナダカトンボとシマアカネが生息しているので、ハイキングやトレッキングをされた際は是非探してみてくださいね!
<調査体験クイズの答え>
地道で大変な作業ですが、貴重なトンボの生息環境を整えられたことが実感でき、満足感に浸りながら作業を終えることができました。
観光で訪れることができる母島ではハナダカトンボとシマアカネが生息しているので、ハイキングやトレッキングをされた際は是非探してみてくださいね!
<調査体験クイズの答え>