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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

【報告】子どもパークレンジャー第1弾!「サマースクール」(箱根地域)

2019年08月01日
富士箱根伊豆国立公園

こんにちは。富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

最近、生きもの系のガチャポンにハマり、事務所の机にダンゴムシやらイモムシやらのフィギュアがラインナップし始めてきました。

さて、今年も夏がやってきました!毎年7~8月にかけて、当事務所では「子どもパークレンジャー」のイベントの季節です。全3回を予定しており、先日7月23日(火)に第1回目の地元小学校との共催行事が無事終了いたしましたのでご報告いたします。

このイベントは地元小学校が夏休み企画として同校の小学生を対象に「サマースクール」として企画し、環境省のほかにも箱根ビジターセンター、箱根地区パークボランティア(箱根ボランティア解説員連絡会)が協力して、開催しています。

それぞれで企画内容が異なり、環境省は「子どもパークレンジャー体験」「溶岩染め」の2つ。箱根ビジターセンターは「自然観察会(クイズラリー)」、箱根地区パークボランティア「クラフト教室」の4つに分かれており、事前にどれを体験したいか選択してもらい、体験する午前中のみのイベントです。

【子どもパークレンジャー体験】(運営:NPO法人ホールアース研究所)----------------

箱根火山の歴史や火山の噴火について、地域の動植物など箱根特有の自然環境を学ぶとともに、国立公園の歴史や保護されている理由などを実験などでわかりやすく学ぶプログラムです。

【アイスブレイク:葉っぱじゃんけん】

参加者で3チームに分け、園地より葉っぱ3枚(樹木の葉、落ちている葉)を採集後に集まり、出されたお題に沿って採集した葉っぱを出して競います(例:大きな葉っぱ、ギザギザが細かい葉っぱなど)。参加者の緊張ほぐしや箱根の植物紹介をねらいとして実施しました。

【コーラで噴火実験】

コーラをマグマに見立て、振る(地震が起きる)とどんなふうに中身が噴出するのか実験して、噴火のメカニズムを学びました。手前の子どもはとても上手に噴出していますね!

【溶岩染め】(運営:NPO法人ホールアース研究所)-------------------------

粉末状の富士山の溶岩を水で溶かして染液を作り、刷毛や筆を使って白い布に絵を描く染物体験です。今回は雨天が予測できたため、箱根ビジターセンター内をお借りして実施しました。

【染色の様子】

今年は箱根登山電車や鳥居、アイドルのシンボルマークなど多種多様なイラストが多かったです。

【自然観察会】(運営:箱根ビジターセンター((一財)自然公園財団箱根支部))------------

【クイズラリーの様子】

箱根ビジターセンターの職員の指導の下、箱根ビジターセンター周辺の散策路や園地でクイズラリーを実施しました。箱根ジオパーク関連や周辺で観察できる動植物の3択クイズになっています。

【クラフト教室】(運営:箱根ボランティア解説員連絡会(箱根地区パークボランティア))-------

 木の輪切りや木の実などを使ったキーホルダーを作りです。

【全体の様子(左)と作成の様子(右)】

今回も素敵な作品がたくさん出来ました。細かい作業もなんなく熟していて驚きました。

短い時間の中ですが、かなり盛りだくさんのプログラムで子どもたち、先生方にも楽しんでいただきました。

箱根地域での子どもパークレンジャー体験は残り2回を予定しております。

次回は箱根火山を中心に学ぶ「箱根ジオパークサマースクール」を開催します!

午前中は学芸員による噴火実験、午後はフィールドを歩きながら箱根の自然についてビンゴゲームで探検!

8月20日(火)に開催致します!まだまだ募集を受け付けております!ぜひご参加を!

(参考:https://www.env.go.jp/kids/gokan/jpr/area/kanto-area/fujihakone.html#schedulePost