ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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南アルプス国立公園 南アルプス

15件の記事があります。

2017年07月24日北岳で見ることができる高山植物を紹介します!

南アルプス国立公園 本堂舞華

みなさん、こんにちは。南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

7月も半ばを過ぎ、北岳ではキタダケソウの花が終わりを迎えています。キタダケソウは、世界中で北岳でしか見ることができない貴重な高山植物(固有種)です。例年は北岳の開山前に盛りを過ぎてしまうのですが、今年は雪が多く、キタダケソウの開花期が遅くなったので、たくさんの方がキタダケソウを見ることができたのではないでしょうか。キタダケソウの花は終わりましたが、北岳のお花畑はこれから見頃を迎えます。

そこで、今回は北岳で見られる高山植物をいくつかみなさんにご紹介します。

1つ目は大樺沢ルートで見つけた『ミヤマカラマツ』です。

大樺沢ルートで見つけたカラマツソウ

ミヤマは深山に生える、という意味で、高山植物によく見られます。カラマツの名は、花の形がカラマツの葉に似ていることから付けられたそうです。葉はのこぎりの歯のようにぎざぎざ(鋸歯状)になっています。モミジカラマツというよく似た植物もありますが、その名の通り、葉がモミジの葉のよう(掌状)になっています。どちらか分からなくなってしまったときは、葉の形をよく見て見極めてください!

2つ目は白根御池小屋から二股分岐に向かって進んだルートで見つけた『ミヤマキンポウゲ』です。

白根御池小屋から二股分岐に向かって進んだルートで見つけたミヤマキンポウゲ

花は小さめですが、金色で光沢があり可愛らしい花です。漢字だと「深山金鳳花」と書かれます。

なんだか、かっこいいですよね。このミヤマキンポウゲは白根御池小屋から北岳へ向かう草すべりルートでも見ることができます。花期が7月中なのであと少ししか見ることはできませんが、ぜひ探してみてください。

見たことがある!という方もいらっしゃるかと思いますが、3つ目に紹介するのは『シナノキンバイ』です。

ミヤマキンポウゲと同じくキンポウゲ科の植物なので、姿がよく似ていますね。

二股分岐で見つけたシナノキンバイ

花そのものが大きく、鮮やかな黄色が綺麗ですよね。黄色い花はほかにもいくつかありますが、シナノキンバイの鮮やかな黄色は一際目立ちます。花期も8月中旬までと長く、二股分岐で群生を見ることができるので、二股経由で登られる方はぜひ見つけてください。

ほかにも北岳ではたくさんの高山植物がみなさんを出迎えてくれます。

北岳には、世界中で北岳にしかない固有種がいくつもあります。高山植物は、短い生育期間や、強風・低温といった厳しい環境条件に耐えながら、非常に長い時間をかけて成長し、花を咲かせます。そのようなぎりぎりの環境で育つ植物は、踏みつけなどの攪乱に非常に弱く、ダメージから回復するにはとても長い時間がかかります。そこでみなさんにお願いです!!登山道から離れた場所に綺麗な花が咲いているのを見つけたときには、登山道から外れずに楽しむようにしてください。お花畑へ踏み込むと、植物が踏みつぶされ、貴重なお花畑が失われてしまいます。踏みつけが続くとやがて植物は枯れ、むき出しになった地面から土壌が流れ出し、その場所にはもう植物が生えなくなってしまいます。そのようなことにならないためにも、登山者ひとりひとりの自然を思うやさしい心で、これからも北岳の自然を、南アルプスの山々の自然を守っていきましょう!

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2017年06月27日南アルプス開山式と長衛祭

南アルプス国立公園 本堂舞華

みなさん、こんにちは。南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

6月24日に山梨県南アルプス市の広河原で「南アルプス開山祭」が、

長野県伊那市と山梨県南アルプス市の県境にある北沢峠では「長衛祭」が行われました。

南アルプス開山祭は南アルプスの先駆者の偉業への感謝の意と登山者の安全を記念し、毎年6月最終週に行われています。

約200人が参加した祭では、地元芦安中学校生徒による「北岳の歌」などの合唱や、夜叉神太鼓の力強い演奏が披露されました。最後には蔓払い(つるはらい)の儀式が行われ、明治時代の山の案内役の姿をした参加者によって払われた蔓の間をくぐり、参列者は安全を祈願しました。

わたしも安全登山を祈願し、払われた蔓の間をくぐり抜けてきました!

蔓払いの儀式によって払われた蔓の門

(蔓払いの儀式によって開かれ蔓の門のようす)

長衛祭は『南アルプス開拓の父』と呼ばれ、現在の'藪沢新道'や'栗沢山ルート'の開拓を行ったほか、

長衛小屋や藪沢小屋を建設し、南アルプスの山々を愛した竹沢長衛の尽力を偲んでこの開山の時期に行われており、今年でなんと59回目になるそうです!

多くの方が参加した長衛祭

(多くの方が参加した長衛祭)

芦安小学校児童と長谷小学校児童による「ふるさと」の合唱や森の音楽会が行われ、祭後には農業・林業被害の深刻化をもたらしているイノシシやシカの肉を使った成敗汁が振る舞われました。

開山祭当日、広河原から見た北岳

(広河原から見た雲がかかった北岳 撮影日:2017.6.24)

夏山シーズンが到来したものの、山によってはまだ冬装備が必要な場所もあります。

登山される方は装備や今の自分の体力と相談しながら安全に登山を楽しんでください!

また、南アルプス北部・南部ともに7月中旬頃から始まる小屋や予約が必要な小屋もありますので、事前に情報収集を行った上で計画を立ててください。

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2017年06月16日登山者カウンター設置しました

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

6月といえば梅雨ですが、雨が降らないのであまり梅雨らしくないですね。

さて、南アルプス自然保護官事務所では、6月12日に、北岳登山道上の2か所に登山者カウンターを設置してきました。

この登山者カウンターは、登山道の利用状況を調査するために平成22年から毎年設置をしているものです。

広河原から北岳山頂に続く大樺沢ルート、白根御池ルートのそれぞれについて、どのような時間に、どのくらいの人がどの季節に利用しているのかを調べています。

取り付けの様子

(取り付けの様子)

わたしも保護官も登山者カウンター設置は初めてだったので、いろいろと試行錯誤を重ね、なんとか完成させることができました。

今後は定期的に通ってメンテナンスを続け、雨にも、風にも負けず、夏の暑さにも負けずにカウントしてくれることを期待したいと思います。
今年はどのくらいの人が登られるのか、結果が楽しみです。

このようにして設置したカウンターですが、カウンターの正面で立ち止まったり、複数人が同時に通過してしまったりするとうまくカウントできないことがあります。

カウンターを見かけた際には、1人ずつ、立ち止まらずに通過するようご配慮いただけるとありがたいです。
みなさまのご協力、よろしくお願いします。

来週23日から冬季閉鎖が終わり、バスや乗合タクシーで広河原や北沢峠に入れるようになります。

いよいよ南アルプス全体の山開きですね!

12日の北岳の様子です。広河原から見てもこれほどの雪の量です。

まだ雪が残る北岳

(まだ雪が残る北岳)

大樺沢に残るたくさんの雪

(大樺沢に残るたくさんの雪)

さらにズームアップしてみると、大樺沢にはびっしりと雪がついています。

開山まであと1週間ほどですが、果たしてこの雪はどのくらい溶けるのでしょうか...?

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2017年05月31日芦安 大石山の神で安全祈願

南アルプス国立公園 本堂舞華

みなさん、こんにちは。南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

もうすぐ6月になりますが、すでに夏を感じさせるような日が続いていますね。

日本各地で真夏日になるという予報が出ていますが、芦安は少し標高が高いせいか、

それほど暑さを感じることはありません。

5月27日に芦安の大石山の神にて、安全祈願祭が行われました。

大石山の神

(大石山の神)

この大石山の神は、山に入る人の安全を守護する神として、また、芦安の山の平安を守り続けてほしいという願いで祀られています。あわせて、山仕事をする方々の苦しみを救う「大石の車地蔵」、五穀豊穣、無病息災、雨乞いを守る神として「白根大龍権現」も祀られています。

大石山の神に参拝する尾﨑自然保護官

(大石山の神に参拝する尾崎自然保護官)

この大石山の神ですが、南アルプス市営芦安駐車場そば、山の神ゲートの脇道を進んだところにあります。

この脇道、実は林道ができるまでは夜叉神へ通じるメインルートとして利用されていた旧道なのです。 

大石山の神は旧道と車道の分岐にほど近く、分かりやすい場所にあるのですが、 

旧道を歩く人が少ないため立ち寄る人がかなり少なくなってしまったそうです。

通常、夜叉神峠登山口まではマイカーやバスなど公共交通機関を利用して行かれる方が多いと思いますが、 

旧道を使えば、登山口まで歩いて行くことができます!

旧道は、林道と所々交差しながら進んでいきます。昨年の秋に広河原への乗り合いバスの中から      

登山標識を見つけ、地図にも載っていないこの道はどんな道だろうと思っていました。

今回、この大石山の神安全祈願祭に参加したことをきっかけに、この道を利用して山へ登った人々が
道行きに神仏に祈りを捧げてきた歴史があることを知り、ぜひ自分の足で歩いてみたい、
植物や樹木を観察し、いろいろと思いを巡らせてみたいと思いました。

大石山の神から夜叉神峠登山口までは1時間ほどで登ることができるそうです。

たくさんの緑を感じながら登山道、時には車道を歩きながらのハイキングはいかがでしょうか。
芦安に来られた方やこの旧道を歩いてみようという方は、ぜひ山の神にもお立ち寄りください。

地図によっては記載がないものもありますので、通過の際は慎重に!

南アルプスへのアクセス情報についてお知らせします。

長野県伊那市から北沢峠へのアクセスについては、6月14日までは戸台口から歌宿区間で南アルプス林道バスが運行中です。6月15日からは戸台口から北沢峠までの運行となります。

【南アルプス林道バス】時刻表

http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

また、山梨県側からのアクセス、甲府駅・南アルプス市から芦安・広河原方面、奈良田から広河原へのバスも、6月23日から運行が始まります。

【甲府駅ー芦安駐車場ー夜叉神峠登山口ー広河原】【奈良田ー広河原】【広河原ー北沢峠】時刻表

http://www.yamanashikotsu.co.jp/

道路状況によっては運休の場合もございますので、ご利用の前には各交通機関のHP等にてご確認を
お願いします。

今年は例年よりも雪が多く、未だに白峰三山の上部に雪が残っています。

夜叉神峠から見た未だに雪が残る白峰三山

(夜叉神峠から見た雪が残る白峰三山)

登山が大好きな私は開山がとても待ち遠しいです。

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2017年05月18日焼印コースター、大人気でした!

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

約600mと少し標高の高い芦安では、気温もちょうどよく、過ごしやすい毎日です。

事務所の周りでは、朝早くから様々な鳥の鳴き声が聞こえてきます。

ヤマブキの花も終わりに近づき、もうすっかり初夏の趣ですね。

さて、5月14日(日)に「第7回南アルプス芦安・新緑やまぶき祭」が開催されました。

私自身、はじめてのやまぶき祭り、はじめての焼印作りということで、どきどきしながらの参加でした。

前日の雨、当日のどんよりとした天気にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただきました。

たくさんの人で賑わう会場

(たくさんの人で賑わう会場)

南アルプス自然保護官事務所では、昨年に引き続き、ニホンジカ対策やライチョウ保護増殖事業についての展示・解説、焼印コースターの配布を行いました。

焼き印コースターには、4種類の絵柄を準備していましたが、とりわけライチョウが人気でした。

4種類の模様が押されたコースター

(焼印コースター。

 左上からヤマトイワナ、ライチョウ、キタダケソウ、南アルプス国立公園のシンボルマーク)

今年は、材料となる木を選んでいただきやすいように、9種(シラカバ、ハンノキ、リョウブ、フサザクラ、ヤマザクラ、カキノキ、コナラ、ウリハダカエデ、ニセアカシア)を樹種ごとに分けて並べました。同時に標本を展示し、説明を添えることで、それぞれの見た目の違いや生態にも興味を持っていただけるよう工夫しました。

実際に展示したシラカバの木

(実際に展示したシラカバの樹木)

中でも男女問わず一番人気だった樹木が、シラカバです。多くの方が手に取り樹皮や断面を見て「きれい」とおっしゃってくださり、お祭りが終了する前になくなってしまうほどの人気でした。シラカバは別名シラカンバともいい、冷涼な山地に生育します。その名のとおり、白く、紙のように薄く剥がれる樹皮が特徴的です。

私は樹木について詳しくありませんが、今回のコースター作りを通じて、何種類もの樹木を見、触り、調べるなかで、それぞれが全く違った性質をもっていることを学びました。たとえば、樹木ごとに、生える場所、枝のつき方、樹皮や年輪の模様、材の色や質感、においが異なっていること、様々な利用方法があることなどを知り、今まで単なる「木」だったものが、少し違って見えるようになりました。今度山に登るときには、図鑑で調べた樹木がどのような花や葉、実をつけているのかに注目してみたいと思います。

また、今年はシール、バッジ、折り紙などの環境省グッズを配布し、子どもから大人までたくさんの方に喜んでいただくことができました。今回のイベントをきっかけに、一人でも多くの方に、自然環境について興味を持っていただければと思います。

私自身もめいっぱいお祭りを楽しむことができ、とてもよい1日になりました。
足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました!

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2017年05月09日南アルプス市「芦安新緑・やまぶき祭」が開催されます!

南アルプス国立公園 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

ゴールデンウィークはどのようにお過ごしになられましたでしょうか。

晴れている日が続き、まさにお出かけ日和でしたね。
私は櫛形山や金峰山、鳳凰三山に行ってきました。

芦安では木々が一気に若葉を広げ、さまざまな色の葉で山を彩っています。


新緑がさわやかに色付く芦安地域
(新緑がさわやかに色付く芦安 撮影日:2017年5月9日)

さて、いよいよ今週の日曜日は「芦安新緑・やまぶき祭」が開催されます。

★ 「第7回 芦安新緑・やまぶき祭」
   主催:南アルプス市芦安新緑やまぶき祭実行委員会
   日時:2017年5月14日(日) 午前9時30分から午後1時30分
   会場:南アルプス市立芦安小学校校庭(※雨天:芦安小学校体育館)
   ◎お問い合わせ 芦安窓口サービスセンター(TEL 055-282-5577)

   入場料は無料です。

南アルプス自然保護官事務所も出店し、レンジャー(自然保護官)とアクティブレンジャーが 南アルプスの自然について解説します。

また、地元産木材を使った手作りのコースターを無料配布します。コースターには、「南アルプス国立公園シンボルマーク」、「キタダケソウ」、「ライチョウ」、「ヤマトイワナ」のいずれかの焼き印を押してお渡しします。いろいろな種類、形の木があるので、好きなマークとの組み合わせをお楽しみいただけます。

バッジやシールなど、環境省のグッズも配布しています!


この他にも、お祭りでは太巻きや味噌おでん、芦安名物しょうゆの実や手打ちそば、スイーツといった食べ物の販売、クライミング体験、芦安の史跡を巡るやまぶきツアーなどの楽しいコーナーもあります。ぜひ足を運んでいただければと思います。

芦安ではきれいなやまぶきが咲いています。
黄色い花をつけるヤマブキ

黄色の花をつけたやまぶき

(芦安に咲くヤマブキ 撮影日:2017年5月9日)

みなさまのお越しをお待ちしています!

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2017年04月21日着任のごあいさつ

南アルプス国立公園 本堂舞華

初めまして。

4月から南アルプス国立公園に着任しました本堂舞華です。

登山は大学2年生の頃から始め、現在4年目になりました。

主に北アルプスや八ヶ岳、中央アルプスなどへ。

南アルプスには、昨年秋に初めて登りました。

大好きな山に関わりながら仕事ができることにとても喜びを感じています。

自然についてはまだまだ勉強中ですが、動植物の保全に貢献したいと思っています。

先日、夜叉神峠へ行ってきました。

芦安から夜叉神峠登山口の道路には雪は全くありません。

夜叉神峠付近の登山道にはアイスバーンがほんの少し。

夜叉神峠から見る素晴らしい白峰三山を期待していましたが・・・・・・。

雪が残りガスがかかる白峰三山

真っ白でした・・・・・・。残念。雪がまだありました。高山ではまだ冬ですね。

今回私が行った夜叉神峠ですが、ルートも分かりやすく、5月ごろには樹々が新緑に包まれます。

木々の名前が記載されている標識

写真のような標識が付いているので、歩きながら樹々を楽しむこともできます。

登山口から1時間ほどのハイキングコースで、天気が良いととても美しい白峰三山も見ることができます!

芦安地区では御勅使川(みだいがわ)に鯉のぼりが泳いでいます。春を感じますね。

御勅使川を泳ぐこいのぼり

休日やゴールデンウィークに足を運んでみてはいかがですか?

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2014年11月18日スタンプラリー応募締切迫る

南アルプス国立公園 南アルプス 大石佳織

こんにちは。
南アルプスの山々は雪化粧し、すっかり冬の装いとなっています。
広河原や北沢峠などへアクセスする林道も11月9日で冬季閉鎖と
なり、来春の林道開通まで、山はひっそりとした静かな世界です。

雪化粧した間ノ岳(11/14撮影)

さて、南アルプスでは、国立公園指定50周年を記念する事業として
4月からスタンプラリーを開催してきました。
南アルプス周辺の60以上の施設にスタンプを設置しており、6種類の
スタンプをシートに集めて応募すると、抽選で景品が当たるというもの
です。

その締切が11月25日(火)【当日消印有効】と迫っています。

もう6種類集めたよ!という方は、忘れずにご応募を。
あと数種類という方は、ちょっとお出かけして残りを集めてご応募を。
スタンプラリーなんて知らなかった!という方は、スタンプシートを
プリントアウトして、今週末、頑張ってお出かけして、6種類集めて
ご応募を!

◆設置施設一覧と位置図
登山シーズンが終わっているため山小屋のスタンプは集められませんが
山小屋の他にもスタンプ設置施設がいくつもあります。

施設の中でスタンプを見つけられないときは、それぞれの施設の方に
聞いてみてくださいね。

スタンプコーナーが設けられていたり、レジの横にちょこんと置いて
あったり…置き方は様々です。

スタンプは、動物や植物など南アルプスにちなんだものがデザイン
されており、世界でここにしかないものになっています。
個人的には全種類集めたい!と思っていたのですが、全部で67種類
もあるため、コンプリートするのは難しいです…。

今週末は、雪化粧した南アルプスを眺めながら、スタンプ集めの旅
というのはいかがでしょうか?

スタンプ設置施設、スタンプシートのダウンロードなど、スタンプラリー
についての詳細はコチラ

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2014年10月23日防鹿柵の冬支度

南アルプス国立公園 南アルプス 大石佳織

こんにちは。
10月17日(金)、防鹿柵(ニホンジカが高山植物を食べてしまうのを防ぐ
ための柵)の冬支度の作業に参加するため、仙丈ヶ岳に行ってきました。
作業前日は富士山の初冠雪ニュースがありましたが、仙丈ヶ岳も16日に
初冠雪でした!

冠雪した仙丈ヶ岳

気温も低く、登山道は凍結している箇所がありました。
これからの季節、登山道を歩かれる際は足元に十分ご注意ください。

登山道を横切る沢の水が凍っていました!

さて、防鹿柵の冬支度についてです。
仙丈ヶ岳に設置されている防鹿柵は、ポールとネットを組み合わせた構造
になっています。雪が積もるとその重みで柵が破損してしまうので、本格的な
冬が来る前にネットを取り外し、ポールを倒して冬に備えました。

作業の様子(左)と作業後の様子(右)

春、雪解けの頃には、再びポールを立ててネットを張り、ニホンジカに植物を
食べられてしまわないようにする作業が待っています。
柵を作ったら、作りっぱなしというわけにはいかないんですね。アクティブ・レン
ジャーになるまでは、いちど作ったらほったらかしだと思っていました…。

高山植物の保護は、ボランティアの方をはじめ、たくさんの人の理解と協力が
継続的にあってはじめて可能になっているんです。
登山中、防鹿柵を見かけたら、柵の意義や、高山植物を守ろうと作業している
人たちにも思いを馳せていただければ嬉しいです。

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2014年10月14日秋の広河原でイベント

南アルプス国立公園 南アルプス 大石佳織

こんにちは。
10月11日(土)、秋の深まりつつある広河原で、
南アルプス国立公園指定50周年を記念するイベントが
行われました。
今回のイベントは、北岳を望む広河原を会場に、自然観察会や
シカ肉の試食、クイズラリーなどが行われました。



自然観察会では、プロのネイチャーガイドが広河原の自然を
案内してくださいました!
ガイドを受けた人の中には、自分もガイドになりたくなった
と言う人も。人から憧れられるガイドができるって素敵ですね。

クイズラリーは、広河原のエリア内に設置された実物大の動物
の絵と問題を探しながら答えるものでした。


すべての動物を自力で見つける方、「モモンガが見つからない…」
と探す方などさまざまでした。

シカ肉の試食では、南アルプス南部の山梨県早川町で
猟師さんが捕ったニホンジカを使った料理が提供されました。
広河原山荘のご主人がレシピを考案し、シカカツサンドや
シカ肉のローストなどを振る舞ってくださいました。

シカ肉は、気軽な軽食にも、おしゃれな1品にもなるんですね。
どれも本当においしかったです!
シカ肉は臭いと思ってらっしゃる方には、ぜひ美味しいシカ肉
を食べていただきたいです。

これで南アルプス国立公園指定50周年を記念する大きな
イベントは終わりましたが、イベントのあるなしに関わらず、
南アルプスに関心をもってもらいたいなと思っています。

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