ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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日光国立公園

111件の記事があります。

2018年02月26日【那須】平成29年度国立公園・野生生物フォトコレクション 最後の開催です!

日光国立公園 管理者(TEST用ID)

みなさんこんにちは。

最近は暖かい陽気が続きますね。

那須では雪が降る日もあれば、暖かい日もあるので、新雪の上をバフバフとスノーシューで歩くか、暖かい日の降り注ぐ雪の上を歩くか、お好きな散策状況を選べます。

まだまだスノーシューやスキーを楽しみたいので、もう少し雪が溶けずに残ってくれますように...!

(巡視中に見つけたノウサギの足跡)

そんな雪化粧した那須よりお知らせです。

「平成29年度国立公園・野生動物フォトコレクション -アクティブレンジャー写真展- 」を、那須で開催いたします!

<開催期間>平成30年2月27日(火)~平成30年3月18日(日)

<会  場> 那須高原ビジターセンター(栃木県那須郡那須町湯本207-2)

       ( 開館時間:9:00~16:30 水曜日休館 )

この写真展では、関東地区で活動するアクティブレンジャーが日々の業務の中で撮影した風景や動植物の写真を展示します。

現地で働き、現地を知っているからこそ切り取れた瞬間や、なかなか気づくことのない視点や感性で写された写真など、様々な写真の中からあなたのお気に入りの1枚を見つけてみてください。

気になる写真が見つかったら、ぜひ実際に現地を訪れてみることをオススメします!

(写真展会場の様子)

1年間、関東地方環境事務所管内を巡回してきた平成29年度アクティブレンジャー写真展も、那須会場での開催が最後となります。まだ見ていないという方、もう一度見たいという方、那須町にお住まいの方、那須へ遊びに行く予定がある方は、ぜひお立ち寄りください!

● 那須高原ビジターセンターHP ●

http://www.nasuheiseinomori.go.jp/vc/

● 写真展お知らせ ●

http://www.env.go.jp/park/nikko/topics/29_1.html

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2017年12月20日雪の戦場ヶ原で標識調査

日光国立公園 番場美奈子

奧日光は徐々に冬の装いで、景色が白く染まりつつあります。

【戦場ヶ原と男体山】

戦場ヶ原の歩道入口の赤沼駐車場も12月になり閉鎖され、散策する人もぐっと減り、紅葉の賑わいが嘘のようです。

12月半ばのこの日は細かい雪が降り、時折冷たい風が吹く中、積もった雪を踏みしめながら戦場ヶ原の標識の調査をしてきました。

標識にはいくつか種類があり、次のような役割を持ったものがあります。

●資源名標識:施設や地名等の名称を示す

●案内標識:地域全体の紹介や地図等によって位置関係を示す

●指導標識:分岐点で目的の方向を示す

●解説標識:その場所で見られる自然等を紹介する

●制札標識:禁止事項を示し、また注意喚起をする

※左から資源名、案内、指導、解説、制札標識(他にも種類があります)

標識は屋外に設置している為、雨風、雪にさらされ、少しずつ汚れや劣化が進みます。

戦場ヶ原の標識も設置してからしばらく経つので、来年度に改修する予定です。

それに向けて今回は解説標識を一通り確認していきました。

標識を前に、この内容を引き継ぐのか、他に何かこの場所に適した内容があるだろうかと検討してみたり、、、

別の適した設置場所があるだろうかと検討してみたり、、、

標識の無い場所で、この場所に新たに標識を設置してはどうだろうかと検討してみたり、、

この日の調査中には散策している人はほとんどいませんでしたが、特に新緑から紅葉の時期まで、戦場ヶ原には自然を楽しむ個人の利用者の方、修学旅行で環境学習をしている小学生の団体さんがたくさんいらっしゃいます。

みなさんに今以上に戦場ヶ原を知って、興味を持って楽しんでいただける標識にしていきたいと思います。

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2017年11月17日湯ノ湖・コカナダモ除去

日光国立公園 番場美奈子

こんにちは。日光国立公園管理事務所の番場です。

日光では事務所の周りでも紅葉が終わりに近づき、奥日光の湯元では雪が舞い始めています。

湯元には、多様な生物が生息しその保存を推進すべき湖として、ラムサール条約湿地に登録されている湯ノ湖があります。

その湯ノ湖では近年、北米原産の外来種の水草コカナダモが繁殖し、その水質悪化等の影響が懸念されており、1998年にコカナダモの除去活動が開始されました。

今年も数日間、栃木県や日光市によって実施され、最終日の11月15日(木)は奥日光清流清湖保全協議会が主催で人力での除去と湖周辺の清掃を行い、日光国立公園管理事務所からも数名が参加しました。

除去は、ボートから碇を投げ込み、それに引っかかった海底のコカナダモを引き上げるという方法で、多くのボートが湖に繰り出しました。水深が浅く水が透き通った湯ノ湖では底にコカナダモがなびいている様子が見え、それをめがけて碇を投げます。

写真1:投げ入れた碇に引っかかったコカナダモを引き上げる

場所によって捕れる量が違い、碇に少し引っかかるだけの時もあれば、抱えるようにボートに引き上げる時もあり、大量のコカナダモを引き上げている様子は、まるで海で漁をしているようでした。

写真2:大量のコカナダモの引き上げ

写真3:コカナダモを載せて岸に戻ったボート

最終日は晴天で風も無く作業には絶好の日で、行政や地元住民、後援の伊藤園の方等、多くの方が参加され、みなさんの交流の機会としても有意義な活動でした。

写真4:晴天の湯の湖

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2017年11月16日那須の外来生物対策~今シーズン最終章~

日光国立公園 吉川 美紀

 みなさんこんにちは。

 那須高原では、着々と冬を迎える準備が始まっています。

 うっすらと雪化粧を始めた那須岳では、11月8日に閉山祭が執り行われ、夏山シーズンを終えた山への感謝の祈りと冬山の安全祈願が行われました。

 那須ロープウェイも11月14日に今年の運行が終了し、12月1日からは登山口駐車場に続く車道も通行止めとなります。

 那須にお越しの際は、目的地の状況や天候をご確認のうえ、適切な装備をご用意ください。

(那須岳閉山祭)

 そんな冬が近づいてきた那須事務所では、今年度の外来生物事業の振り返りと実務者同士の意見交換を目的とした、外来生物対策報告会を開催しました。

 那須甲子・塩原地域で外来生物対策を推進する県、市町村、企業、学校、山岳会、地元ボランティアが集まり、情報や意見を交換し合い、各々の現状を共有しました。

 オオハンゴンソウやウチダザリガニの駆除、農業などに被害を及ぼすクビアカツヤカミキリなど県内へ新たに侵入してきた昆虫、全員抱えている課題や活動の内容は違いますが、「地域の自然を守りたい」という外来生物対策の根本の気持ちは同じです。

 出席者で交流を深めることができ、また来シーズンの外来生物駆除活動に向けて気持ちも新たに取り組んで行きたいと思います。

(外来生物対策報告会)

 さて、今年の外来生物対策活動の振り返りも終わったところで、今年度最後の外来生物対策事業として、今週末開催の「なすビジ秋祭り」にて外来生物普及啓発ブースを出店いたします!

 那須地域でよく見られる外来生物についてアピールするブースで、主にオオハンゴンソウについての紹介、等身大模型を使っての駆除体験、外来生物クイズへの挑戦!といった内容です。イベントでは、学習ブース以外にもクラフト体験や歴史案内ガイド、ツリークライミングや芋煮の振る舞いなど、多くの地元団体さんに色々な那須甲子地域の魅力を紹介していただきます。

 子どもも大人も、那須甲子地域をご存じの方も馴染みのない方も、きっと楽しめるものが見つかるはず!

(なすビジ秋祭り 外来生物ブース)

ぜひ、那須方面にお越しの場合はお立ち寄りください。

多くの方のご来場をお待ちしております!

 日時:11月18日(土)、19日(日) 10:00~15:00

 場所:那須高原ビジターセンター

   (栃木県那須郡那須町湯本207-2/TEL:0287-74-2301) 

 詳細:http://www.nasuheiseinomori.go.jp/vc/event/nasuvisi_akimatsuri

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2017年11月02日倒木処理

日光国立公園 太田祐司

 みなさん、こんにちは!

 奥日光は紅葉がいろは坂を下り、30日には湯元温泉から中禅寺湖にかけて積雪がありました。秋もまもなく終わりになります。湯元温泉ではまだカラマツの紅葉が残っていますが、それより上の日光白根山方面は白くなっています。

【湯元温泉から日光白根山方面を見る】

 週末に2週続けて台風が来て、せっかくの紅葉シーズンが残念なことになっています。台風などの強風が吹けば避けられないのは、倒木です。奥日光には環境省の管理歩道が約8kmありますが、そのうち約5kmは整備された木道で平坦で歩きやすいため、多くの小学生が修学旅行で歩きます。このため、倒木が発生したら速やかに処理しないと困ってしまう子供達がたくさん生じます。

 この秋にあった倒木処理作業をご紹介します。

                                                                                                                                                                                                                                                    

      

【小田代原の倒木】          

 小田代原では、強風で幹に腐朽の入っていたシラカバが幹折れし、木道をまたいで反対側の樹木にかかり木になりました。難しい伐採作業で木道の破損を覚悟して、専門業者さんに伐採撤去をお願いしました。幸い無事に除去することが出来ました。

   

 

 

【戦場ヶ原の倒木】

 次いで台風21号の風雨で戦場ヶ原の歩道に、立ち枯れ木が倒木しました。台風明けで多くの修学旅行の生徒達が通ります。業者さんに依頼する暇も無く、チェーンソーを借りて切断して片付けました。子供達が待っていたように通過します。

 

【湯ノ湖の倒木】

台風22号は日光にはあまり影響が無く終わったかと思いましたが、東京で木枯らし1番が吹いた日は、奥日光は吹雪で強風が吹きました。これにより湯ノ湖の西岸の山沿いの歩道に、倒木が発生しました。まだ雪が残っている歩道を多くの人が通行しているようで、これも急いで切断処理しました。待っていたように外国人カップルが通過していきました。

【霜で輝く戦場ヶ原】

 

 紅葉のピークが過ぎた戦場ヶ原ですが、霜の降りた早朝に白く輝く戦場ヶ原を見ることが出来ます。

 遠くには金屏風と言われるカラマツの黄葉が連なって見事です。

 気温が上がる8時過ぎにはすぐに溶けてしまいます。

 日光国立公園の紅葉はいろは坂を下り、平地にたどり着きました。東照宮周辺や竜王峡などがまだ見頃です。ぜひお出でください。

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2017年10月25日秋の女峰山巡視

日光国立公園 太田祐司

みなさん、こんにちは!

日光国立公園の太田です。

9月末に女峰山に巡視に出かけましたので、1ヶ月遅れとなってしまいましたが報告します。

山の上では着実に紅葉が進んでいます。

馬立コースから登ったのですが、好天に恵まれこれから歩く女峰山から帝釈山の稜線がはっきり見えます。

同行はSレンジャーとBアクティブレンジャーです。

【馬立登山口から見る女峰山と帝釈山】

コースは唐沢小屋を通りますが、小屋を過ぎると広いガレ場のトラバースが有り慎重に歩きます。

背後の山は紅葉しています。

【女峰山山頂下のガレ場】

女峰山頂からは西の帝釈山に向かいますが、この間の稜線は岩場混じりのヤセ尾根で、女峰の下りはちょっと傾斜のある岩の多い道です。女峰山の稜線北面は日光地域では数少ないハイマツの群生地で、他にもガンコウラン、コケモモ、ミヤマダイコンソウ等の高山植物が確認出来ました。

【女峰山頂からの急な下り】

尾根道の途中には1箇所鎖場もあり登り切ると専女山の標識があり、女峰山が切り立って見えます。

【専女山から見る女峰山】

帝釈山を過ぎて下りに入るとオオシラビソを主体とする針葉樹林の中の道で、

登山道は雨でえぐられた溝のような道が続きます。

【オオシラビソ林の中の道】

下りきると富士見峠の標識があり、野州原林道自動車道終点の標識もあり、

過去には自動車も通行していたことがわかります。

【富士見峠の標識】

馬立まで、荒れ果てた林道歩きを続けます。

秋の好天に恵まれ楽しみながら、登山道や林道、植生の状況などの確認が出来ました。

奥日光は現在、紅葉のベストシーズンです。

秋の登山では天気の急変や寒さにしっかりと備えて、楽しんでください。

また、渋滞を避けるためにも公共交通機関でお出でください。

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2017年10月23日日光国立公園ファムトリップ

日光国立公園 高橋祐子

 こんにちは。日光国立公園管理事務所の高橋です。

 今、国立公園では多くの方にもっと安全に、もっと快適に利用してもらうべく、いろいろなことに取り組んでいます。例えば遊歩道案内板の多言語化、様々な国から来てくれる利用者へのおもてなし改善や情報の一元化などなどです。今日はそんな中に開催された外国人旅行者の拡大を目的とした現地視察旅行(=ファムトリップ)の様子をご紹介します。

 外国人観光関係者に日光国立公園で実際に食や自然を体験してもらい、どのようにふれあいや楽しみ方を提供していくのがよいか、改善するために行われました。今回のツアーコンテンツは、中禅寺湖でのスタンドアップパドルやサイクリング、森の中でのトレッキングにアウトドアランチなど。

 そして日光を満喫した後には、ホテルにチェックインして意見交換会です。私たちにとってはこれが仕事の本番です。外国人目線の意見を余すことなく抽出し、今後の方向性を考えるための基礎知識や考え方を収集します。

 東照宮や華厳の滝などで有名な日光エリアですが、そのもう少し奥にもこんなに自然や文化に触れ合える場所がたくさんあり、ただ訪れるだけでは決して気付くことのない素敵な場所があります。紅葉時期には混雑のイメージがある日光エリアですが、長く滞在して地域の良さを教えてくれる人達と話すことができたら、今までとは違った一面が見えてきます。

 世界遺産の日光の社寺を目の当たりに感動した後は、ぜひ日光の自然や歴史のさらに奥にも目を向けてみてください!国籍問わず素敵な何かが見つかることと思います。

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2017年10月18日那須平成の森カフェOPEN

日光国立公園 吉川 美紀

みなさんこんにちは。

那須岳は10月上旬から紅葉を迎えており、標高の高いところから低いところへ、徐々に紅葉前線が下りてきています。山の秋は短く、紅葉が終わればじきに雪が降り、厳しい冬がやってきます。

登山の際は、事前の情報収集と装備確認をしっかりと行い、無理なく安全に山を楽しみましょう。

(10月5日撮影/姥ヶ平より茶臼岳撮影)

さて、森が色づきつつある那須平成の森では、日にち限定カフェがオープンしています!

今後の出店日は、10月 21日(土)、28日(土)。

場所は、那須平成の森フィールドセンターのウッドデッキです。

鮮やかな森を眺めながら、冷えてきた空気の中、あたたかいコーヒーで体を温めるのはいかがでしょうか。

詳細はこちら(那須平成の森:http://www.nasuheiseinomori.go.jp/archives/9905

(カフェ出店の様子)

実は、ウッドデッキにあるベンチや大テーブルは、那須平成の森を愛する地元の皆さんに協力いただき、今年の5月に手作りしたものです。

ぜひ、那須平成の森ファンたちの愛がこもったテーブルやベンチで、コーヒーをお楽しみください!

(那須平成の森ウッドデッキ)

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2017年09月26日ツーリズムEXPO ジャパン

日光国立公園 高橋祐子

 こんにちは。日光国立公園管理事務所の高橋です。

 9月22日~24日に東京ビッグサイトで開催されたツーリズムEXPOジャパンに参加してきたので、今日はその様子をご案内します。

 ツーリズムEXPOジャパンは日本最大級の旅行イベントで、環境省は毎年出店しているのだそうです。そして今年は「国立公園満喫プロジェクト」との関連もあり、ひときわ力を入れて臨んだとのことでした。

 私が担当したのは22日で、欧米豪と日本の旅行業者の方がメインで来場する日でした。とても緊張しましたが、楽しく勉強させていただきました。

 また、今回出店した国立公園は、阿寒摩周・十和田八幡平・日光・伊勢志摩・大山隠岐・阿蘇くじゅう・霧島錦江湾・慶良間諸島と、いずれも満喫プロジェクトに取り組んでいる公園です。それぞれ気合いが入っている様子でした。

 日光国立公園ブースでは土日の一般来場者向けに「木の枝のえんぴつ作り」といった体験メニューを用意してのおもてなしです。年齢問わずの大盛況で終わったそうです!

 等身大のクジラのしっぽパネルや、バーチャルスコープを使用した各公園の美しい風景体験などなど... 日本の大自然の素晴らしさをお伝えするため、色々な仕掛けとともに、国立公園の魅力を存分にアピールできた3日間でした。

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2017年09月12日カッコウ親子(?)の子育て

日光国立公園 高橋祐子

 日光国立公園管理事務所の高橋です。

 日光国立公園日光地域では、パークボランティアの皆さんが活動してくださっています。

パークボランティアとは、環境省とともに国立公園の自然解説や保護を行ってくださる縁の下の力持ちのような方たちの事です。

 日光で活躍するパークボランティア会員の中には自然解説を得意とするエキスパート達がいます。

 この日も自然観察会を行って大盛況に終わり、みんな大満足。下の写真は、そんな活動の一コマです。

 そして帰りには、こんなかわいい光景も!

 カッコウのひなです。

 親はアオジ、親よりもひなの方が大きいという少し変な光景ですが、カッコウは托卵をする種なのでこのようなこともあります。

 親鳥は、大きく開いたカッコウひなの赤い口の中に、どうしてもエサを押し込みたくなるようです。

 その本能を利用して、ひなは他種の親に育ててもらうことができます。

 日光エリアの豊かな生態系の中で見られた、とても珍しい光景でした。

 秋も見どころいっぱいの日光国立公園、ぜひたくさんの方のお越しをお待ちしています。

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