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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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富士箱根伊豆国立公園 箱根

145件の記事があります。

2019年02月15日駒ヶ岳での鹿調査(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 池田興平

先日鹿の調査で箱根の駒ヶ岳へ行ってきました。

駒ヶ岳は標高1,356mで中央火口丘の一つです。

山頂へ行くためには、ロープウェーで登る方法と防ヶ沢登山口から登る方法があります。

現在、防ヶ沢から駒ヶ岳山頂まで大涌谷周辺の火山活動による立ち入り規制のため通行止めとなっています。

防ヶ沢から駒ヶ岳山頂までのコースタイムは約90分かかりますが、ロープウェーの出発地である箱根園から山頂を目指せば約7分で到着することができます。

▲箱根園のロープウェーを利用して山頂を目指します。

天候に左右されますがロープウェーからの展望は恵まれていれば富士山が綺麗に顔をのぞかせてくれます。

冬の時期は空気が透き通っており遠くまで見通せるため、富士山を見られるチャンスです。

晴天時でも強風の場合、運転見合わせになる可能性もありますのでご注意を。

http://www2.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/ropeway/

駒ヶ岳ロープウェーのHPからNEWSTPOICSの運行情報を見ていただくと確認ができます。

▲駒ヶ岳から見た富士山

山頂には箱根神社元宮(はこねじんじゃもとつみや)があります。

駒ヶ岳では古くから霊峰神山を拝し、山岳信仰が行われていました。

最近ではパワースポットとして注目され多くの観光客が足を運ぶ場所となっています。

▲箱根神社元宮と鳥居

近年、駒ヶ岳でも鹿の出没が確認されているため実態調査をしています。

山頂周辺の登山道に定点カメラを設置しており、定期的にデータの回収を行います。

箱根山の登山道の一部は、2015年6月の大涌谷の噴火の影響により入山規制にされています。

今回の様な調査で許可を得て立ち入りしています。通常は駒ヶ岳の山頂周辺の登山道は立ち入らないようお願いします。

駒ヶ岳に設置してある定点カメラ

赤外線センサーによりカメラの前で熱を発生する物体(動物や人)がセンサーの感知範囲内を移動すると、センサーが感知をして自動的に撮影をおこなってくれます。

カメラ位置は鹿がカメラの前を通りやすい環境を選び定点カメラを設置しています。

今回も無事にデータ回収を終えることができました。

▲駒ヶ岳山頂付近で確認できたメス鹿とオス鹿

箱根でも近年増えつつある鹿ですが、これ以上に増えないためにも鹿の実態調査を今後も続けていくことも重要だと感じます。

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2019年02月04日箱根の夜空(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

 みなさん、夜の箱根に来たことはありますでしょうか?

箱根地域は神奈川県内屈指の星空観察地。箱根町のほとんどが森林に覆われているため、とてもキレイな星空が観察できます。冬場は特に湿気が少なく、空気が澄んでいるためオススメです。

【元箱根港】写真に写すと、御殿場市街の明るさで富士山が写ります。

【仙石原ススキ草原】

【湖尻周辺】

夜間の箱根は気温が氷点下を下回りますが、その分感動的な星空が観察できます。ぜひ夜の箱根にお越しになってみてはいかがでしょうか?

また環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染等に気づき、環境保全の重要性について関心を深めていただくこと、また、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)としても活用していただくことを目指し、星空観察を推進しています。(環境省HPより引用)

1月26日(土)~2月8日(金)の期間で【平成30年度冬の星空観察調査】を呼びかけておりますので、ぜひ、ご参加ください!(https://www.env.go.jp/air/life/hoshizorakansatsu/index.html

※星空観察時は、十分な防寒対策をして観察してください。

また、路面凍結等による転倒、交通事故に十分お気を付けください。

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2019年02月01日【速報】箱根の積雪情報(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

昨晩より、メディア各局がこぞって箱根の降雪および積雪情報を報道されていましたね。

箱根地域は、一般道路だけでも標高差が約900m以上ある急峻な地形です。

そのため、箱根湯本地域(標高約100m)では積雪はなく、宮城野地区、小涌谷地区(標高約500m)以上から積雪が道路脇に目立ち始め、仙石原地区(約標高650m)以上からは一面銀世界が広がっています。

当事務所のある湖尻地区の積雪は約10cm。森林内に入ると積雪が15~20cmある場所もありました。

〈湖尻地区の積雪の様子〉

 

【(左)箱根ビジターセンター前/(右)事務所周辺道路の様子】

【花の広場】

【散策路の様子1】

【散策路の様子2】

【アトリ(冬鳥)】積雪のため、採食地探しに奮闘中でした。

周辺道路は主要道路を中心に除雪されていますが、路面凍結などによるスリップ事故が多発しています。

景色はとてもキレイでお越しいただきたいのですが、ご無理なさらない方が良いかもしれません。

もし、コチラへお越しの際は、必ず冬用タイヤの装着もしくはタイヤチェーンをご持参の上、お気を付けてお越しください。

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2019年01月30日冬鳥観察会inイタリ池(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

今年に入って全く雨が降らないですね。まだ雪景色が見られていないのが少し心配です。

さて、前記「芦ノ湖水鳥調査」でお伝えしたとおり、箱根には越冬を目的に様々な水鳥がやってきます。

今回は箱根自然解説活動連絡協議会主催の自然講座「冬鳥観察会inイタリ池」にスタッフとして参加してきました。

開催場所は箱根カントリー倶楽部内にある「イタリ池」と呼ばれる調整池の周辺。

このゴルフ場は、動植物との共生に配慮された自然環境が保たれているため、多くの動植物が生息し、その緩急を好むカモ類をはじめ多くの冬鳥が多く飛来します。

今回は箱根カントリー倶楽部のご協力の下、普段は会員以外に解放されていないその場所で観察することが出来ました。

【観察中の様子(イタリ池前)】

この池は芦ノ湖に比べて水深が浅く、日が良く当たるため藻類が繁殖しやすい環境になっているため、その環境を好んだ水鳥を多く観察できました。

 

【ハシビロガモ(左のカラフルのカモ)とオカヨシガモ(右の全身灰色のカモ)】

浮遊する藻類を好む水鳥で、ため池や湖などの止水域を好む水鳥です。集団で行動し、浮遊する藻類をかき集めて食べる行動がよく見られました。

【オオバン】

草食性の水鳥で水草や写真の様に陸地の草本類も食べます。クイナ科に属するため、カモ類特有の水かきが足にないのが特長です。西日本に多い傾向でしたが、近年だと水辺があればどこでも観察できる種類です。

【ツグミ】

開けた草地から林縁部など日当たりの良い環境を好む冬鳥です。「ケケケ」と鳴いて飛ぶことが多いので、その声が聞こえたら探してみましょう。

【ノスリ】

小動物(ネズミやトカゲなど)を好む大型の猛禽類です。参加者の1人が赤丸箇所に止まっているのを、この距離を肉眼で発見したそうです・・・。すごすぎる・・・。

〈確認できた種類*五十音順〉※下線が冬鳥です。

アカハラアトリ、アオサギ、ウソオオバンオカヨシガモハシビロガモ、カイツブリ、カワウ、カワセミ、カワラヒワ、キジ(鳴き声のみ)、キンクロハジロシメシロハラツグミ、トビ、ハシボソガラス、ヒドリガモ、ホオジロ、ホシハジロマガモ、モズ など(参考:タヌキ)

上記の種類だけでも、多くの野鳥が生息、越冬している事が分かりました。多くの野鳥を観察できたので、参加者も満足された様子でした。引き続き、来年度も観察できるようにこの環境を維持していただきたいですね。

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2019年01月16日芦ノ湖水鳥調査(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

ご挨拶が遅れましたが、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、1月12日(土)に民間の地域団体が毎年行っている芦ノ湖で越冬している水鳥(主にガン・カモ類)の調査に同行してきました。

【調査の様子】

カルデラ湖である芦ノ湖の地形は複雑で、歩いて行くことが難しい湾処がいくつもあるため、ボートを使って全面を約2時間かけて回ります。一時大雨に見舞われましたが、幸いにも風が無く、なんとか実行することが出来ました。

〈確認できた水鳥の紹介(一部抜粋)〉

【ハジロカイツブリ】            【カンムリカイツブリ】

魚食性の水鳥で、潜水が得意な種類です。どちらとも中国やイギリスにかけての中部以南から越冬しに飛来します。

 

【キンクロハジロ】             【ホシハジロ】

雑食性の水鳥で、こちらも潜水が得意な種類です。どちらもヨーロッパやシベリア北部から越冬しに飛来します。

【ヤマセミ】

冬鳥ではないですが、魚食性のため調査対象だそうです。大型のカワセミの仲間です。

〈確認できた種類*五十音順〉

アオサギ、オオバン、オカヨシガモ、アヒル、カルガモ、カワウ、カワセミ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キンクロハジロ、ヒドリガモ(前日の観察会で確認)、ホオジロガモ、ホシハジロ、ヤマセミ など

調査の方によると年々数が減少しているそうです。減少の要因がまだ定かではないため、なんとも言えないようですが、調査結果を基に保護・保全活動に役立てられたらと願っています。

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2018年12月24日金時山巡視での出来事(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

今宵はクリスマスイブですね。煌びやかなイルミネーションを楽しむ方、ごちそうを楽しむ方、サンタさんを待つ子どもたち。皆さまは本日どのようにお過ごしになられましたか?自分は少数派で幼い息子と低山ハイクや冬デイキャンプをすることですかね。

さて、12月13日に金時山周辺の登山道をパークボランティアの方たちと巡視に行ってきました!

【今回の巡視コース】マップ:箱根ビジターセンター配布マップを参考

 オレンジの点線が今回の巡視コースです。

この日の天気予報は晴れ。透き通る青空を期待して、金時山に向かいましたが、全く晴れず、終いには初雪に遭遇してしまいました。しかし、そんな中だからこそ楽しめる風景もあります。

【霧中のブナ林】

金時山から乙女峠まではコースは標高800mを超えているため、ブナが多く生育しています。霧が立ちこめるとより幻想的な風景に出会えます。写真で見ると地面に根を生やしているようにも見えてきます。


【初雪の登山道】

今シーズン初の降雪です!カメラのフラッシュを使うと意図も簡単に降雪を撮影することが出来ます。

【コケと雪霰】

【コケと雫】

なかなか目に留まりづらい足下のコケもよく見るととても可愛らしい姿をしています。

クリスマスのイルミネーションに引けを取らない美しさと思いませんか?

到着してから分かったのですが、12月13日は昨年までの金時山の標高1,213m(現在は1,212m)にちなんで、山頂の山小屋でお餅などを配布するお祭りが行われているそうです。そのため、平日にもかかわらず、駐車場は混雑。お祭りを目当てに来られた方が多く、トータルで100名程とすれ違いました。しかし、残念ながら管理者が体調を崩されており、中止となっていました。来年はどんな様子で開催されているのか、確かめに行ってきたいと思います。

【コース上での注意点】

・金時山直下は所々に鎖場や段差の高い場所があります。無理の無いコース計画をお願いします。

・山の天気はとても変わりやすいです。天候が急変したら速やかに山小屋へ避難するか下山を開始してください。

・金時山山頂は国立公園内でも最も重要視されている「特別保護地区」に指定されています。動植物の採取に加え、落ち葉や岩石類の持ち出しも禁止されています。ご協力をお願いします。

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2018年12月17日パークボランティア清掃活動「クリーンデイ」(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

紅葉シーズンも終わり、賑わっていたススキ原草原や紅葉の名所も少しずつ静けさを感じてくる事が多くなりました。気温もぐっと落ち込み、いよいよ冬が始まります。

12月2日(日)に箱根地区パークボランティア(以降:箱根PV)が主催する行事「クリーンデイ」が行われました。この行事は清掃活動で毎年度最後の行事として、日頃お世話になっている箱根の自然に恩返しを兼ねて行われている行事です。事務所からも自分を含めた3名が参加しました。

昨年度までは、一般の方やPVが案内するコース(姥子・箱根ビジターセンター周辺・湖尻水門や深良水門がある芦ノ湖西岸コースなど)を中心に清掃活動を行ってきましたが、今年度は箱根ビジターセンターからのアドバイスで、活動場所を道路際や湖際など人や車両の往来が多いが見えづらい場所を中心に変更しました。

【活動中の様子】

グリーンのたすきを着けて活動します。お近くを通られた方からは「ご苦労様!」と声援をいただける事がありました。

【道路脇の林内】

PVからのお話によると、バス待ちや渋滞などで停まっている間に投げ込まれることがあるそうです。

空き缶、ペットボトルなどのゴミが多く目立ちました。

【回収したゴミの仕分け作業】

回収後はみんなで分別。以下の様なゴミが出てきました。

〈回収ゴミ一覧〉

コーヒーやお酒といったものが多かったです。

最近のものもあったため、ポイ捨てが一向に減っていないのを感じました。

ビン

栄養ドリンク系が多かったですが、一升瓶までありました。

ペットボトル

飲みかけのものが多かったため、うっかり落としてしまったのかな?

衣類

ラッシュガード、水着、シュノーケル・・・山なのになぜ・・・?

ビニール袋類

風に飛ばされやすいゴミ第1位。飛ばされないようにしっかり管理しましょう。

プラスチック製品

発泡スチロール、コップ、ストロー、お弁当の容器など。しっかりと持ち帰りましょう。

建築資材

カラーコーン、土のう袋、通気口フィルターなど。

車から落ちたかもしれませんが、それはそれで大変危険ですので、落とさぬようにしっかりと固定しましょう。

その他

パイプイス、鉄くず、ビニール傘など

9:00~11:30までの2時間30分の活動でしたが、約300kgのゴミを回収できました。

普段だとそんなにゴミが落ちていない様子でしたが、一歩見えにくい場所に入るとこんなにも落ちているものかと愕然してしまいました。

PVと一緒にゴミの投棄を減らしていくようになにかアイディアを考えていくと共に、現在落ちているゴミをなくして行けたらと思います。

ご参加いただきましたPVの皆さま、大変お疲れ様でした。

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2018年12月11日平成30年度第2回パークボランティア研修会 実施報告(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。                        12月1日(土)に箱根地区で活動するパークボランティア(以降:PV)の皆様に向けて、今年度第2回目の研修会を開催致しました。その様子をご紹介します。

テーマは「今後の富士箱根伊豆国立公園について」

前記「11月27日箱根地区パークボランティア 創立30周年記念式典の開催(箱根地域)」でもお伝えしましたが、箱根地区PVは今年度で創立30周年という大きな節目に当たり、今後活動して行く上で、活動に関係する環境省・PV・(一財)自然公園財団箱根支部(以降:財団/箱根ビジターセンターを管理しています)と共に方向性を見定めることをねらいとした内容です。

午前は、講義として以下の2名にご講演いただきました。

◆当事務所 石川拓哉 所長 「これからの富士箱根伊豆国立公園について」

全国のPV活動の紹介と富士箱根伊豆国立公園全体の管理体制と箱根地域で力を入れていく事業(仙石原湿原シカ対策、箱根VC機能強化)について説明されました。

◆財団 加藤和紀 氏 「PVが利用しやすい箱根ビジターセンターづくり」

環境省の「箱根VC機能強化」事業に伴う計画の説明や9月に全PV向けに実施したアンケートを基に作成したQ&Aを発表してくださいました。

午後はグループワーク「今後のPV活動について」の意見交換会を行いました。

 PV8~9名、事務所職員・財団職員各1名ずつ計10~11名の班を3班に分け、それぞれの項目「VCの利用について」「ボランティアステーションの利用について」「技術の向上」「スムーズなネットワークづくり」「継続的に活動していくために」について思っている問題点・課題点をポストイットに記入し、模造紙に貼り付け、班の中でどのように解決して行くか意見交換を行い、発表していただきました。

↑意見交換会の様子。各テーマに対しての意見出しです。

↑各班の意見発表。各チームで共通している意見や、それぞれ活動されているフィールドごとでの意見、思ってもみないとても参考となる提案が沢山出てきました。

この場で出た意見は、皆さまからの「提案」として捉え、PV活動に反映していくため、環境省と財団で短期・中期・長期計画にまとめ、PVの皆さまと財団と一緒になって議論していきたいと思います。少しでもPVが長く楽しく活動出来るように一丸となって、この先40周年、50周年と続けて行けるようにサポートして行きたいと思います。

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2018年11月27日箱根地区パークボランティア 創立30周年記念式典の開催(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

富士箱根伊豆国立公園の箱根地区で活動する「箱根地区パークボランティア」が今年度で創立30周年を迎え、それを記念して「創立30周年記念式典」が先日11月24日(土)に行われました。

↑式典会場。藤城パークボランティアが作成した装花がとても映えます。

箱根地区パークボランティアは昭和62年(1987年)10月より新聞に掲載された記事などを見て40名足らずの希望者が箱根に集まり、研修会が行われた後、翌年の昭和63年(1988年)4月より活動が始まりました。

当初は(財)日本自然保護協会所属のサブレンジャーが自然解説活動を行っていましたが、箱根地区パークボランティア発足後は協会の協力を得ながら行い、半年後にパークボランティアに一本化したそうです。

また、同年6月にはパークボランティア内で「箱根ボランティア解説員連絡会」が発足し、今現在もこの連絡会が運営の中心となってボランティア活動が続いています。

平成元年(1989年)には第2期生が集まり、その後、自然解説だけでなく、清掃活動やクラフト教室、登山道補修活動が加わり、活動が増えるとともに、パークボランティアの会員数も増え、平成29年(2017年)に8期生が加わり、現在は95名の方が箱根地区でボランティア活動をされ、今日を迎えることが出来ました。

〈式典の様子〉

↑開会の宣言をされる箱根ボランティア解説員連絡会 会長の佐藤薫氏(2期生)

↑ご祝辞を頂戴した来賓方

左より当事務所長の石川所長、神奈川県県西地域県政総合センター川瀬所長、箱根町 山口町長

↑活動にご協力いただいている箱根湿生花園様、ホテル箱根パウエル様へ感謝状の贈呈

↑記念講演をしていただいた元環境省関東地方環境事務所長の上杉氏。全国の国立公園の状況などをお話くださいました。

↑同じく記念講演していただいた神奈川県生命の星・地球博物館 平田館長(左図)と勝山 学芸員(右図)

 平田館長には地学について、勝山学芸員にはご専門の「箱根の植物」についてお話してくださいました。

今回の式典について、皆さんの日々の活動の結果、こんなにも素敵な式典になり、多くの方にご列席を賜ることができたのではないかと思います。このような貴重な瞬間に携われたことを光栄に思います。これからも継続していけるようサポートしていきたいと思います。これからも箱根地区パークボランティアをどうぞよろしくお願い致します。

↑前年度までパークボランティア業務を担当していた元アクティブレンジャーの後藤さんより届いたお祝いのお花。現在、箱根ビジターセンターで開催されている箱根地区パークボランティア記念写真展前に飾らせていただきました。

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2018年11月19日早起きのご褒美(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

ぐっと寒くなり、日本各地から冬の便りを耳にすることが多くなってきましたね。箱根地域でも、放射冷却の影響で葉には霜、地表に霜柱ができはじめ、いよいよ冬の始まりを感じます。

そんなぐっと寒くなった日に少し早起きをして、箱根へこんな風景を見に来てみませんか?

↑国道138号線から見た仙石原の雲海

↑県道736号線(仙石原~長尾峠間)よりからの様子。紅葉と雲海のセットが見られます。

【撮影日:11月16日(金)午前6時半~7時】

「早起きは三文の徳」と言いますが、それ以上の価値のある風景が見られます。

仙石原は、大涌谷や姥子からの温泉の湿気や湿原の湿気が溜まりやすく、気温が急に下がる11月中旬から12月初旬にかけて水蒸気(雲)が発生し、雲海が見られることがあります。

今時期は陽が昇るのが遅いうえ、箱根外輪山に遮られ、平地よりも遅く陽が昇るため、それほど早い時間でなくても、日の出と雲海のセットで見られることがあります。

観光でコチラにお越しの際には、出発時間を少し早めて、雲海と朝日も一緒に楽しみに来てみてはいかがでしょうか?また、見頃をむかえた仙石原のススキ草原の様子は先週末に池田ARが情報をアップしてくれているので、下記を参考にしてください。

http://kanto.env.go.jp/blog/2018/11/post-577.html

※雲海が発生する日は気温がとても下がります。十分な防寒着を持ってお出かけください。

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