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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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富士箱根伊豆国立公園 沼津

166件の記事があります。

2018年08月31日富士山は車両、自転車進入禁止!

富士箱根伊豆国立公園 松岡宏明

皆さまこんにちは!沼津管理官事務所の松岡宏明です!

8月も終わりに近づいて、もう明日から9月になってしまいますね!早い!

そして、富士山閉山まであと1週間ほどになりました。最後まで計画的で安全・安心な登山を心がけてくださいね!

さて、皆さまは富士山登山中に下の写真のような看板を見かけたことがありますか?

△自動車・バイク等乗り入れ規制区域の看板

富士山はスコリアという砂礫で覆われていて、火山ならではの景観と貴重な植生(フジアザミ、オンタデ、コメツガ、シラビソ等)が広がっています。しかし、過去にオフロード四輪車やバイク、四輪バギー、自転車で貴重な植生がある場所に乗り入れてしまう人がいました。なので、この看板は、そのような人たちから国立公園の景観や植生を守る為に設置されたものです。

△富士山に広く分布している固有種のフジアザミ

今回の巡視では、非常に重要な役割を担う看板の位置情報の再確認、損傷等がないかの確認を行ってきました。

△看板の位置をGPSで調べてマッピングする

上の写真のように、看板の位置情報をGPSに落として、手元の地形図を見ながら確認していきます。とても広い範囲に点在していることから、根気のいる作業でしたが、そんな我々を癒してくれるのは富士山の雄大な風景でした。

△小富士からの富士山とピクニックを楽しむ利用者

上の写真は須走口五合目から自然休養林道に入ったところにある小富士からの風景です。夏の富士山も雄大でかっこいいですね!とても静かで、のどかな場所なので、ピクニックを楽しんでいる利用者もいました。このような方々をみているとなんだか気持ちがほっこりします。

しかし、オフロード車等が公園内に入ってきてしまうと富士山の景観や植生だけではなく、人々が自然を楽しむ機会やのどかな時間も失われてしまいます。

富士山は自動車・バイク等は乗り入れ禁止です!絶対にやめてください!

沼津管理官事務所 松岡宏明(まつおか・ひろあき)

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2018年08月28日お盆期間中の富士山について

富士箱根伊豆国立公園 松岡宏明

皆さまこんにちは!沼津管理官事務所の松岡宏明です!

閉山まであと二週間となりましたが、富士山は引き続き非常に賑わっています。

普段から登山者の多い富士山ですが、土曜日、日曜日、祝日の時期は特に混雑します。

△沢山の人たちで賑わう富士山

そして、山が混雑すると問題になるのは、やはりゴミの問題です。

大変悲しいことに私たちが巡視の際に回収したゴミの量は、登山者数が多いと増える傾向にあります。

そして、富士山が最も賑わうお盆の時期もたくさんのゴミが捨てられていました。

その様子については環境省と山梨県、静岡県が共同運営する富士登山オフィシャルサイト(http://www.fujisan-climb.jp/index.html)の富士山日記で、どんな種類のゴミが多いかをご紹介しました。

▼富士山のゴミ、少しの気遣いで減らせます!

http://www.fujisan-climb.jp/todays/diary/20180817_fujisannogomi.html

ただ、今回お盆期間中に巡視をした際には少し様子が異なっていました。前回が意図せず落ちてしまったと思われる小さなゴミやウォーキングポールの先端キャップ、手袋などが多かったのに対し、明らかに意図的に投げ捨てたと思われるコンビニ袋に入ったゴミや、使わなくなったビニール合羽を沢山拾いました。

大多数の方がマナーを守ってくださっている中で、少数の心無い人の行為に本当に悲しくなります。

△登山道脇に捨てられたゴミ(8月13日@須走ルート)

△登山道脇に投げ捨てられたゴミ(8月13日@須走ルート)

△回収したビニール合羽(8月14日回収分@吉田ルート)

一方で年々、海外からの登山者も増え、多国籍化しています。

国が違えば文化も違いますので、ゴミを捨ててはいけないというルールを知らない方もいるかもしれません。言葉も文化も違う方々にどのように国立公園のマナーを周知していくか、は今後の課題ですが、ゴミのない所にゴミは捨てづらいはずです。

また、富士山では「カントリーコード」という美しい富士山を後世に受け継いでいくためのルールが定められています。登山をする前に下記リンクから一読していただけると幸いです。

▼富士登山のルールとマナー

http://www.fujisan-climb.jp/manner/index.html

一人一人がゴミを拾い、持ち帰る、意識を持つことで富士山の景観が守られ、快適かつ安全に登山ができると思います。

みんなで美しい富士山を守っていきましょう!

沼津管理官事務所 松岡宏明(まつおか・ひろあき)

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2018年08月16日天城山自然観察会―八丁池とブナの森を巡るコース―を開催しました!

富士箱根伊豆国立公園 松岡宏明

皆さま、こんにちは!沼津管理官事務所の松岡宏明です!

いきなりですが、811日(土)が何の日かご存知でしょうか?

この日は「山の日」という祝日で、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日として成立した日です。以前にも記事にしましたが、沼津管理官事務所でも自然観察会を開催していました。

今回は、伊豆半島にある天城山周辺の森や八丁池をめぐるコースを、天城自然ガイドクラブという、いわゆるプロのガイドの方々に、このコースの案内をしていただきました!

東京や神奈川といった県外にお住まいの方や伊豆半島に住んでいる地元の方など36名に参加していただき、環境省のスタッフとガイドたちを合わせて総勢50人を超える大所帯で、5つの班にそれぞれガイドが二人以上つくという非常に豪華で規模の大きい観察会になりました。

△開会式の様子

ガイドの方からは道中の樹木や植物、そこに暮らす生き物たちの生態について、天城山周辺の地形や地質について、国立公園の保護地域に関する話や鹿による食害の問題(鹿が森の木の若芽や樹皮、草などを食べすぎることで森林における次世代の更新がうまく行われなくなり、結果的に山の保水力などを引き起こしてしまう問題)、なぜこの森林が重要なのかという根本的な問いなど、基本的な部分から難しいことまで優しく丁寧な言葉で説明をしていただきました。

また、参加者が実際に木と触れ合う時間も取られていて、参加者は樹皮に触れてみたり、においをかいでみたり、抱き着いてみたりされていました。その中でも人気だったのは、ヒメシャラの木で、この木の特徴として外樹皮がツルツルしていて、水が通る導管と外樹皮が近いため、人が触れると冷たく感じます。観察会当日は少し蒸し暑かったので、ヒメシャラの木に抱き着いてクールダウンしている方もいました。

△ヒメシャラと天城山における鹿による食害の説明を受ける参加者

※木幹の左下部分が鹿に食べられてしまった箇所

△抱き着いてみるとひんやり冷たいヒメシャラ

さらに、なんといってもこのコースの目玉はブナの巨樹で、中には名前をつけられるほどの名木もあり、参加者は写真を撮ったり、周囲を歩いてみたり、触ってみたりと思い思いの楽しみ方をされていました。

△天城山周辺のブナの特徴について説明を受ける参加者

△「精霊ブナ」を見上げて周囲をじっくりと観察する参加者

朝から夕方までどっぷりと天城山周辺の自然を堪能した参加者の皆さまに少しだけ観察会後に感想を伺いました。

地元の方々にお話を伺うと、「自分が住むすぐ近くにこのような素敵な場所があるなんて実感していなかった」、「魅力の再発見につながった」と語る方もいらっしゃいました。また、県外から来られた方からは、「自然との親しみ方を学ぶいい機会になった」、「幻想的なブナ林の風景に心癒されました」という話をされている方もいて、まさしく、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」を体感する日になったのではないでしょうか。

皆さまも伊豆半島や天城山周辺にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

沼津管理官事務所 松岡宏明(まつおか・ひろあき)

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2018年07月17日天城山自然観察会開催のお知らせ

富士箱根伊豆国立公園 松岡宏明

皆さまこんにちは!沼津管理官事務所の松岡宏明でございます。

突然ですが、8月11日は何の日かご存知でしょうか?」

はい!そうです!「山の日」です!!

山の日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨に、2016年から施行された祝日です。なので、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。

そんな素晴らしい日に、伊豆半島の天城山にある八丁池とその周辺に広がるブナの森にて自然観察会を行います!

△イベントチラシ表面

※クリックで拡大可能

△イベントチラシ裏面

※クリックで拡大可能

2018年4月17日にユネスコ世界ジオパークにも認定された伊豆半島にある天城山の遊歩道を歩きながら、天城を代表するブナなどの原生的な自然とその成り立ちを、プロのガイド達が楽しく解説する観察会です。

ちなみに、当日は下の写真のような風景が観られますよ!

いかがでしょうか?この写真に写っているのはごくごく一部ですし、実物の樹はとーっても大きいですよ。

このような様ざまな形をしたブナの巨木やヒメシャラなどの豊かな広葉樹林を楽しむことができます!

これを機に登山を始めてみたいという初心者の方や天城山周辺は一度登ったことあるけど詳しくは知らないという方、自然に癒されたいというそこのあなたも大歓迎です。

奮ってご参加ください!どうぞよろしくお願いします!

なお、イベントの詳細は以下になります。ご確認ください。

【天城山自然観察会 -八丁池とブナの森をめぐるコース-】

▼日時

  1. 平成30年8月11日(土・祝日)

    ※荒天時平成30年8月12日(日)に延期予定

  2. ▼コース・歩行時間(休憩・ガイド時間は除く)

    八丁池とブナの森をめぐるコース(静岡県 伊豆半島 天城山)・約4時間20分

  3. ▼募集定員(先着順)・対象

    40名・小学5年生以上

      ※小・中学生は要保護者同伴。

  4. ▼応募締め切り

    8月3日(金) 必着(定員になり次第締め切り)

  5. ▼集合場所 ※いずれかにお集まりください。

    ・伊豆箱根鉄道 修善寺駅南口 バス乗り場(無料駐車場なし)

     受付開始7時30分  8時出発

    ・道の駅「天城越え」昭和の森会館 バス停前(無料駐車場あり)

     受付開始8時15分  8時45分出発

  6. ▼解散 

    ・道の駅「天城越え」昭和の森会館 バス停前 15時45分

    ・伊豆箱根鉄道 修善寺駅南口 バス乗り場  16時30分

  1. ▼費用

    無料

  2. ▼持ち物

    登山(散策)ができる服装・登山靴(運動靴)・帽子・雨合羽(上下に分かれたもの)・ザック・水筒(飲み物)・昼食など

  3. ▼主催等

    主催:環境省関東地方環境事務所

    協力:伊豆市観光協会 天城支部 天城自然ガイドクラブ

  4. ▼応募方法

    メールまたはFAXで下記の内容を事務局までお送りください。

    ①氏名 ②性別 ③生年月日(小・中学生は学年も) ④住所 

    ⑤電話番号(参加希望者全員)⑥集合場所(修善寺駅、道の駅「天城越え」)

    【申し込み宛先】

    伊豆市観光協会 天城支部内 天城自然ガイドクラブ事務局

    メール:yamanohi@izu-angc.org  FAX:0558-85-0766

    【お問い合わせ先】

    伊豆市観光協会 天城支部内 天城自然ガイドクラブ

    電話:0558-85-1056 担当:杉本(月・水・金曜日のみ)

    以上

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2018年07月13日2018年富士登山夏山シーズンが始まりました!!

富士箱根伊豆国立公園 沼津 松岡宏明

皆さまこんにちは!沼津管理官事務所の松岡宏明でございます。

ついに、今年も富士山登山の夏山シーズンが始まりました!!

7月1日(日)に富士山の山梨県側(吉田口)、7月10日(火)に静岡県側(須走口・御殿場口・富士宮口)が開山となりました。


私自身は開山の準備のために9日から山頂に入り、10日の開山を迎えました。

山頂には御来光を目的とした方々がたくさんおり、非常に賑わっていました。

9日の夜は雨が降っていましたが、10日の早朝には快晴になり、見事な御来光を望むことができました。

△富士山からの御来光

光に包まれてなんだか思わず手を合わせてしまいそうな情景ですよね!

しかし、大変悲しいことに軽装で登山してしまったせいで、御来光を待つ間寒さに体を震わせている方や疲労が溜まりすぎてうつむいたままの方も多く見受けられました。せっかくの綺麗な風景もそんなことでは台無しです。


「富士山」は皆がよく知っている場所ですが、登る山としての富士山は広く知られているとは言えません。富士山が日本一高い標高の山であること、その登山道は険しく時間がかかること、登山には一定以上のリスクが存在していることなどを再度認識していただきたく思います。
登山の前には、自分の体力に合った計画や山登りをする準備をきちんと行い、登山中も十分に注意して歩行してください。

以下のリンクから富士山についての情報等を集められるので、登山をする前に確認されるといいかもしれません。また、富士山山頂が混雑し、登山道が渋滞してしまうような問題もあります。混雑予想カレンダー等も参考にして、混雑を避けてスムーズな登山を心がけるようにしてください。

そして、富士山の美しい景観や文化を思いっきり楽しんでください。

それでは皆様良い登山を!

▼登山前に必ず知っておくべきこと(富士登山オフィシャルサイト)

http://www.fujisan-climb.jp/basic/index.html

▼富士山をより楽しむために(富士登山オフィシャルサイト)

http://www.fujisan-climb.jp/hospitality/index.html

▼混雑を避けて、安全・快適な富士山へ(富士登山オフィシャルサイト)

http://www.fujisan-climb.jp/info/congestion_info.html

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2018年06月13日長者ヶ岳・小田貫湿原巡視報告

富士箱根伊豆国立公園 松岡宏明

皆さまこんにちは!富士箱根伊豆国立公園の沼津管理官事務所アクティブ・レンジャーをしています、松岡宏明でございます。
今回は、長者ヶ岳を中心に周辺を巡視してきたので、張り切ってその内容を報告させていただきます!

今日紹介させていただくのは、富士山の西方にある、長者ヶ岳と小田貫湿原(こたぬきしつげん)です!


まずは、長者ヶ岳です。
この日は快晴で前日が雨だったこともあり、草花や木々がキラキラ、イキイキとしていてとても活力をもらいました。しかし、登山道がぬかるんでいる箇所や木道がつるつるしていて滑りやすくなっている場所もあったので、雨上がりに登山される際は注意が必要です!
長者ヶ岳の登山口は主に3か所ありますが、今回は東海自然歩道入口から登りました。序盤は階段が続き、標高を稼ぐにはいいですが、体力的にはしんどいかもしれません。
しかし、頑張って歩を進めて、休憩がてら周りを見渡してみると...!

△ 緑輝く登山道

木漏れ日あふれる綺麗な世界が広がっています。それに加えて、今の時期だとコアジサイが可愛らしい花をたくさん咲かせています。

△小さい花が特徴のコアジサイ

青くて小さい花がなんともキュートですよね!道中を少しだけほっこりさせてくれます。
また、長者ヶ岳には富士山の展望地点もあって、その景観を見れば登山の疲れをいやしてくれること間違いなしです!その中でも、長者ヶ岳山頂は「富士山がある風景100選」(http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html)にも選ばれている場所です。この場所だけではなく他の選定地も富士山が綺麗に見える場所なので、富士山を自然の中で観たい!撮影したい!という方は巡ってみてもいいかもしれません。
さてさて、そんな長者ヶ岳山頂からはこんな景色が広がっています。

△ 長者ヶ岳山頂からの富士山(冬季)

どどーん!と壮麗ですね!
...え、なぜ今の時期に富士山に雪があって、周りの木々が寒い感じかって?...実は、この日雨上がりだったこともあり、富士山に巨大な雲がかかってしまい、まったく見えませんでした...。なので、11月ごろに撮影した長者ヶ岳山頂から撮影した写真を使用させていただきました。すみません。
上の写真のように晴れていれば、とても綺麗な景観が待っています。長者ヶ岳に登る際は富士山に雲が多くない日を選んで登山することをおすすめします。皆さんは私のようにならないように注意してくださいね!

そして、次に紹介するのが長者ヶ岳の登山口からほど近いところにある、小田貫湿原です。

△ 小田貫湿原の木道

ぐるりと森林に囲まれて、ながーい木道とカエルの鳴き声やサラサラと草がこすれる音が自然と聞こえてくるような癒しスポットです。
湿原ならではの花や植物、生き物たちもたくさん観察でき、段差や危険な箇所も少ないので、お子さんを連れていかれるのもいいかもしれません。田貫湖周辺を訪れた際はぜひお立ち寄りください!

次回は、今回の巡視で上記の二つの他に巡視した田貫湖ふれあい自然塾(http://www.tanuki-ko.gr.jp/)と白糸の滝(http://www.fujinomiya.gr.jp/shiraito/index.html)について紹介したいと思います!乞うご期待です!

沼津管理官事務所 松岡宏明

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2018年05月30日天城連山巡視

富士箱根伊豆国立公園 沼津 松岡宏明

 皆さま、はじめまして!今年の5月から沼津管理官事務所にアクティブ・レンジャー(以下、AR)として着任した松岡宏明(まつおかひろあき)と申します。沼津管理官事務所は、富士山山頂とその静岡県側、伊豆半島北半分と箱根地域の静岡県側、という海から山まで広~く管轄している事務所です。なので、今後広い管轄区域を活かして、多様な自然情報や様々な文化の発信をどんどんしていきたいと思っています!どうぞよろしくお願いします!

 さて、今回は日本百名山にも選ばれている天城連山へ巡視に行ってきました。天城連山は万二郎岳(1299m)と万三郎岳(1405.3m)からなる山です。ブナや馬酔木(アセビ)、シャクナゲなどの木々に覆われ、なんと年間の雨量が4000mm(東京都の年間雨量は1528.8 mm )を超える時があるほど自然豊かな場所です。そのおかげで、シダ植物やコケなどの地衣類もたくさん確認できるので、苔マニアのそこのあなたにもおすすめです!

 今回の登山ルートは下記のように行きました。

(Start)天城高原駐車場→四辻→万二郎岳→万三郎岳→枯沢分岐点→(シャクナゲコース)→四辻→天城高原駐車場(Goal)

 かなりポピュラーなルートですが、天城連山の自然を楽しむにはとてもいいルートです。

登山靴のひもをしっかり締めて、登山開始です!

 すがすがしい綺麗な新緑の中をしばらく歩いていると...

なんとも言えない顔が現れます(砂防堰堤です)。ちょっとかわいい...?(下写真)

登山道は多少のアップダウンがあるものの、比較的緩やかで初心者の方にもおすすめです(下写真)。ただし、雨が多いのでぬかるみや滑りやすい箇所は注意が必要です。

そして、万二郎岳山頂です。この標識、鉄に丸太が打ち付けられているワイルドな標識です(下写真)。武骨でかっこいい!

ちなみに、万二郎岳山頂からの景色はとてもきれいなので、ご自身で登ってかっこいい山頂標識とともに確認してみてください!万二郎岳を経て、いよいよ万三郎岳山頂です!

そして、帰りはシャクナゲルートを通って下山しました。このルートは名前の通り、シャクナゲをたくさん確認できるルートになります。しかし、昨年の今の時期はアマギシャクナゲが咲き誇っていたそうですが、今回はほとんど出会うことができず...。残念...。

ただしっ!!綺麗なうすピンク色の花を持つアマギツツジはたくさんみることができました(写真左)。きれいですねー(写真右)!

 今回は残念ながらアマギシャクナゲは見られませんでしたが、綺麗な景観と花々を観られて大満足でした。ぜひお時間を作って天城連山を訪れてみてください!

沼津管理官事務所 松岡宏明

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2018年01月24日【富士山がある風景100選】だるま山高原・金冠山・古稀山(伊豆半島エリア)

富士箱根伊豆国立公園 沼津 三上和希

今回は『富士山がある風景100選』に選定されている「だるま山高原」・「金冠山」・「古稀山」をご紹介します。

いずれも伊豆半島の西側を縦に延びる「伊豆山稜線歩道」上にあります。

だるま山高原・金冠山・古稀山の位置図

だるま山高原レストハウスから眺める富士山(MAPの①)

だるま山高原(だるま山高原レストハウス)からは富士山やその前方に広がる愛鷹山、丹沢山地や箱根山、さらには駿河湾に浮かぶ淡島も眺めることができます。

他にも玄岳や発端丈山、毛無山なども見ることができますが写真の中には納まりきらないほどなので、実際に足を運んで見るのがおすすめです。

レストハウスから金冠山への道は綺麗に整備された広い芝生の歩道で、思わず寝転んだり、走りたくなってしまいます(MAPの②)。

片道30-40分程度なので、レストハウスからの眺望を楽しんだ後は金冠山へも立ち寄って見てはいかがでしょうか。

金冠山から眺める富士山(MAPの③)

金冠山からもレストハウスと同様に富士山や淡島等を望むことができます。

山頂の北側が開けているため、その風景は開放的です。

金冠山から徒歩で古稀山へ向かう場合は、少し距離があり、また小達磨山や達磨山といった小さいピークを越える必要があるので多少労力は必要ですが、その労力に見合うような素敵な景色が伊豆山稜線歩道には広がります。

金冠山~古稀山間(MAPの④)は、クマザサの間を伸びる歩道が長く続きます。

周囲に遮るものが無い中、眼前に長く続く一本の道を歩くのは爽快で、疲れを感じずに歩くことができると思います。

達磨山から眺める戸田港(MAPの⑤)

途中の達磨山からも富士山が見えますが、個人的におすすめなのは山頂から眺める戸田港です。

海流に運ばれた土砂によって形成された砂嘴(さし)と呼ばれる地形が特徴的でおもしろいです。

古稀山から眺める富士山(MAPの⑥)

古稀山はクマザサと富士山、青空のコントラストが非常に美しい場所です。

また伊豆山稜線歩道に沿って伸びる西伊豆スカイラインもその風景に調和しており、最高のパノラマが楽しめます。

絶景を求めて「だるま山高原」「金冠山」「古稀山」をぜひ訪れてみてください。

++++++++++"富士山がある風景100選"とは +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては環境省関東地方環境事務所のページをご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/pre_2017/80_1.html

http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html






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2017年12月20日【富士山がある風景100選】長者ヶ岳(富士山西麓エリア)

富士箱根伊豆国立公園 沼津 三上和希

今回は、『富士山がある風景100選』の1つである「長者ヶ岳」をご紹介します。

長者ヶ岳は、富士山の西に位置する1335.8mの山です。

田貫湖北岸と西岸に登山口がありますが、今回は西岸から登ってきました。

はじめはジグザグの道を歩きながら、高度を上げていきます。

道中、鳥のさえずりが聞こえ、心地が良いです。

また歩いている途中コツコツという音が聞こえたので、音の方向を見てみると、キツツキの仲間であるコゲラがくちばしで木を叩いていました。

下の写真の中にコゲラがいるのですが、分かりますか?

(コゲラ)

ちょうど写真の中央にいます。

木にとまる際に尾を木にくっつけるのがコゲラの特徴です。写真でも尾を木につけていますね。

途中に田貫湖北岸からのルートとの合流点があり、ここから富士山の全景を眺めることができます。

ここから先の途中、ヒノキの木々の間を通る一直線の区間がありますが、非日常的な風景でおすすめの風景です。

(ヒノキの木々の間を通る一直線の道)

合流点から1時間強で山頂に到着です。

山頂東側の開けた場所から富士山を眺めることができます。

眼下に広がる麓の景色と富士山は絶景です。

下の方には田貫湖も見えます。

(長者ヶ岳山頂から眺める富士山)

私が山頂に到着したときは、雲が山頂部にかかっていましたが、数十分程度待っていると雲が徐々に消えて富士山の全景を眺めることができました。

山頂にはベンチとテーブルがあるので、座って休憩しながら富士山を眺めたり、雲が過ぎ去るのを待つのがいいですね。

山頂付近では歩道上に霜柱が出来ている区間も見られましたので、登られる場合は十分な防寒対策と装備をしていきましょう。

++++++++++"富士山がある風景100選"とは +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては環境省関東地方環境事務所のページをご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/pre_2017/80_1.html

http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html






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2017年12月13日【富士山がある風景100選】越前岳富士見台(富士山南麓エリア)

富士箱根伊豆国立公園 沼津 三上和希

今回は、『富士山がある風景100選』の1つである「越前岳富士見台」をご紹介します。

富士山の南麓には、複数の山々から成る愛鷹山塊が広がっています。愛鷹山塊の最高峰が越前岳(1504.2m)です。

越前岳へは2つのルートがあり、東の「愛鷹登山口」からのルートと北の「十里木登山口」からのルートがあります。

「十里木登山口」へは、バスもしくはマイカー(駐車場有)でアクセスできます。

「十里木登山口」から登ると、2時間半ほどで越前岳に到着です。

越前岳山頂では、北に富士山山頂部、南に大きく広がる駿河湾を眺めることができます。

(越前岳山頂から眺める富士山)

(越前岳山頂から眺める駿河湾)

もう20分ほど先へ進むと、富士見台に到着です。

富士見台から見える富士山は、昭和13年(1938年)に発行された五十銭紙幣に描かれています。

裾野の風景まで見渡せ、雄大な富士山を楽しむことができます。

また正面にぽっかりと空いた宝永火口を確認することもできます。


(富士見台から眺める富士山)

越前岳山頂から見えるのは富士山の山頂部のみで、全景を見ることはできませんので、越前岳山頂まで来たら、ぜひ富士見台にも寄ってみることをおすすめします。

「愛鷹登山口」までは、バスが通っています。登山口から林道を歩き、20分ほどで山神社に着きます。鳥居をくぐると登山道が始まります。山神社には駐車場があるので、マイカーで山神社まで来ることもできます。

富士見台に着くまでは富士山の全景を眺めることはできませんが、木々の間から富士山がちらつきます。

山神社から2時間ほどで富士見台に到着です。

富士山を眺めた後、越前岳山頂まで行き、駿河湾の風景もあわせて楽しむのもいいですね。

++++++++++"富士山がある風景100選"とは +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては環境省関東地方環境事務所のページをご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/pre_2017/80_1.html

http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html






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