ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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富士箱根伊豆国立公園

329件の記事があります。

2021年10月15日【富士山がある風景100選】富士山を見ながら休憩しませんか?(伊豆半島地域)

富士箱根伊豆国立公園 沼津 山田優子

みなさま、こんにちは。沼津管理官事務所の山田です。

伊豆半島では秋の風が吹いています。日中の気温が高い日でも風は冷たく気持ちがいいです。過ごしやすい季節になり車で伊豆半島へ行く計画をしている方や、どこかに行きたいなと思っている方におすすめの、伊豆スカイライン沿いで富士山を眺めながら休憩&プチハイキングが出来るスポットをいくつか紹介したいと思います。

熱海峠から天城高原へと伊豆半島の東側を進む伊豆スカイライン沿いには、駐車場や眺望デッキが整備されている場所が多く、ドライブの休憩に最適です。また、富士箱根伊豆国立公園指定80周年を記念して国立公園内および周辺地域の代表的な眺望地を選定した「富士山がある風景100選」に選ばれた富士山の景勝地がいくつかあります。晴れた日は伊豆諸島から房総半島まで眺められる場所もあります。寄り道して休憩して行きませんか?

<滝知山園地・伊豆スカイライン滝知山展望台> 富士山がある風景100選 NO.099

滝知山園地は駐車スペースも広く、ベンチやテーブルがありゆっくり富士山を眺めながら休憩が出来ます。富士山も美しいですが相模灘と駿河湾を同じ場所から両方眺めることが出ます。そして、この場所から西側の海岸線を見るとキレイな曲線を描いています。地図と実際の地形を見比べてみるのも面白いです。夜は夜景もおすすめです。気に入った景色の見えるベンチでゆっくり休憩して下さい。

【 滝知山園地からの富士山 】

【 滝知山園地から西側の眺望 】

【 沼津方面の市街地と海岸線 】

<玄岳> 富士山がある風景100選 NO.100

玄岳(くろたけ)周辺にはいくつか駐車スペースがあります。記念写真を撮ったり、案内看板を見ながら眺望を楽しんで下さい。玄岳に登るにはその中の西丹那駐車場から道路を渡ると登山口の看板があり山頂まで行くことが出来ます。(横断歩道がないので気をつけて渡って下さい)山頂まで15分程ですが、山道を歩ける靴や服装が安心です。山頂付近からは沼津アルプスや伊豆三山などの山々がよく見えます。


【 西丹那駐車場 】

【 玄岳山頂 】

<巣雲山園地>

巣雲山園地もベンチがあり、富士山を正面に見ながら座って休憩が出来るようになっています。駐車場から道路を渡ると、巣雲山の頂上へ向かう登山道の入口とトイレがあります。(横断歩道がないので気をつけて渡って下さい)山頂までは木製階段を15分程登ると行く事が出来るので、体力とお時間に余裕があれば登ってみて下さい。山頂には展望台があり、富士山や箱根、天城の山々など360度大パノラマが広がっています。虫の声とススキが風に揺れる様子に癒やされますよ。


【 巣雲山園地様子 】

【 巣雲山山頂様子 】

伊豆半島の紅葉はこれからです。紹介した富士山を眺められるおすすめスポットも旅の目的地に加えてもらえると嬉しいです。ぜひ参考にして下さい。

++++++"富士山がある風景100選"とは +++++++++++++++++++++++++++++++++++++

富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては以下URLからご覧下さい。

▼富士箱根伊豆国立公園「富士山がある風景100選」

http://www.env.go.jp/park/fujihakone/topics/100.html

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2021年10月09日富士登山の歴史に触れる -須山口登山歩道を歩こう!-

富士箱根伊豆国立公園 沼津 刑部美鈴

こんにちは!沼津管理官事務所の刑部です。

あっという間に夏が終わり、空に浮かぶ雲や道端に咲いている草花にも季節の移り変わりが少しずつ感じられるようになりましたね。

今年の夏は開山から閉山まで富士山にかかわってきましたが、閉山して早くも一か月がたとうとしております。今年度の富士山はコロナ禍の中、初めての取り組みもあり色々と大変な中での開山でした。

富士山開山期間の登山者数を環境省がまとめたものをHPに掲載しておりますので、興味のある方はこちらをご覧ください。(4登山道の八合目付近に赤外線による登山者カウンターを設置しています。)

さて富士山は閉山し、現在は山頂まで行くことができませんが、皆さまは須山口登山歩道をご存じでしょうか!? 詳しくはこちら(裾野市のHP)

須山浅間神社を起点として、水ヶ塚公園を通り富士山の山頂に至る昔に使われていた登山道です。須山口登山道が開かれた年代は明らかではないそうですが、12006月の「末代為証拠三ヶ村立会書付事」の文書の中に須山口登山道の存在を示した表記があるようです。

宝永四年(1707年)の噴火により、須山口五合目辺り(現在の宝永山の辺り)が噴火して登山道が崩落し、須山口登山歩道は一時途絶えたそうですが、約70年後の安永九年(1780年)には須山村の人々の努力により復旧したとのことです。

▲須山浅間神社 境内にはおよそ五百年前から存在している杉の木がいくつかあるそうです

今回は富士登山の歴史の一部を垣間見ようと、須山口登山歩道の須山浅間神社から水ヶ塚公園までの間を歩いてきました。

▲須山浅間神社付近

須山の地元の方々が平成9~11年にかけて須山口登山歩道を再興したそうで、その時につけられたと思われる須山口登山歩道という標識がきちんとしており、住宅街のなかでも迷うことなく進むことができます。

▲こんな感じで標識がきちんと出ています

昔からあったと思われる道祖神(地域や集落の境に置いて、外からやってくる疫病、悪霊など災いをなすものを遮ろうとするもの)も見られ、古道歩きや歴史の好きな方には昔の方々の生活を感じられるものがたくさんあり面白いかと思います。

▲道祖神 昔の方たちと同じものを見ているかと思うと面白いですね

住宅街や道路を歩くのはほんのわずかで八割は山道を歩きますので、登山靴のほうが安心です。

▲雲がかぶっていますが歌碑の後ろには富士山が見られます

昔の人もこの景色を見ながら歌を詠み、富士山を目指したのでしょうか。

水ヶ塚公園に向かう途中には、このような雰囲気の良い森の中を歩くところがあります。

このあたりは道も平坦なので花や植物を楽しみながら歩くことができます。

こちらは弁当場の写真

昔の人が富士山に登る途中に弁当を食べた場所かと思いそうな名前ですが、源頼朝が1193年にこの地で巻狩を行っており、貴重な湧水地の一つであり炊事場であったことからこの名前が付いたそう。まったく私の想像とは別ものでした。

後半は徐々に急な上り坂になっていきますが、案内看板を見失わないように進んでいくと水ヶ塚公園に到着します。

須山浅間神社からは約5時間程度の道のり。標高差も約900m程あります。結構しっかりした山登りですね。

なぜ富士山に昔から現代まで多くの人が惹き付けられ、様々な思いを持って登りにやってくるのか今年度富士山にたくさん登ってみて感じたそんな気持ちが、富士登山の歴史を紐解くにつれなんとなく分かるような気がします。

五合目からの富士登山を経験した方は、来年度はぜひ一度昔ながらの登山道を歩き、昔の富士登山に思いをはせてみてはいかがでしょうか?!

*今回こちらの日記を書くにあたり須山口登山歩道保存会の資料および裾野市のHPを参考にいたしました。

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2021年09月30日伊豆半島で出会える秋の昆虫たち -トンボ科編 ①-

富士箱根伊豆国立公園 下田 齋田滉大

みなさん、こんにちは。足早に進んでいく季節の移ろいに消化器系がまったく追いつかない齋田です。

急激な気温の低下による体調不良というわけではなく、目まぐるしく変化する旬の食べものを最も美味しいタイミングでお腹いっぱい味わっておかないと、といった具合なので至って元気です。

さて、前回の日記に引き続き、晩夏に見られる生き物をご紹介しようと考えていたのですが、撮影日和を待つうちに伊豆半島の長い夏は終わりを迎えたようで、夕暮れ時には秋の声が静かに響き始めました。

今回からは、不要不急の外出を自粛している生き物好きのみなさんのために、巡視(国立公園を構成する施設の点検や利用状況の把握等を行う業務)の際に見かけた"秋の"昆虫たちをタイムリーにご紹介します。

まずはこちら、げじげじ眉毛やちょび髭のように見える黒班が特徴的な「マユタテアカネ」です。

【マユタテアカネ】

そのビジュアルに親近感を覚えざるを得ないマユタテアカネ。撮影時にはアキアカネやミヤマアカネが周囲を飛び回っていましたが、吸い寄せられるようにマユタテアカネだけにカメラを向けていました。

下田管理官事務所が管轄する伊豆半島地域でこそ普通種ですが、他のアカネ属と同様に湿地環境の悪化に極端に弱く、富士箱根伊豆国立公園の箱根地域(神奈川県)ではレッドリストの指定を受けるほど個体密度が低下しています。

そのため、最近ではマユタテアカネやアキアカネ等の止水性種の生息環境を保全するための試みが全国的に広がりを見せており、一部の地域ではそれらの個体数がやや回復傾向にあるようです。

ちなみに、「富士山がある風景100選」に選定された伊豆半島地域の「石部棚田」も例に漏れず、水田を利用する生物の保全に力を入れています。とても興味深い取り組みですが、それらの事例についてはまた別の機会にゆっくりとご説明できればと思います。

伊豆半島では、水田や湿地、池沼等を中心に11月下旬頃まで観察することができます。

続いて、なんだか白いごはんが食べたくなる名前の「シオカラトンボ」です。

【シオカラトンボ】

雄は成熟すると腹部に厚く白粉を吹くことからその名が付いたシオカラトンボ。トンボといえば真っ先に本種が連想されるほど、みなさんにとって馴染みの深いトンボではないでしょうか。

さて、「夏によく見るけれど、秋の昆虫として紹介するの?」と疑問を感じた方も多いと思います。しかし、名前の由来となった青白く成熟した個体が最も多く観察できるのはこの季節なのです。意外に思われるかもしれませんが、未成熟の雄の体色は雌と同じく黄褐色です(希に成熟した雄のような体色をもつ雄型雌も見られます。そのような個体では副性器の有無や尾部付属器の形態等による雌雄の判別が可能です)

ちなみに、よく似た種類にコフキトンボやオオシオカラトンボ、シオヤトンボ等がいます。私は静止した状態でないと同定(生き物の種類を特定すること)ができませんが、陸上昆虫類等の調査に従事されているトンボ屋さんの多くは、周囲の環境や飛び方、草木へのとまりかた等の特徴から遠目でもある程度の判断が付くとのことです。

伊豆半島では、河川のワンドや池沼等の止水域を中心に12月中旬頃まで観察することができます。

今回は、秋の季節に富士箱根伊豆国立公園伊豆半島地域にて観察できるトンボ科の昆虫のうち、最も普通に見られる「マユタテアカネ」と「シオカラトンボ」についてご紹介しました。

この日記を通じて伊豆半島の秋や生き物たちの魅力を感じて頂ければうれしく思います。

次回も伊豆半島で出会った昆虫たちを紹介します!塩辛にはごはん派の方も日本酒派の方もお楽しみに!

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2021年09月22日伊豆山稜線歩道『戸田峠~伽藍山』で見つけた生きもの

富士箱根伊豆国立公園 沼津 山田優子

みなさま、こんにちは。沼津管理官事務所の山田です。

9月に入り急に涼しくなりました。まだまだ暑い日もありますが、朝晩は過ごしやすいです。ウォーキングやサイクリングが気持ちいい季節ですね。

9月前半は不安定な天気が続きましたが、晴れた日を狙って伊豆山稜線歩道の戸田峠から伽藍山へ巡視に行って来ました。巡視で見つけた生き物を紹介したいと思います。

伊豆山稜線歩道は修善寺自然公園から天城峠までを結ぶ約42kmの自然歩道です。歩道は整備されていて、比較的なだらかです。途中登り応えがある場所もあるので、健脚な方も満足できるコースがあると思います。明るく開けた歩道が多く日よけが少ないので、夏の暑い時よりこれからの季節が歩きやすいと思います。コースの途中に富士山や南アルプスなどが望めるポイントがあり絶景です。

歩道を歩いていると、足下からピヨーンと跳ねる虫がいました。追いかけるとカラフルな体色のハンミョウでした。素早く何メートルも飛ぶので写真に撮るのは諦めようと思いましたが、何枚か撮影出来ました。事務所に戻り写真を確認してみると、なんとピントが合っているのはこの1枚だけでした。素早く動くので難しいです。次回は前方から鋭い牙をカメラに収めたいです。

【 ハンミョウ 】

次はアサギマダラです。アザミの蜜を吸っていました。この時期歩道上に花が少なく、ふとアザミの花に目を向けるとアサギマダラが止まっていました。アサギマダラは非常に長い距離を移動することで有名な旅する蝶と呼ばれていますが、この後はどこに行くのでしょうか?春頃から伊豆半島で何度も見かけていますが、毎回ヒラリと飛んで行ってしまい、今回やっと撮影することが出来ました。

【 アサギマダラ 】

最後はニホンカナヘビです。山以外でもよく見かけますが、気持ちよさそうに石の上で日光浴中でした。ザラザラとした体の表面と顔つきが小さな恐竜にしか見えません。カメラを構えて数枚撮影しましたが、撮影を終えて通り過ぎて振り返ってもこのポーズのままでした。おもちゃだったのかな?と疑うほど動きませんでした。

【 ニホンカナヘビ 】

おまけ

以前、天城山でも似たようなポーズのニホンカナヘビの子供を撮影しました。日光浴はこのポーズでするのが定番なのでしょうか?

【 ニホンカナヘビ(20217月天城山で撮影) 】

今回は歩道で見かけた生き物を紹介しました。夏の植物の見頃が過ぎ寂しい気もしますが、秋の紅葉が近づいてきているのを感じました。また日記で紹介したいと思います。

*現在、静岡県内は緊急事態宣言が発令中です。歩道の利用の自粛をお願いしています。

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2021年09月21日箱根の2つの滝(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 山口光子

皆さん、こんにちは。

富士箱根伊豆国立公園管理事務所の山口です。

盛夏はあっという間に過ぎ、今年は涼しくなるのが急でした。日暮れも早くなり、秋がすぐそこまで来ています。現在は全国的に緊急事態宣言の最中にありますので、外出もなかなか出来ない状況ですが、こんな時こそ、美しい国立公園の景観に癒やされて欲しいと考えます。今回のAR日記では、ご自宅で箱根の名瀑2つを楽しんで頂ければ幸いです。箱根は芦ノ湖のイメージが強く、周囲の国立公園地域に比べて滝があるイメージが少ないかもしれませんが、見応えのある滝が存在します。

1つ目は、癒やし系の「千条(ちすじ)の滝」です。

【千条の滝】

実はこの滝、2020年6月にもAR日記でご紹介しています。

⇒AR日記「石仏群と千条の滝」http://kanto.env.go.jp/blog/2020/06/post-875.html

今回は前回と異なる角度からの写真です。

大きな滝ではありませんが、滝の幅が広く、細く幾すじもの水が流れ落ちています。苔の緑色や岩の黒色が、白い滝筋をより美しく引き立てます。これからの季節は、滝の上に育ったイタヤカエデの紅葉が加われば、秋ならではの素敵な景観になること間違いないでしょう。小涌谷駅から徒歩10分程度でたどり着けますので、箱根観光時の自然散策におすすめです。

この場所の詳細はこちら⇒箱根ジオパークHP「H21 千条の滝(ちすじのたき)」

https://www.hakone-geopark.jp/area-guide/hakone2/021tisujinotaki.html

2つ目の滝も、2020年3月にAR日記で一部だけ紹介していますが、実はこのときは、台風被害で滝の足元に近づくことが出来ませんでした。

⇒AR日記「柱状節理の岩壁」http://kanto.env.go.jp/blog/2020/03/post-835.html

この滝に近づけるようにルートが整備され、手すりが出来ていましたので、様子を見に行ってきました。

これが力強い「飛龍(ひりゅう)の滝」の姿です。

【飛龍の滝】

このときは水量も多く、迫力ある景観を眺めることが出来ました。実は神奈川県下最大規模の滝(落差が上段15m、下段25mで落ちる2段の滝)です。

【滝手前の目印となる橋】

この橋の向こうに進むと、飛龍の滝足元まで近づけます。

【注意看板】

ただし、このような看板があるとおり、水量の多いときには、この橋の上で滝を眺めて下さい。

【↑このような場所を歩きます。】

滝の足元に近づくときには、水が流れる場所もあるので、濡れる覚悟で進みましょう。鎖はしっかりと設置してありますが、滑らないように十分注意して、ゆっくり慎重に歩く必要があります。無理はしないで下さい。

飛龍の滝は起伏が激しい「湯坂路~畑宿」を歩く、飛龍の滝探勝歩道ハイキングコース上に位置します。この景観を眺めに行く場合には、足元は登山用靴がおすすめで、ストックなども持つと良いでしょう。

この場所の詳細はこちら⇒箱根ジオパークHP 「H15 飛龍の滝と柱状節理(ひりゅうのたきとちゅうじょうせつり)」https://www.hakone-geopark.jp/area-guide/hakone3/015hiryuunotaki.html

コロナ禍でまだ県境をまたぐ外出は自粛となっていますので、緊急事態宣言やまん延防止措置対策が解除されるまで、ご自宅で引き続きAR日記をお楽しみ下さい。そして、早くコロナ禍が落ち着くことを祈りましょう。

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2021年08月31日真夏の来訪者(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 山口光子

皆さん、こんにちは。

富士箱根伊豆国立公園管理事務所の山口です。

さて、今年の夏は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、自宅で過ごす方も多かったのではないでしょうか。箱根がある神奈川県には緊急事態宣言が発出されていることもあり、例年に比べ観光客は少ない状況です。

そんな箱根にある「富士箱根伊豆国立公園管理事務所」では、感染症予防対策の為に業務中も窓や扉を日々開放していますが、そのためか今年は珍客の来訪が度々ありました。本日はそんな珍客たちをご紹介します。

オニヤンマ

日本最大のトンボとして知られる、大型のトンボです。ヤブ蚊やハエ・ハチなどを補食する昆虫なので虫除けになると噂が広がり、近年登山者たちがこの姿を真似たブローチを身につけている様子を目にします。効果の程は不明です。先日は、箱根へ遊びに来た小学生にも自慢されましたが、本物はこちらです!事務所の玄関扉は、そこまで大きく開いているわけでは無いのですが、意外と事務所の中へ入ってきます。写真の個体は、救出作業時に少しクモの巣が絡んでしまいましたが、この後屋外に離すと無事に飛んで行きました。

ムネアカセンチコガネ(神奈川県準絶滅危惧種)


ふと足元を見ると、ひょうきんな顔をした昆虫が、玄関先に来訪していました。調べたところ、「ムネアカセンチコガネ」でした。私は初めて観察した昆虫です。背中に小さなハートマーク♥もあり、なんとも可愛らしいですね。センチコガネの仲間は糞虫といって、動物の糞を餌にする習性があります。野生動物の糞を食べ、分解して土に戻し、衛生管理に協力している森の掃除屋さんの仲間に、このムネアカセンチコガネも含まれています。加えてムネアカセンチコガネには、「キノコ」を食べる面白い習性があることも知られています。事務所の周りにおいしいキノコがあったのでしょうか。普段は土の中に潜っている虫なので、こちらは観察後植え込みに離しています。

③ニホンジ


これはあまり、嬉しい来訪者ではありません。事務所がある湖尻周辺で、シカが増えている事実は確認されていましたが、このところ事務所近隣で目撃される例が増えています。夕刻ですが、道路に出てきていました。近づくと、2頭の若い雄ジカでした。箱根でのシカ急増は、生態系へ大きな影響を及ぼすことが大きく問題視されています。すでに丹沢ではシカによる森林の裸地化や、ヒル・ダニの増加によるハイカーへの被害などが起こっており、箱根でも同じことが起こらないように早急な対策を実施している最中です。これ以上増えないようにしなければなりません。

ツチアケビの実


こちらは、来訪と言うよりも、「ご近所さん」の紹介になります。赤いウインナー?が、「ツチアケビの実」になります。いつ見ても、びっくりする姿の植物ですね。春にはアスパラガスのようなツチアケビの芽を紹介しましたが(⇒「芦ノ湖水門を訪ねて2021(箱根地域)」http://c-kanto.env.go.jp/blog/2021/06/2021-3.html)、なんと事務所の徒歩1分圏内に、ツチアケビの実がありました。私がこれを知ったのがつい最近なので、花の写真はあいにく撮れませんでしたが、来年にも出て来ることを祈るばかりです。そのときには、定点観察をして成長の記録を写真に納めたいと思います。

⑤番外編 アズマヒキガエルの子


こちらも「ご近所さん?」の紹介です。事務所がある湖尻地域からはやや離れた「箱根神社」周辺で、先日出会ってしまいました。しかも1匹だけでは無く、たくさん。。。大きさは、ヒトのツメ程度のミニサイズです。近くにアズマヒキガエルの卵塊が産み落とされた水辺があったのでしょう。少し前の6月頃の出来事ですが、孵化して成長したオタマジャクシたちが陸に上がったタイミングだったようです。この子たちは、ぴょんぴょん飛び跳ねるのではなく、のしのしと歩いていました。親ガエルを思わせる歩きぶりで立派でした。大きく育って欲しいですね。箱根の山では、アズマヒキガエルは増えているのでしょうか。箱根の自然の多様性が感じられる、嬉しい出会いでした。さらに人が多い観光地での子ガエルたちの出現は、人と自然が長く共生してきた歴史のある、箱根らしい出来事でもあると感じました。

今回は事務所周辺の来訪者やご近所さん、5種の紹介を行いました。「STAY HOME」でご自宅にいる皆さんの周辺でも、珍客の来訪はいつでも可能性がありますよ!是非ご自宅周辺にも時折目を向けていただき、身近な自然を体感できる生物観察を試みてはいかがでしょうか。新たな出会いは、すぐ近くにあるかもしれません。

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2021年08月26日伊豆半島で出会える夏の昆虫たち -アゲハチョウ科編 ②-

富士箱根伊豆国立公園 下田 齋田滉大

みなさん、こんにちは。線香花火の玉を落とさないことに定評のある齋田です。

そんなに集中してじっと動かずにいるのが楽しいのかと聞かれると、それはちょっと答えづらいです。

さて、伊豆半島の長い夏も終盤に差し掛かり、国立公園内では動植物が観察しやすい季節となりました。

山や河川、草原や湿地、どこへ行っても生き物たちと出会うことのできる、自然観察にはもってこいの季節ではありますが、コロナ禍が続くなか泣く泣く外出を自粛している方も多いのではないでしょうか?

そんな生き物好きのみなさんに伊豆半島の夏の雰囲気をお伝えするべく、前回の日記に引き続き、巡視(国立公園を構成する施設の点検や利用状況の把握等を行う業務)の際に見かけた昆虫たちをご紹介します。

まずはこちら、どことなくスポーティな印象を受ける「アオスジアゲハ」です。

【アオスジアゲハ】

名前の由来となった水色の帯が可愛らしいアオスジアゲハ。細かい動きで俊敏に飛ぶため、めったに写真を撮らせてくれません。この日は機嫌が良いのか数秒ほどのシャッターチャンスを貰うことができました。

幼虫はクスノキ科の植物を食べて育つため、都市部のみなさんは公園や街路樹にて見かけることがほとんどかと思いますが、本来の生息地は平地から低山地等の照葉樹林とされています。

雄は吸水性が強く、降雨後に雨水が地面を流れる箇所や温泉水が流れ込む河原周辺にて集団吸水を観察することができます。アゲハチョウ科の雄にとってナトリウム塩の摂取が配偶行動に重要な役割を持つことは有名ですが、吸水行動によって得られたアンモニアを窒素源として筋肉や精子の生産に役立てていることを証明する論文もあるようです。興味のある方は、オープンアクセスの文献等で調べてみると面白いかと思います。

照葉樹林が多く見られる伊豆半島では、低山地を中心に広いエリアにて観察することができます。

続いて、あまりの大きさに画角からはみ出してしまう「モンキアゲハ」です。

【モンキアゲハ】

その名の通り、黄白色の斑紋が特徴的なモンキアゲハ。夏型の雌は特に大きく、日本最大級のチョウと言われています。元々は南方系の種類ですが、最近は関東・北陸地方にも生息域を広げているようです。

千葉県に長く住んでいた私にとって、伊豆半島で暮らし始めるまではあまり馴染みのないチョウでした。その大きさにまだ慣れていないせいか、写真に撮るといつもどこかがはみ出してしまいます。

幼虫はカラスザンショウやミカン類といったミカン科の植物を食べて育ち、成虫はウツギ類やヒガンバナ等を中心に様々な花を訪れます。

成虫の活動期は他のアゲハチョウよりもやや長く、羽化は9月の中旬頃まで断続的に見られます。しかし、どういうわけか夏の終わりに出会うモンキアゲハは写真のようにスレていることが多い印象です。羽化のタイミングによって成虫の発生個体数や生存率等が異なるのでしょうか。羽化直後に見られる傷一つ無い姿も美しいのですが、過酷な野生下を生き抜いた証である痛んだ翅にはそれとは違った美しさを感じますね。

栽培ミカン類が豊富な伊豆半島では、人家や農地を中心に広いエリアにて観察することができます。

今回は、夏の季節に富士箱根伊豆国立公園にて観察できるアゲハチョウ科の昆虫のうち、撮影に協力してくれた「アオスジアゲハ」と「モンキアゲハ」についてご紹介しました。この他にも、カラスアゲハやキアゲハ等が多く見られるのですが、彼らについてはまた別の機会に解説できればと思います。

緊急事態宣言の対象区域が拡大され、地域によっては一層の外出自粛が呼びかけられていますが、この日記を通じて少しでも伊豆半島の夏を感じて頂ければうれしいです。

次回も伊豆半島で出会った昆虫たちを紹介します!虫好きの方もそうでない方もお楽しみに!

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2021年08月23日【開催終了】アクティブ・レンジャー写真展開催中です in 四季の杜おしの公園 岡田紅陽写真美術館<富士五湖エリア>

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒


【会場休館に伴う写真展終了のお知らせ】

展示会場の岡田紅陽写真美術館ですが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のための臨時休館が8月11日(水)~22日(日)までから9月12日(日)までに延期となりました。そのため、残念ながら写真展は終了となりました。


こんにちは。富士五湖の小西です。

富士山が2年ぶりに開山し、早くも1か月が経ちました。。梅雨が明け夏山シーズン本番ですが、早くもトンボを見かけました。富士五湖の夏はとても短いので満喫したいと思います。

すっかり夏の様相です@三湖台(7月19日)

新型コロナウィルスの影響で今年もスタートが7月に遅れたアクティブ・レンジャー写真展ですが、現在、富士五湖エリアの忍野村にある四季の杜おしの公園 岡田紅陽写真美術館にて開催中です。一人でも多くの方に見ていただけたら嬉しいです。

<開催期間>2021年7月31日 ~ 8月29日 10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
<場  所>四季の杜おしの公園 岡田紅陽写真美術館 2階(山梨県南都留郡忍野村忍草2838-1)
 アクセス方法はこちら  http://shikinomori.webcrow.jp/infomation.html#交通案内
 写真展の詳細についてはこちら http://kanto.env.go.jp/to_2021/2021_3.html

なお、期間中に美術館の企画展として動物写真家の岩合光昭さんの「地球の宝石」が開催されています(有料)。かわいい動物たちの写真が満載でした!

富士五湖からの今年度の作品は下記の2点です。

朝日で黄金に輝く富士山(撮影日:2021年1月29日@三ツ峠)

冬は抜群に寒い富士五湖ですが、雪が積もることはあまり多くなく、

「滅多にないチャンス!」

と降雪の翌日朝暗いうちに三ツ峠に登りに行きました。

日の出の景色を撮るというのに慌てていて、肝心の三脚を忘れるという失態(でもよくやります・・・)をしながらも親切なおじさまカメラマンに貸していただき、無事撮ることができました。

日が昇るとともに周囲の色が刻々と変わっていく様子は、本当にまばたきをするのがもったいないくらいでした。

雲海越し遠くの山々を望む(2020年10月21日撮影@奥庭)

こちらは秋の富士山の奥庭からの景色です。カラマツの黄葉と赤く染まる富士山を撮りに行きましたが、残念ながら富士山は赤くならず、待っていたカメラマンの方々が
「今日はだめだー」と帰っていった後に、後ろを振り返ったら、幻想的な風景が広がっていました。

雲海の先に見える南アルプスをはじめとした山々。

『きっと向こうからも雲海越しに富士山が見えているのかな~』

と想像して思わず手を振りたくなりました。

毎年思うことですが、関東地方環境事務所管内は富士山をはじめとした山々、トキにや小笠原の数多くの固有種、美しい海、、、と本当に多種多様です。21名のアクティブ・レンジャーの力作を通して自然を楽しんでください!

なお、昨年出品した作品の撮影地である山中湖のパノラマ台では7月24日・25日に東京オリンピックの自転車ロードレースの選手たちが無事通過しました。

昨年の写真展作品(2019年2月12日撮影@山中湖 パノラマ台)

あいにくのお天気で、富士山は隠れがちで、選手にもTVを通して観戦していた世界中の人にも美しい山容を見てもらうことができなかったのは本当に残念ではありますが、それでも湖や樹々を通して富士の麓の自然を感じてもらえたと思います。

きっとこれから自転車の愛好家の方々が多く訪れるようになると思います!

みなさんも新型コロナウィルスが終息したら、オリンピアン達が汗を流して走り抜けた道でぜひ、追体験をしてみてください!

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2021年08月18日【富士山編】御中道の清掃と外来種駆除を行いました

富士箱根伊豆国立公園 箱根 高木俊哉

富士山頂

富士山吉田口五合目から続く「御中道」とその周辺での活動

御中道の清掃


先日、他の事務所からの呼びかけがあり、御中道の清掃と外来種の駆除を行いました。

朝9時、天候にも恵まれており、スバルライン五合目では登山客だけでなく児童の団体などの観光客も見受けられました。

スバルライン五合目

▲スバルライン五合目の様子

まずは御中道をスバルライン五合目からおよそ2時間ほどかけて、奥庭駐車場へと歩きながらゴミ拾いを行いました。

今回初めて御中道を歩きましたが、その印象はやはり山頂への登山とは異なるものでした。
歩くとすぐに木々に藻の様なものがまとわりついて見えます。
最近流行りのエアプランツに見た目はとても似ているようです。

サルオガセ

▲中央の気に付着する「サルオガセ」

こちらは「サルオガセ」の仲間で、その実は地衣類(菌類)です。周囲の青々とした植物とは異なり、不思議な印象を持たせてくれます。
こういった生物が見られるのも、山頂を目指す登山とは異なる御中道の魅力です。


道中、辺りを見渡してゴミを探しつつ、他にも夏真っ盛りを生きる草木も観察することが出来ました。
また、一部ではありますが看板には植物などの情報も記載しており(今後距離標も設置予定です)、豊かな植物の間からは山頂が垣間見えるポイント(タイトル上画像)もあるので、登山ではなくとも富士山を満喫することが出来ます。

ハクサンシャクナゲと看板

▲ハクサンシャクナゲと看板

結果、ゴミはほとんどなくきれいな状態が維持されていました。
小さいゴミ(お菓子の袋等)を数個拾ったのみです。

外来種の駆除


今回外来種として駆除したのは「タニソバ」です。

外来種、と表現していますが、国外からの外来種ではなく国内にも広く分布しています。
しかし、周辺では今回駆除を行った四合目付近の工事現場にしか生育が認められていないため、人為的に持ち運びこまれたものであると考えられ駆除の対象となりました。
このまま放置すると、五合目以上の砂礫地への拡大も懸念されます。

タニソバ

▲タニソバ(左方の赤い葉をもつ植物)

根は浅く、スコリアが混じる地面だったためストレスなく地面から抜くことが出来ました。
根深いとなかなか引き抜くことが出来ないこともあるので、一安心です。

今回はビニール袋6袋ほどの量を駆除しました。
地道な作業でしたが、これからも富士山が変わらない姿であり続けるための必要な作業だと感じます。

また、靴裏に付着している植物の種子等を落とす(持ち込まない)目的で、登山口にマットが設置されている場合があります。
登山前には、マットで土などを落とすようご協力をお願いします。

駆除量

▲駆除したタニソバ

種子落としマット

▲種子落としマット

富士山では、今回触れたゴミを捨てない、外来植物を持ち込まない以外にも、登山中のマナーや法律で禁止されている行為があります。
登山前には、以下のリンクを確認して富士山での注意事項を覚えておきましょう。

富士登山オフィシャルサイト(富士山のルールとマナー)

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2021年08月18日伊豆半島で出会える夏の昆虫たち -アゲハチョウ科編 ①-

富士箱根伊豆国立公園 下田 齋田滉大

みなさん、こんにちは。どういうわけかパクチーにはまっているパクチニストの齋田です。

最近は通勤中に出会うキアゲハたちにただならない親近感を覚えてしまい、まあまあ困惑しています。

さて、伊豆半島の夏も後半戦に差し掛かり、国立公園内では多くの動植物が観察できる季節となりました。

山や河川、草原や湿地、どこへ行っても生き物たちと出会うことのできる、自然観察にはもってこいの季節ではありますが、コロナ禍が続くなか泣く泣く外出を自粛している方も多いのではないでしょうか?

そんな生き物好きのみなさんに伊豆半島の夏の雰囲気をお伝えするべく、前回の日記に引き続き、巡視(国立公園を構成する施設の点検や利用状況の把握等を行う業務)の際に見かけた昆虫たちをご紹介します。

まずはこちら、アゲハチョウ科といえばこのチョウ「ナミアゲハ」です。

【ナミアゲハ】

翅脈に沿った黒色模様がオシャレなナミアゲハ。名前の「ナミ(並)」の通り、最も普通に見られる種類です。

幼虫はミカン科の植物を食べて育ち、成虫はアザミ類やヤブガラシ等を中心に様々な花を訪れます。

人家の庭木等やベランダでも見られることが多く、都市部のみなさんにも馴染みの深いチョウだと思います。

楽曲のタイトルや歌詞、小説の題材、俳句の季語等、夏の象徴として扱われることの多いナミアゲハ(揚羽蝶)ですが、夏と呼ぶにはまだ早い3~4月頃にも発生し、それぞれ「春型」・「夏型」と区別されます。季節型によって体サイズや模様が若干異なるため、写真を撮って見比べてみるのも面白いかもしれません。

伊豆半島では、人家や農地を中心に海岸部から低山地までの広いエリアにて観察することができます。

続いて、ゆらゆらと妖しく踊る「ジャコウアゲハ」です。

【ジャコウアゲハ】

黒いレースのような翅が美しいジャコウアゲハ。雄成虫の腹端から発生する匂いが麝香(じゃこう)に似ているため、その名が付きました。

幼虫は毒草として有名なウマノスズクサやオオバウマノスズクサといったウマノスズクサ科の植物を食べて育ちます。これらの植物はアルカロイド系のアリストロキア酸によって昆虫たちによる食害から身を守っていますが、なんとジャコウアゲハの幼虫には通用しません。それどころか、幼虫はウマノスズクサ科の有毒成分を積極的に体内に取り入れ、天敵からの防御に利用しているのです。

ちなみに、ジャコウアゲハによく似た種類にクロアゲハやオナガアゲハ等がいますが、いずれも無毒です。面白いことに、彼らは有毒であるジャコウアゲハに姿形を似せることで身を守っているようです。このような擬態様式はベイツ型擬態と呼ばれ、アゲハチョウ科の仲間ではベニモンアゲハ(有毒)に擬態するシロオビアゲハ(無毒)が有名です。

伊豆半島では、ウマノスズクサ科が生育する農地や樹林地にてスポット的に観察することができます。薄暗い林縁部を優雅に舞う姿はドレスを纏った魔女のようで、出会うと不思議な気分にさせられますよ。

今回は、夏の季節に富士箱根伊豆国立公園にて観察できるアゲハチョウ科の昆虫のうち、撮影に協力してくれた「ナミアゲハ」と「ジャコウアゲハ」についてご紹介しました。

食害を防ぐために毒を持つウマノスズクサ、ウマノスズクサの毒を体内に蓄積させることで捕食者から身を守るジャコウアゲハ、ジャコウアゲハに姿を似せることで天敵を欺くクロアゲハ。生き物たちの世界はとても興味深く、知れば知るほど面白いですね。

今週より緊急事態宣言の対象区域が拡大され、一層の外出自粛が呼びかけられていますが、この日記を通じて伊豆半島の夏やそこで暮らす生き物たちの魅力を感じて頂ければうれしく思います。

次回も伊豆半島で出会った昆虫たちをご紹介します!虫好きの方もそうでない方もお楽しみに!

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