2015年5月29日
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2015年05月29日野生下のトキの今期最初の巣立ち確認
佐渡 近藤陽子
皆様、こんにちは。
5月25日(月)、野生下のトキの今期最初の巣立ちを確認しました!
<巣立ちをしたヒナ:5月25日撮影>
5月25日(月)午前7時24分頃に、環境省職員が巣の観察をしたところ、ヒナが巣の近くの枝に両脚で留まる様子が確認されたことから、巣立ちをしたと判断しました。
(環境省では「巣立ち」を、「両脚を巣の外に完全に出すこと」と定義しています。)
ヒナが無事に巣立ちを迎えることができて嬉しい反面、巣立ち後の心配も生じます。
巣立ちをしても、ヒナが餌場へと飛翔し自力で餌を探せるようになるまでには、まだまだ時間がかかります。飛翔力や危険を察する経験が少ないヒナにとって、巣外は危険がいっぱいです。
もう間もなくヒナの巣立ちラッシュが始まります。今後のモニタリングではヒナたちの追跡がメインとなります。このヒナたちが継続して観察され、無事成鳥となるのを見届ける事ができますように。
<No.78とヒナ3羽:5月21日撮影>
<間もなく巣立ちを迎えるヒナ2羽:5月26日撮影>
6月13日(土)に、自然に親しむ運動自然観察会の一つ
いきものいきいきのんびり観察「新緑の箱根でわくわく体験」が
箱根ビジターセンター周辺にて開催されます!
生き物が好きなスタッフと一緒に箱根ビジターセンター周辺園地をゆっくりと歩きます。
今が見頃のオトシブミやトンボ、キラキラと綺麗なハムシやゾウムシなど昆虫や
この時期の植物や動物の見つけ方を楽しく、しっかりとお伝えします!
ネイチャーゲームを行いながら、
楽しくこの時期の箱根の大自然を満喫しませんか?
子どもからご高齢の方までどなたでも参加できますので、お気軽にご参加してくださいね。
6月8日(月)が締め切りです。
件名「6月13日応募」
メールにお名前、住所、電話番号、行事名を記載し
Hakone-vc@kanagawa.email.ne.jpまで送信してください。
※参加費用100円(保険代)