南アルプス

鳳凰三山巡視!!

2022年07月25日
南アルプス 海藤愛結
皆さん、こんにちは!
南アルプス自然保護官事務所の海藤です。
 
最近は、土砂降りが多くて梅雨明けしたと思えないような天気ですね…。
私も現場に行くたびに雨に降られているところです。

 
そんな土砂降りの中でしたが先日、一泊二日で鳳凰三山の巡視にいきました!
その様子を何回かに分けてご紹介できればと思います。
 
 
青木鉱泉→地蔵岳→観音岳→薬師岳→夜叉神峠という13時間ほどのコースです。

 
青木鉱泉からドンドコ沢に行く登山道ではいくつか分かれ道がありますが、
南精進ヶ滝、鳳凰ノ滝、白糸滝、五色滝と4本の滝を見ることができます。
雨でしたので鮮明でない写真もありますが、ご紹介します。

 
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南精進ヶ滝:2段に分かれていて、迫力があります。
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鳳凰ノ滝:写真では分かりづらいですが、奥の滝が左右二つに分かれています。 鳳凰ノ滝の名のように鳳凰の翼を連想させるようですね。
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白糸の滝:白糸の滝という名前の滝は全国に数多くありますね。
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五色滝:滝が中間あたりで岩壁に当たり、岩がえぐれています。


どの滝も異なっていて見応えがあります!
滝のしぶきを感じられる夏にはぴったりのコースですね。
滝にいく道が分かりづらい箇所もありますので、来られる際にはしっかり地図で道を確認しながら進んでください!
 

ドンドコ沢の日本庭園!?



4本の滝をみて、さらに登るとドンドコ沢の源流の河原に出ます。
花崗岩と花崗岩の砂、木々でできた河原はとてもきれいでまるで日本庭園のようです。
 
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ドンドコ沢源流の河原

河原は花崗岩が砂になったものが集まっているのですが、大きな岩の下はさらに細かく軽い砂が風で吹き溜まるのか、
他の場所よりとてもサラサラの砂があります。
訪れた際は触ってみてください。まるで、砂浜の砂のようです!
 
そして、そのサラサラの砂には小さな足跡がありました。
誰の足跡でしょうか。シカにしては小さいし蹄と蹄の間が開いているような気がしますが…。
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謎の足跡


国立公園内にはたくさんの生物が生息していて、姿を見ることができなくても
フィールドサイン(動物たちが残した痕跡)がたくさんあります。
探しながら登るのも楽しいかもしれないですね!
 
国立公園では滝を見る、フィールドサインを探すなど他にもいろいろな楽しみ方ができます。
皆さんの国立公園の楽しみ方はどんなものでしょうか?
どこかでお会いした時には是非、教えてください!!
 
 
次の投稿では鳳凰三山に咲く高山植物などについてご紹介します!