ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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富士箱根伊豆国立公園 下田

18件の記事があります。

2017年11月07日【富士山がある風景100選】仁科峠(伊豆半島エリア)

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

今回は『富士山がある風景100選』に選ばれた伊豆半島の仁科峠をご紹介します。

(仁科峠展望台からの眺望)

 

仁科峠は、天城峠から西に延びたハイキングコース伊豆山稜線歩道の中間に位置しています。

風が強いため、背の高い木が少なく、笹に覆われた峠です。

 

(仁科峠 笹と歩道)

 

伊豆山稜線歩道を歩いてくることもできますが、自信がない方はツーリングやドライブで人気な西伊豆スカイラインを通り、仁科峠駐車場からも展望地点へアクセスすることが出来ます。

駐車場から展望台までは少し坂を登らなければなりませんが、背丈ほどの笹に囲まれた道を歩くのも楽しいですし、見上げると空がとても広く感じられます。

 

(仁科峠 西伊豆の街と駿河湾)

 

登りきったところにある展望台からは、360°視界を遮るものがなく、富士山だけではなく、伊豆の山々や眼下に駿河湾等を望む絶景を楽しめます。

一斉に笹の葉がなびいた時の音や辺りを一望できる開放感がとても心地よい展望台です。

 

(仁科峠 富士山) 

これからの季節、富士山に雪が積もれば、また違った風景が見られると思います。

 

++++++++++"富士山がある風景100選"とは ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては環境省関東地方環境事務所のページをご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/pre_2017/80_1.html
http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html


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2017年09月19日伊豆半島のいいね!スポット

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

今回は写真を撮ってSNSに投稿したくなるようなスポット4ヶ所をご紹介いたします。 

 

 

  

下田市田牛(とうじと読みます)にある竜宮窟です。洞窟の中では、打ち寄せる波と差し込む日差しが幻想的な空間を作り出します。上から覗き込むとハートが見え、思わず写真撮りたくなるはず。 

波に浸食されてできた洞窟の天井が落ちてこのような姿になったそうです。  

 

 

 

天城山にある伊豆半島最高峰万三郎岳から八丁池方面に約30分のところにあるのがヘビブナです。その姿から何か辛い過去があったと想像できますが、懸命に生きるブナのたくましい生命力を見ることができます。 

 

 

 

 

南伊豆町にある子浦日和山遊歩道を5分程度歩くと三十三観音が現れます。 

傘のように突き出た岩の下に観音様が並んでおり、森の中で少し異様な雰囲気を醸し出しています。 

伊豆半島ジオパークのジオサイトにもなっているので、後ろの地層に注目してみても面白いかもしれません。 

 

 

 

 

西伊豆町黄金崎にある通称"馬ロック"。誰が見ても馬にしか見えない姿は一見の価値あり。 

頭頂部の木々がうまい具合にたてがみに見えて、より馬っぽさを演出しています。夕暮れ時は、黄金色に輝く馬ロックと水平線に沈む夕日がとても綺麗です。更に天気が良ければ後ろに富士山を見ることもできます。

ここだけではなく伊豆半島には素晴らしい風景がたくさんありますので、あちこち写真を撮ってまわるのも楽しいと思います。

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2017年08月08日6年ぶりの復活 河津七滝最大の滝 「大滝」

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

今回は河津町の河津七滝についてご紹介いたします。 

 

2011年の台風で歩道が損壊し、通行止めになっていた大滝遊歩道が修復を終え、8月3日に開通いたしました。

一般観光客は、6年ぶりに河津七滝すべてを見られるようになりました。 

 

(2017/08/04 大滝) 

 

大滝は、落差30メートル、幅7メートルあり、河津七滝で最大です。

ダイナミックに流れ落ちる姿は、迫力満点です。

  

(2017/08/04 蛇滝) 

それぞれ特徴が異なる七滝ですが、その名前も特徴的です。 

蛇滝は、岩の模様が蛇の鱗のようであることからその名がつけられました。 

  

(2017/08/04 吊り橋) 

歩道にはいくつか吊り橋が設置されており、川や滝を上から見られるポイントもあります。

なぜか揺れる吊り橋を渡るとテンションが上がります。子供たちも大興奮で渡っていました。 

  

(2017/08/04 釜滝と柱状節理) 

 

釜滝近くの柱状の岩は、マグマが冷え固まる時、縮むことでできた柱状節理という岩です。

滝だけでなく周りの自然や火山の作り出した地形も見所の一つです。

海もいいですが、涼しい川と滝、暑い夏にぴったりのスポットです。

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2017年07月12日夏といえば海! 海といえば伊豆下田!

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

ジリジリと太陽が照りつける中、伊豆下田では、徐々に海水浴を楽しむ方が増えてきました。 

今回は下田の海をご紹介いたします。

 

(上段:田牛海岸 鍋田浜 外浦海岸

 中段:九十浜 白浜大浜 入田浜

 下段:吉佐美大浜 白浜中央 多々戸浜)

下田の浜は、伊豆半島の地形上、山や岩でいくつかに分かれています。

そのため大きな浜からプライベートビーチの様な小さな浜、波の静かな浜など様々な浜が点在しています。

共通しているのは、とにかく海が綺麗なことです。

 

(2017/07/06 白浜大浜海水浴場) 

その中でも一番有名な海が白浜大浜海岸です。眺めているだけでも楽しめそうな真っ白の砂浜と青い海が続く広々とした海水浴場です。下田といえば、白浜というイメージの人も多いです。毎年約40万人が訪れます。 

7月初旬は、それほど混んでいる印象は受けませんでしたが、海開き後、夏本番の混み具合は未知数です。

 

(2017/07/06 九十浜海水浴場) 

こちらは、九十浜です。見てのとおり小さい浜ですが、周りは山に囲まれ、まるでプライベートビーチのような感覚になります。入り江になっているので波は比較的穏やかで近くの磯ではシュノーケリングを楽しむ人もいました。坂を下って到着する浜なので、帰りは上りです。帰る体力を残しておいてください。

 

 

(2017/07/06 入田浜海水浴場) 

こちらは入田浜です。若干行きにくいところにある海ですが、人気の高い海です。

サーファーの人気も高く、外国の方も多いように思います。海水の透明度はかなり高く、海底に映るサーフボードの影、足下を泳ぐ魚がくっきり見えました。南国の海にいるような気分を味わえます。

 

海によってそれぞれ特徴があるので海水浴場を巡って、自分好みの海をみつけてみてはいかがでしょうか。

最高の海があなたをお待ちしております。

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2017年06月13日驚きの15万株! 伊豆半島下田あじさい祭り

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

6月、梅雨の時期といえば、あじさいです。今回は伊豆半島 下田のあじさいについてご紹介します。

伊豆急下田駅から徒歩10分の下田公園では、あじさい祭りが開催中です。

  

(2017/6/5 下田公園)

公園と言ってもほとんど山です。 

昔、豊臣との戦いに備え、北条が大改築した山城である下田城の跡が下田公園です。 

現在お城はありません。アップダウンがありますので歩きやすい靴がおすすめです。

 

(2017/6/5 下田公園)

道に沿って咲く色とりどりのあじさいは、100種類以上あり、初めて見るあじさいもありました。

 

(2017/6/5 下田公園)

とても綺麗なあじさいですが、ここのあじさいのすごいところは、なんと言ってもその数です。 

15万株300万輪のあじさいが咲いているそうです。 

 

全国のあじさい名所でも数千~数万株が多く、15万株ものあじさいが咲いているのは珍しいです。 

日本で最大級のあじさい群生地だと思います。斜面を埋め尽くすあじさいは、見応え十分でした。

 

(2017/6/10 下田公園)

歩道は、あじさいに囲まれており、間近で見ることもできます。 

見上げれば山を埋めるあじさいが広がり、見下ろせば街並みとあじさいを見ることができ、 

場所や角度によって様々な表情が楽しめます。 

 

こんなに咲いているのかと驚きましたが6月10日の咲き具合は、5分咲き程度。 

満開になったらどれだけ綺麗なのだと楽しみになります。

 

 

(2017/6/5 下田公園) 

少し登れば下田の街が一望でき、展望台からは、海も見渡せます。

綺麗なあじさいや景色を見ながら、軽いハイキングが楽しめる下田公園あじさい祭りは、 

見頃を迎える6月中旬が本番です。 

 

梅雨の時期、雨で外に出にくいですが、雨露に輝くあじさいもまた趣があっていいかもしれません。 

ぜひお越しください。

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2017年05月26日一見の価値あり! 天城山 アマギシャクナゲ!

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

伊豆半島にある天城山(万二郎岳、万三郎岳など天城連山の総称)に行きました。 

だんだん暖かくなってきて山登りしたくなる時期になってきました。 

 

この日、残念ながら曇りでしたが、登山者は多かったです。 もちろん目当ては、時期を迎えたアマギシャクナゲです。みなさんアマギシャクナゲを目指して元気よく歩いていました。 

(2017/5/24 トウゴクミツバツツジ 万二郎岳周辺) 

最初に目に入るのは紅紫色が鮮やかなトウゴクミツバツツジです。 

枝にたくさんに花がついていて、とても綺麗でした。

万三郎岳の山頂に近づいていくと、先の方で歓声が聞こえ、立ち止まる人たちが見えました。

いよいよだと歩いて行くと、 

(2017/5/24 アマギシャクナゲ 万三郎岳周辺)

 

背丈以上の立派なアマギシャクナゲが咲いていました。

花も綺麗ですが、花の数とボリュームに圧倒されます。  

(2017/5/24 アマギシャクナゲ 万三郎岳周辺)

場所によっては、アマギシャクナゲが密集していて、体をすぼめながら歩く道もありました。 

 

(2017/5/24 アマギシャクナゲ 万三郎岳周辺)

花の色は、薄いピンク色ですが濃さには差があり、白っぽいものもありました。

    

(2017/5/24 シャクナゲコース)

綺麗な花々だけでなく、初夏を感じる新緑も見事です。 

天城山は、今の時期が特におすすめです。ぜひお越しください。

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2017年04月27日南伊豆で発見! 桃太郎で有名なあの2匹 !!

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

今回は南伊豆で見つけた動物について紹介いたします。 

 

(2017/04/25 ニホンザル) 

 

ニホンザルが毛繕いをしています。林道を歩いていると山の中から突然ガサガサという音とともに数匹が姿を現しました。一瞬ドキッとしましたが特にいたずらされることもなく通過できました。 

 

南伊豆町の波勝崎周辺には、約300匹のニホンザルがいるそうです。 

 

  

(2017/04/25 子ザル) 

これだけサルがいると農作物被害などがあるのではないかと思いますが、波勝崎にはサル園があり、管理されているので周囲への被害は鹿や猪に比べて少ないようです。

  

 

(2017/04/25 雄のキジ) 

 

次に見つけたのは、日本の国鳥でもあるキジです。 

写真を撮ろうと近づくと飛ばずに走って逃げてしまいました。飛ぶよりも走る方が得意な様でとても足が速いです。ことわざに雉の草隠れ(頭隠して尻隠さずと同じ意味)とありますが、まさにその通りで、草むらに隠れても長い尾が見えますし、色が目立つのですぐ見つけられました。

 

  

(2017/04/18 雌のキジ)

今の季節は卵を産む時期なので、雄の近くに雌もいました。雄に比べて雌は地味な色をしています。 

 

サルとキジ、あとイヌがいればまるで桃太郎のようでした。

桃太郎は、南伊豆のような里山で生まれた物語なのかもしれませんね。

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2017年03月31日海が割れるトンボロ現象!! 西伊豆 三四郎島

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

沖合約200mのところに4つの島でできた三四郎島があります。

普段は海に阻まれて渡ることができません。 

 

 

しかし、潮が引くと 

 

人が渡れるくらいの陸地が出てきます。 

このような干潮時、島と陸地がつながる現象をトンボロ現象と言います。

 

 

海と海の間を歩いて島に渡ると、島同士がつながり、広い磯になっていました。

磯の香りがして、石には海藻がついていてツルツルと滑りました。

岩の間には貝や小さな魚がいて、大人も子供も楽しんでいました。

 

遊ぶのに夢中になって帰り道がないなんてことにならないように気をつけてください。

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2017年03月13日伊豆で見つけた氷の自然現象

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

山に登るとまだ寒いですが、徐々に暖かくなってきており、伊豆に春が近づいてきていると感じます。

今回は伊豆の山で見つけた氷の自然現象をご紹介します。  

 

 

(2017/02/28 仁科峠周辺)

山を見て、綺麗な花が咲いていてもう春かと一瞬思いました。でも花が咲くにはまだ少し早くないかと、 

近くで見てみると 

 

 

  

(2017/02/28 仁科峠周辺)

 

花ではありませんでした。大気中の水分が凍ってくっついた霧氷(むひょう)です。 

木の枝がまるで鳥の羽のようになっていました。これはこれで綺麗でしたが少し騙された感じです。

山を見回して、全体が白ければ凍っているとわかりますが、所々なので花が咲いているように見えました。

 

 

 

(2017/03/08 万三郎岳) 

 

土からフサフサと髭のような白いものが生えています。 

 

 

 

(2017/03/08 万三郎岳) 

 

霜柱(しもばしら)です。まず地表の水分が凍って、毛細管現象で地中の水分が表面に出てきて凍ってを繰り返して柱状になったものです。56cmくらいの長さでした。 

 

 

 

 

(2017/03/08 万三郎岳) 

 

  

登山道を歩いていると土が盛り上がっていたので覗いてみると中は、透き通った氷が土を押し上げ、空洞になっていました。

これは、凍上(とうじょう)という現象で地中の水分が凍って、厚い氷の層を作り、盛り上がったものです。上に乗っても潰れないだけの強度がありました。  

 

 

(2017/02/21 天城峠周辺)   

最後にコケから垂れた鼻水。ではなく水滴が垂れて凍ったかわいらしい氷柱(つらら)です。

同じ氷でもその場所の気候や状況の違いで様々な状態に変化していてとてもおもしろいです。

寒いと外に出たくなくなりますが、一歩外に出るとこの時期ならではの発見があるかもしれません。

 

 

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2017年02月10日一足早い春の訪れ 河津桜

富士箱根伊豆国立公園 下田 吉川貴光

まだまだ寒い日が続きますが、伊豆半島の河津町では河津桜が満開に近くなっています。河津桜は、一般的によく目にするソメイヨシノに比べて、開花が約1ヶ月早く、ピンク色がやや濃いのが特徴です。 

 

 

(2017/2/10 河津町 河津桜) 

 

 

河津桜は、約60年前に河津町の河津川で苗が発見されました。その後、発見された桜は今までなかった種類とわかり、原木が河津町にあることから河津桜と命名されました。  

 

(2017/2/10 河津桜の原木) 

 

 

河津川沿い約3kmの桜並木は、見事でずっと見ていても飽きませんでした。見に来た人たちは、河原に降りて見たり、桜と写真を撮ったり、とても楽しそうで日本人は改めて桜が好きだなと感じました。

 

 

 

(2017/2/10 蜜を吸いにきたメジロ) 

 

一足早い春の訪れにたくさんの鳥も大喜びでした。 

桜を見ながら歩いていると鼻がムズムズ。

今年も春の訪れを 「はな」 が教えてくれました。

 

 

(2017/2/10 河津川)

 

皆さんもぜひ綺麗な河津桜を見に来てください。 

花粉症の方はそろそろ辛い時期が始まりそうなので対策をお忘れなく。

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