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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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富士箱根伊豆国立公園 伊豆諸島

32件の記事があります。

2020年01月24日三原山に雪が! 大島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島管理官事務所の竹下です。

先週末、三原山に雪が降りました!!

山頂口から眺めた雪の三原山

▲山頂口から眺めた三原山

先週の土曜は気温が低く、大島にしてはかなり寒い日でした。

麓の市街地では雨が降っていましたが、土曜の夕方時点で山の斜面の高いところに少し雪が付いていました。

雨風が止んだ日曜、さっそく三原山へ出かけてみると、見たことのない景色が・・・!

黒い砂漠の上に、黒くゴツゴツした溶岩の上に、白い雪が降り積もっていました。

麓の市街地には積雪がなく、山の斜面の雪はほとんど溶けていたので、カルデラ内だけが雪のある世界になっていました。

三原山北側の溶岩流(手前)の上から眺めた櫛形山(左)、三原山中央火口丘(右)

▲三原山北側の溶岩流(手前)の上から眺めた櫛形山(左)、三原山中央火口丘(右)

1986年の割れ目噴火口から流れ出た溶岩流

1986年の割れ目噴火口から流れ出た溶岩流

歩道部分の積雪は5cm程度、凍結も無く、登山靴だけで快適に歩くことが出来ました。

雪を被った溶岩流は、遠くから見ると、粉糖のかかったチョコレートのようです。

お鉢巡りコース東側から眺めた中央火口(右側手前の白いもやは湯気)

▲お鉢巡りコース東側から眺めた中央火口(右側手前の白いもやは湯気)

中央火口を一周する歩道(お鉢巡りコース)には、所により吹きだまりができており、そのような場所では30cmほどの積雪がありました。凍結は無く、登山靴だけでも歩ける状態でしたが、足下はスパッツを付けるか長靴、雪の状態によっては軽アイゼン、手にはストックがあった方が歩きやすいかもしれません。(強風の場合は立ち入り禁止となっています。凍結時は滑落に注意が必要です。)

▲お鉢巡りコース上、三原新山東側から眺めた中央火口(積雪時)

▲お鉢巡りコース上、三原新山東側から眺めた中央火口(通常時:秋)

上の写真が積雪した時、下の写真が通常(秋)の中央火口です。

通常はダイナミックな火口の壁面がはっきり見えていて、壮大さや厳しさを感じるような景色ですが、白い雪が降り積もっただけで、なんとなく柔らかな優しい印象になるのはなぜでしょうか。

大島では積雪自体が珍しく、この日のような真っ白の雪景色は、雪の降った後数日間だけのものです。

見たことのない景色に興奮しつつ、雪の三原山を楽しみました。

【22日時点の道路状況】

山頂口から山頂までの舗装路(山頂遊歩道)の雪は無くなり、足下を気にせず山頂まで登れるようになっています。お鉢巡りコースや表砂漠では、ところにより30cmほどの積雪が残っています。特にお鉢巡りコースでは、晴れた日の日中に歩道が凍結することはまず無いと思いますが、早朝など気温の低い時に雪が固くなる可能性もあるので、足下に注意が必要です。

【伊豆大島への交通・観光情報】

伊豆大島観光協会http://www.izu-oshima.or.jp/

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2020年01月15日三原山山頂口展望台から眺める富士山と伊豆半島の山々 大島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島管理官事務所の竹下です。

先週は、新年最初の巡視で三原山へ行ってきました。

三原山山頂口の駐車場付近にある展望スポット「三原山山頂口展望台」では、この冬一番の景色を見ることができました! 今回は、この三原山山頂口展望台から見える山々を紹介します。

三原山山頂口展望台からの景色(写真左下は元町港

▲三原山山頂口展望台からの景色(写真左下は元町港)

三原山山頂口展望台から見える主な山と街

▲三原山山頂口展望台から見える主な山と街

展望台からは富士山が大きく見えるほか、箱根~伊豆半島東部の山並みを見渡すことができます。

この日は前日の嵐で空気が掃除されたのか、南アルプス赤石山脈まではっきりと見えました。

離れた場所から本州の起伏を眺めてみると、改めて富士山の高さ、大きさを感じます。

三原山山頂口からの風景は「富士山がある風景100選」に選ばれています。「富士山がある風景100選」とは富士箱根伊豆国立公園の指定80周年を記念して選出された展望地です。伊豆大島からは、

・三原山山頂口展望台

・港の見える丘

・万立浜

の三地点が選ばれています。他のポイントにも、ぜひ足を運んでみてください。

【富士山がある風景100選】http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html

富士山宝永火口

▲大島からは富士山宝永火口がよく見える!

望遠レンズで撮影すると、富士山の表面の形がよく見えます。

山腹の正面には、宝永火口が見えています。この火口は、富士山の一番最近の噴火、江戸時代の1707年(宝永4年)に起きた宝永噴火によってできました。都内から富士山を見ると、この火口を横から見る形になるため、富士山の稜線がでこぼこしているように見えます。大島から見ると宝永火口が真正面に来るため、綺麗な形の富士山が見えるのです。

大室山と赤石山脈(南アルプス)

▲大室山と赤石山脈(南アルプス)

 富士山から左へ視線を移していくと、個性的な形の大室山(580m)が見えます。約4000年前の噴火でできた火山で、直径250300mほどの火口を擁しています。表面が滑らかに見えるのは、伝統的な山焼きによって、斜面が草原の状態に保たれているからです。山全体が国の天然記念物の指定を受けているため、現在は徒歩での登山は禁止となっていて、山頂へはリフトでアクセスできるようです。

 大室山の背景には、雪を被った赤石山脈が壁のように連なっています。春~秋にかけてはぼんやりとしか見えず、初めて見た時は横長になびく雲かと思いました。大島から見える峰の名前が分かるようになりたいです。

伊豆半島にそびえ立つ天城山

▲伊豆半島にそびえ立つ天城山

展望台のほぼ正面には、天城の山々、伊豆半島最高峰の万三郎岳(1,406m)、万二郎岳(1,299m)、遠笠山(1197m)、矢筈山(816m)などが見えます。天城山は、格好良く尖った万二郎岳、万三郎岳を中心に、稜線が左右に大きく広がっています。伊豆半島にどっしりとそびえ立つ姿は、海を挟んで見ても迫力があります。展望台から見ると、天城山は距離的に一番近いように感じられるので、勝手に親近感を持っていつも眺めています。

天城山の様子については、沼津管理官事務所 山田さんのアクティブ・レンジャー日記で紹介されています。

http://kanto.env.go.jp/blog/2019/11/post-785.html

遠くに見える山を知っている人が歩いているかもと思うだけで、なんだか嬉しいような感じがしませんか?

三原山山頂口展望台は、バスや車で簡単にアクセスできます。

大島にお越しの際、晴れた日には、ぜひお立ち寄りください。

 

【大島へのアクセス情報】

大島観光協会 http://www.izu-oshima.or.jp/

【三原山山頂口展望台へのアクセス情報】

・大島バス http://oshima-bus.com/

「元町港」より乗車→「三原山山頂口」で下車(約25分)

・展望スポットは駐車場海側。

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2019年11月12日泉津海岸遊歩道 大島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島管理官事務所の竹下です。

だんだんと気温が下がり、風が吹くと寒く感じるようになってきました。

さて、先週は「泉津海岸遊歩道」の巡視に行ってきました。

泉津海岸遊歩道は、大島の東に位置する泉津集落の二本松~行者トンネルまで、海岸沿いに続く5.5kmのコースです。今回は、二本松~行者トンネルの間にある東京都立大島公園からスタートし、泉津集落までの約2時間半~3時間程の道のりを歩きました。波の音を聴きながら歩く気持ちの良い道で、天気の良い日は海の向こうに房総半島を眺めることができます。

東京都立大島公園ハイキングコースマップより引用・改変した泉津海岸遊歩道コースマップ

▲今回のコース

東京都大島支庁ホームページ_東京都立大島公園ハイキングコースマップより引用・改変

http://www.soumu.metro.tokyo.jp/11osima/park/www/htdocs/nature/hiking.html

今回コースのスタート地点、大島公園までは元町港から車で約30分、あるいは岡田港・元町港から出ている路線バスで行くことができます。

大島公園入口付近にある椿資料館の脇から公園内の散策路に入り、「海岸遊歩道」の道標に沿って進むと、5分ほどで海岸遊歩道に突き当たります。

椿の花をモチーフにした大島公園バス停

▲大島公園バス停。ツバキの花がモチーフになっている。

大島公園内の散策路。「海岸遊歩道」の道標に従って進む

▲泉津海岸遊歩道へ続く、大島公園内の散策路。

林床に立っていたテンナンショウの仲間。茎の紫色、葉の緑色、実のオレンジ色が綺麗。

▲園内の散策路で見つけたテンナンショウの仲間。茎の紫、葉の緑、実のオレンジが綺麗。

海岸遊歩道に出てからしばらくは、海岸の内陸側に生育するヒメユズリハやヤブツバキなどの高木林の中を歩きます。林の梢には、ヒメユズリハの黒い実か、そこに付いている虫を食べに、シチトウメジロやカラ類の群れがやってきていました。賑やかに鳴きながら餌をついばんでは通り過ぎて行く群れを道ばたにしゃがんでゆっくり観察できました。

ヒメユズリハの黒い実あるいは、そこに付いた虫を食べにきたシチトウメジロ

▲ヒメユズリハの実を食べにきたシチトウメジロ

群れが通り過ぎた後、静かになった梢をふと見上げると、二羽のシチトウメジロが枝の上に残って、静かに寄り添っているのを見つけました。互いに羽繕いをしている姿が可愛らしく、幸せな気持ちになりました。

海岸遊歩道の全般を通して、メジロやカラ類の群れには頻繁に遭遇しました。双眼鏡やカメラを持って、小鳥の観察を楽しみながら歩くのも良さそうです。

ヒメユズリハの枝の上で寄り添う二羽のシチトウメジロ

▲ヒメユズリハの枝にとまるシチトウメジロ

林を抜けると、急に波の音が近くに聞こえ、歩道が海に近づきます。海沿いの歩道からは、透き通る海、水平線、遠くに見える房総半島など、すばらしい眺望を楽しむことができます。

休憩スポットからの眺め。青い海と空、水平線が見える。

▲水平線の見える休憩ポイント

歩道から見える海の景色。透き通る海。遠くに房総半島が見える。

▲海岸遊歩道からの景色

海岸遊歩道の笠松周辺では、貴重な海浜植生群落が残されていて、国の天然記念物にも指定されています。ここでは、林床を覆うオオシマハイネズの見事な群落や、イソギク、ツワブキなどの海岸植物を観察することができます。 海岸遊歩道は、海に近づいたり林の中に入ったり、海岸沿いの複雑な地形の上を、アップダウンを繰り返しながら続いていきます。

オオシマハイネズとイソギク

▲オオシマハイネズ(左)とイソギク(右)。イソギクはまだ開花していなかった。

ツワブキの花

▲ツワブキの花

終点付近の潮吹き崎では、泉津漁港の長閑な景色と富士山の姿を眺めることができます。

これから冬にかけて、イソギクやツワブキの開花シーズンが続きます。また、気温が低くて空気の澄んだ日が増えて、伊豆半島や房総半島、富士山がよく見えるようになってきました。泉津海岸遊歩道を楽しむにはちょうど良い季節ですので、みなさんもぜひ、歩きにきてください。

終点付近の潮吹き崎から見える景色。泉津漁港の長閑な景色と富士山。

▲泉津漁港と富士山。潮吹き崎からの景色。

【コースマップ】

東京都大島支庁ホームページ_都立大島公園ハイキングコースマップ

http://www.soumu.metro.tokyo.jp/11osima/park/www/htdocs/parkindex.html

伊豆大島ナビ_大島公園海岸遊歩道

https://www.oshima-navi.com/senzu/coastal_promenade.html

【アクセス情報】

大島バス

http://oshima-bus.com/rosen-bus.html

東海汽船

https://www.tokaikisen.co.jp/boarding/timetable/

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2019年10月18日秋の三原山 大島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島管理官事務所の竹下です。

先日の台風19号では、広範囲で甚大な被害があり、驚いています。台風による被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。伊豆諸島では、前回の台風15号による被害から復興中の地域が多くありますが、さらなる大きな被害は出ていないようです。

台風の襲来する直前、三原山へ巡視に行きました。景色は、すっかり秋になっていました。


▲三原山の周囲は一面ススキの原になっている

黒い砂漠と白いススキの世界で、ぱっと目を引くのはシマガマズミの赤い実です。鮮やかな赤色の木の実を見ると、秋が来たな、と実感します。足下では、白いセンブリの花が咲き始めました。小さな白い花がぎゅっとまとまって咲いている様子がかわいらしいです。淡い紫色が綺麗なノコンギクも開花中です。

▲シマガマズミの果実

▲センブリの花

▲ノコンギクの花

裏砂漠や三原山の斜面には、イタドリやアシタバが寄り集まって形成された、小さな緑の島が点々と広がっています。しかし、台風15号の暴風により葉や茎が擦り切れて枯れてしまい、茶色にはげてしまっていました。

台風15号から約3週間後、様子を見に行くと、イタドリやアシタバが新しい芽を出していました。こうした様子を見ると、厳しい環境の中で真っ先に芽を出す種類の植物の力強さを感じます。

その新しい芽も、先日の台風19号の暴風によって再び擦り切れてしまいましたが、数週間後には、また負けずに芽を出すのではないかと思います。

▲暴風により擦り切れてしまったイタドリなどの植物(台風15号通過後・9月18日)

▲山の斜面と砂漠にはイタドリやアシタバなどの植物が寄り集まって緑色の島を点々と形成しているが、台風通過後、はげてしまった(台風15号通過後・9月18日)

▲イタドリの新しい芽と、南東方向から見た三原山内輪山の姿。(台風15号通過から約3週間後・10月9日)

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2019年09月27日八丈富士ハイキングコース 八丈島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島管理官事務所の竹下です。

今回は、八丈島の八丈富士について紹介します。

底土港沖から眺めた八丈富士 八丈富士登山口

▲左:底土港沖から眺めた八丈富士 右:八丈富士登山口

八丈富士は八丈島の北側にそびえる山で、標高は854.3m、伊豆諸島の最高峰です。富士山と同じ成層火山で、円錐形の美しい形をしています。

八丈富士の山頂部分には直径約500mの火口があり、火口内は特別保護地区に指定されています。火口の内側には低木林が広がり、湿原や数個の池が点在する独特の景観の中に、浅間神社が建っています。火口の縁には、お鉢巡りの道が一周しており、360度の眺望の中、歩くことができます。

登山口には、八丈島中心部から車で約10分、徒歩約2時間40分でアクセスできます。登山口から山頂のお鉢までは1時間弱、ひたすら階段を登ります。

ハチジョウオトギリの黄色い花 動物進入防止柵

▲左:ハチジョウオトギリ 右:動物進入防止柵

道の脇にはハチジョウオトギリなど、初秋の花が咲いていました。

山頂に近くの道上には、動物進入防止柵が設置されていました。山頂部は貴重な植物の生育地であるため、ノヤギなど、食害の可能性のある動物の侵入を防止しているのです。通行した後は、必ず扉を閉めるようにします。

霧に覆われたお鉢巡りの道。道沿いにはハチジョウギボウシが一面に開花している。

▲お鉢巡りの道。左側が火口。

階段を上りきると、八丈富士の火口の縁、お鉢巡りの道の上へ出ます。

残念ながら、山頂部は霧に覆われ、360度の眺望は楽しめませんでしたが、道沿いや斜面ではハチジョウギボウシが一面に開花しており、綺麗でした。

・・・せっかくなので、晴れた時の景色も紹介します!

晴れた日のお鉢巡りの道からの眺望

▲晴れた時の景色

・・・とっても気持ちよさそうです。今度は晴れているときにリベンジしたいと思います。

火口の縁の一番高いところ(山頂)まで歩くと20分、お鉢を一周すると60分ほどかかるようです。当日は強風と濃霧のため、お鉢巡りは断念して、火口内の浅間神社へ向かいました。

浅間神社へ続く道。鬱蒼とした低木林に囲まれている。 道沿いには湿原や池が点在する
▲浅間神社へ続く道。道沿いには湿原や池が点在する。

火口の縁(お鉢巡りの道)から、草木に覆われた足場の悪い坂道を火口の中へ下っていきます。火口内にはヒメユズリハ、ヤマグルマなどの低木林が広がり、林床はシダやコケに覆われていました。鬱蒼としていて、別の世界へもぐり込んだようでした。

草木に埋もれるようにして建つ浅間神社の鳥居

▲浅間神社

10分ほど歩くと、草木に埋もれるようにして建つ浅間神社の鳥居が現れます。

八丈島では、昔、子どもが元服すると、神社に玉石をお供えする習わしがあったそうです。現在は、島の幼稚園生が運び上げてきたという沢山の玉石が供えられています。

八丈島に住む人たちにとって大切な場であることが感じられました。

ガクアジサイの両生花 コケに覆われた林床で活動するカタツムリ

▲左:ガクアジサイ。小さな両生花が沢山集まって咲いていた。右:カタツムリ。火口内は湿度が高く、快適そうに活動していた。

浅間神社に参拝した後は、道迷いに気をつけながら、元来た道を引き返します。神社から登山口まで、帰りは1時間弱で到着することができました。

海も山も楽しむことができる八丈島へ、皆さんもぜひ一度、訪れてみてください。

八丈島観光協会作成 八丈富士ハイキングマップ

▲八丈島観光協会 八丈富士山頂ハイキングmapより抜粋

※お鉢巡りの道は細く、左右が切り立っています。穴や亀裂、ゴツゴツした溶岩で足場の悪い箇所も複数あり、強風や濃霧の際は十分に気をつける必要があります。

【八丈島の観光情報】

八丈島観光協会 http://www.hachijo.gr.jp/

【伊豆諸島の台風被害について】

台風15号による被害は復旧しつつありますが、観光で伊豆諸島を訪問される予定の方は、念のため宿泊先や訪問予定の施設が復旧しているかどうかご確認ください。支援・被害・復旧などに関する情報は、各島の役場や観光協会のホームページで見ることができます。

大島町  https://town.oshima.tokyo.jp/

利島村  http://www.toshimamura.org/tourism

神津島村 https://vill.kouzushima.tokyo.jp/

新島村  https://www.niijima.com/

式根島観光協会 https://shikinejima.tokyo/

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2019年09月17日ウミガメの泳ぐ海 八丈島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島管理官事務所の竹下です。

先日の台風15号による被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。

報道されているように、伊豆諸島でも大きな被害が出ています。

当事務所のある大島では、家屋損壊が多数、一部地域で停電や断水が続き、倒木や土砂崩れによる通行止めが数カ所あるような状況です。停電については、今日から大島全域で復旧したようです。

観光で伊豆諸島を訪問される予定の方は、宿泊先や訪問予定の施設が復旧しているかどうかご確認ください。

被害・復旧・支援などに関する情報を確認できる、各島の役場や観光協会のホームページのリンクを紹介します。

大島町  https://town.oshima.tokyo.jp/

利島村  http://www.toshimamura.org/tourism

神津島村 https://vill.kouzushima.tokyo.jp/

新島村  https://www.niijima.com/

式根島観光協会 https://shikinejima.tokyo/

さて、台風の襲来する前週に、八丈島へ行って参りました。

八丈島は、東京から南へ約287km、羽田空港から約55分、竹芝港から約10時間20分の場所にあり、面積は約69.11平方キロメートルと、伊豆諸島では伊豆大島の次に大きい島です。島はひょうたん型をしていて、北に八丈富士、南に三原山の二つの山がそびえています。

登龍園地から見渡せる八丈島中心部、八丈富士、八丈小島の景色

▲登龍園地からの景色。三原山中腹にある登龍峠からは、八丈島の中心部、八丈富士、八丈小島を見渡せる。

八丈島の海はとても綺麗で、シュノーケルで泳いでいける範囲でもサンゴやウミガメを見ることができます。

また、冬期にはザトウクジラも訪れます。

今回は、国立公園の海域調査のため、島の東側にある底土海水浴場へ行きました。

底土海水浴場の景色。海岸には砂浜があり、海へ入りやすい。

▲底土海水浴場。

テーブルサンゴの広がる底土海水浴場で海藻を食べるウミガメ

▲海藻を食べるアオウミガメ

テーブルサンゴの広がる底土海水浴場で泳ぐウミガメ

▲テーブルサンゴが広がる

海の透明度は高く、砂浜から数mの場所には、なんとテーブルサンゴが広がっています・・・。

サンゴの間には様々な魚、そして、ウミガメが泳いでいます・・・!!

周辺には複数頭のアオウミガメが生息しているようで、1時間程度で2回遭遇することができました。ゆったりと泳いで海藻を食べるウミガメの姿を見ていると、なんだか幸せな気持ちになります。

アオウミガメ(学名:Chelonia mydas mydas)は、環境省のレッドデータブックに絶滅危惧Ⅱ類として掲載されている種です。インド洋~太平洋、大西洋、地中海と、世界の広い範囲に分布していますが、日本は北縁の産卵海域であり、大切な餌場でもあります。

底土海水浴場では、観光客がウミガメに触れたり、ウミガメの行動を妨げたりする行為も見受けられるようです。ほどよい距離を保ち、ウミガメに出会える環境を大切にしていきたいです。

八丈島は、海だけでなく、八丈富士や三原山のトレッキングコースも魅力的です。

次回は、八丈富士山頂のトレッキングコースについて紹介したいと思います。

底土港沖から眺めた八丈富士

▲底土港沖から見た八丈富士

※八丈島へのアクセス、観光情報はこちらです。

八丈島観光協会 http://www.hachijo.gr.jp/

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2019年08月26日真夏の三原山の景色 大島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 竹下実生

皆さまこんにちは。伊豆諸島ARの竹下です。

あっという間に8月も終わりに近づいてきましたね。

今回は、真夏の三原山の景色を紹介したいと思います。

真夏の大島は、さぞ天気が良くて暑かろう・・・とお思いかもしれませんが、

海沿いは晴れていても、三原山の山頂付近には雲がかかっていることが多いのです。

海から吹き上げる風が湿気を運び、霧や雲になって溜まるのですね。

海水浴客でにぎわう海沿いは青空でも、三原山は雲の中。

▲海水浴客でにぎわう海沿いは青空でも、三原山は雲の中

※濃霧の中、お鉢巡りや砂漠を歩くことは大変危険ですので天候によってはお止めください。

霧の晴れ間にカルデラ内を歩くと、サクユリの白い花を目にすることが出来ます。

皆さんは、「サクユリ」を知っていますか?

サクユリ(Lilium auratum var. platyphyllum)は、本州に分布するヤマユリ(Lilium auratum)の変種であり、伊豆諸島の固有種です。

ヤマユリと比べて、葉の幅が広く、葉脈の本数が約7本(ヤマユリは約5本)あるのが特徴です。花びらには赤い斑点が少なく、花の中が真っ黄色のものもあります。

三原山では、7月後半から8月にかけて開花します。

サクユリの花。花びらに赤い斑点が多いもの。

▲サクユリの花(赤い斑点が多いもの)

サクユリの花。花びらに赤い斑点の少ないもの。

▲サクユリの花(赤い斑点が少ないもの)

サクユリの花。花びらに赤い斑点が無いもの。

▲サクユリの花(赤い斑点が無いもの)

東京都のレッドリストには、絶滅危惧Ⅱ類(VU)として掲載されています。

絶滅危惧Ⅱ類というのは、

現在の状況に追い込んだ要因がこのまま続くと、近い将来、野生での存続が難しくなることが確実だとされている種、ということです。

大島のサクユリの場合は、園芸や販売目的の盗掘、外来生物キョンによる食害、ウイルスなどが要因になっていると考えられています。

カルデラ内に点々と咲く、サクユリの白い花

▲サクユリが点々と咲く景色

サクユリが点々と咲く景色を今後も楽しむためには、今、何が出来るのでしょうか。

皆さんも、サクユリを見に行くことがあったら、手折ったりせずに見守ってくださいね。

もし盗掘を見かけたら、伊豆諸島管理官事務所に連絡していただけると幸いです。

カルデラ内に咲く、ハマナデシコの花。

▲ハマナデシコ (Dianthus japonicus)

8月の三原山表砂漠には、ハマナデシコも咲いています。

海岸沿いに生育する植物ですが、海から吹き上げる風に乗って、種が飛んできたようです。

三原山山頂付近からカルデラの縁を望む。(カルデラの縁では、海から吹き上げる風によって雲が作られている)

▲三原山山頂付近からカルデラの縁を望む(カルデラの縁では、海から上がってきた風によって雲が作られている。)

真夏は雲や霧の多い三原山ですが、これからの季節は空気が澄んできて、景色も良くなってくるはずです。

皆さんも、景色や地形、植物を楽しみながら、三原山を歩いてみませんか?

○島へのアクセス・島内の観光情報はこちら

伊豆大島ナビ https://oshima-navi.com/

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2019年07月30日火山の生み出した景色 三宅島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 伊豆諸島 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島ARの竹下です。

ようやく梅雨が明けて、夏らしい青空がのぞくようになってきましたね!

7月上旬、三宅島へ行ってきました。

三宅島は、東京から南へ180kmの距離に位置する、伊豆諸島の中では大島・八丈島に次いで大きな島です。

島の中央には活火山である雄山がそびえ、約20~60年周期で噴火を繰り返しています。度重なる噴火活動によって生み出された力強い火山景観を、島の至る所で目にすることが出来ます。

三宅島、三七山展望台からの景色。ひょうたん山と赤場暁を一望できる。(2019年7月10日撮影)

「かつては海だった景色」

今から約80年前、左手に見える崖より右側は、海でした。

1940年(昭和15年)、海の中で噴火が起こり、右手に見える火山、「ひょうたん山」が現れたのです。

1940年、1962年と続いた噴火の溶岩流と噴出物は、海を埋め尽くし、左手の崖と「ひょうたん山」の間には、平らな溶岩台地、「赤場暁(あかばっきょう)」ができました。

赤場暁を流れた溶岩の先端部分。赤い断崖になっている。(2019年7月10日)

「赤い断崖」

「赤場暁」バス停から徒歩10分ほどで、海岸へ出ると、赤場暁を流れた溶岩の先端を見ることができます。

波に削られて、迫力のある断崖になっています!!

黒いスコリアで形作られているひょうたん山(2019年7月10日撮影)

「ひょうたん山」

「赤場暁」バス停から海岸へ至るコース上では、「ひょうたん山」の火口も間近に見ることが出来ます。

遠くから見ると大きな火口に見えますが、近づいてみると、意外と高低差が小さいので、すぐに火口の縁まで登っていけます。

ひょうたん山の上からは、植生の遷移によって緑に覆われつつある赤場暁の広がりを眺めることができます。

「ひょうたん山」と「赤場暁」の景色(「かつて海だった景色」)は、都道沿いの「三七山展望台」から眺めることが出来ます。

当時の風景を想像しながら地形を眺めてみると、火山の圧倒的なパワーを感じます...。


大路池北側桟橋からの景色。池の周囲はスダジイの原生林に覆われている。(2019年7月10日撮影)

「野鳥の楽園 大路池」

三宅島は、バードアイランドとしても有名です。

国の天然記念物「アカコッコ」やイイジマムシクイ、カラスバトなど、限られた地域でしか見られない野鳥を観察できます。

特に、「大路池」の周囲を巡る道は「日本一のさえずりの小径」とも呼ばれていて、バードウォッチャーに人気のスポットです。スダジイの原生林に囲まれた静かな場所で、小径を歩くと、あちこちから溢れるように小鳥の声が聞こえます。

この「大路池」、伊豆諸島では最大級の淡水湖で、

紀元前2000年以前に水蒸気爆発によってできた火口湖ということです。

大路池の畔に立つスダジイの巨木(2019年7月10日撮影)

「迷子椎」

池の畔には、「迷子椎」と呼ばれるスダジイの巨木が立っています。

数百年前から、噴火を司る神様の宿るご神木とされてきました。

密林の中でも、この巨木を目印にすれば迷子にならないという言い伝えから、「迷子椎」と呼ばれるようになったそうです。

今回は陸を中心に紹介しましたが、三宅島は海のレジャーでも人気のある場所です。

周囲の海域には黒潮が流れていて、魚影が濃く、種類も豊富ということで、ダイビングや釣りのスポットにもなっているようです。

火山景観などの見所も、まだまだ沢山あります!

皆さんもぜひ一度、三宅島に遊びに行ってみてください!

三宅島ジオマップ(★の部分が今回紹介した場所です)

「三宅島ジオマップ」発行:三宅村役場観光産業課 協力:三宅島観光協会

(★が今回紹介した場所です)

【三宅島へのアクセス】

○船の場合

・東京竹芝港22:30発→大型客船(約6時間半)→三宅島5:00着

・三宅島13:35発→大型客船(約6時間10分)→東京竹芝港19:45着

東海汽船ホームページ https://www.tokaikisen.co.jp/

○飛行機の場合

・調布飛行場⇔小型機(約50分)⇔三宅島空港 (1日3便就航)

 新中央航空ホームページ https://www.central-air.co.jp/

【三宅島 島内の観光情報】

・三宅島観光協会 https://www.miyakejima.gr.jp/access/

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2019年06月14日白い花の季節 大島 三原山(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 伊豆諸島 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島ARの竹下です。

さて突然ですが、皆さんは、この歌をご存じでしょうか。

卯の花の匂う垣根に

ホトトギス早も来鳴きて 忍び音もらす

夏は来ぬ

童謡の「夏は来ぬ」です。

歌詞には、「卯の花」という名前が出てきますが、どんな花なのかというと...

三原山のウツギ Deutzia crenata (別名:ウノハナ)ウツギ Deutzia crenata(別名:ウノハナ)

「卯の花」というのは、ウツギの花のことです。

登山道や林道沿いで見たことある!という方も多いのではないでしょうか。

山歩きでこの花を見かけると、夏が始まるな、、と感じます。

今、三原山のトレッキングコース周辺では、このウツギの花が見頃です。

この季節は、ウツギの他にも、大小様々な白色の花が咲いています。

今回は、巡視中に見つけた「白い花」を紹介します。

ニオイウツギ (ハコネウツギの島嶼変異形)オイウツギ Weigela coraeensis var. fragrans 

(ハコネウツギの島嶼変異形)

三原山周辺で、ウツギと共に目立って綺麗に咲いているのが、ニオイウツギです。

ハコネウツギの島嶼変異型で、少し香りがするのが特徴です。

学名のラテン語にも、"fragrans (芳香のある)"という言葉が入っています。 

写真の花は白色ですが、日にちが経つにつれて、紅色に変化していきます。

オオバエゴノキ Styrax japonica var. kotoensis(エゴノキの島嶼変異形)

道の上に、サクラに似た白い花が幾つか落ちていたら、見上げてみてください。樹上にオオバエゴノキの花が咲いているかもしれません。

マユミ Euonymus sieboldianus (漢字名:真弓、檀)

      イヌツゲ ilex crenata(漢字名:犬黄楊) 

マユミとイヌツゲの花は、小さくてあまり目立ちませんが、よく見ると可愛らしい形をしています。

 

ハチジョウイボタ Ligustrum ovalifolium var. pacificum(オオバイボタの島嶼変異形)

ハチジョウイボタの花は、小さい花が房状に集まって咲くので、よく目立ちます。いい香りがするので、見つけたらぜひ確かめてみてください。

三原山全景(撮影:椋本真里菜)撮影:椋本真里菜

出典:「伊豆大島ジオパーク パンフレット」伊豆大島ジオパーク推進委員会,(201811月版)

大島の中央に位置する三原山には、中央噴火孔の周りに砂漠と溶岩石群が、その周りを囲むようにして樹海が広がっています。

三原山の主なトレッキングコース6つ(下記地図参照)のうち、「お鉢巡り」「月と砂漠ライン(駐車場より先)」以外のすべてのコースで、樹海の中を歩くことが出来ます。

梅雨の晴れ間に、ぜひお越しください。

【大島へのアクセス・島内交通・そのほか観光情報】

伊豆大島の楽しみ方発見サイト『伊豆大島ナビ』 https://oshima-navi.com/

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2019年06月01日山頂に広がる絶景!神津島 天上山 (伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 伊豆諸島 竹下実生

皆さま、はじめまして。

4月1日より、富士箱根伊豆国立公園 伊豆諸島管理官事務所のアクティブ・レンジャーに着任しました、竹下です。どうぞよろしくお願いします。

今回は、5月上旬に巡視を行った、神津島天上山についてお伝えします。

天上山は、神津島の中央にそびえる標高574mの「白い山」です。山頂部には、総面積80haほどの火口原が広っています。

山頂部は広いため、すべてのポイントを見て回ると、約6時間~7時間のトレッキングとなります。

登山口は、白島側登山口、黒島側登山口の二つあり、どちらも神津島港から車で約10分、徒歩約40分でアクセスできます。

それでは、天上山の風景を紹介していきます。

今回は、白島側登山口から出発しました。まずは森の中の登山道を、新緑を楽しみながら進みます。しかし程なくすると、樹木の背丈が低くなりはじめ、徐々に、高山帯のガレ場のような風景になっていきます。岩の隙間に咲くヒメハギの花に励まされて斜面を登りきると、目の前に広がるのは「不入ガ沢(はいらないがさわ)」です。

       岩の隙間に咲くヒメハギ。花のつくりが個性的です。

昔々、伊豆諸島の神々がこの窪地へ集まり、「水分け」の相談を行ったと言われています。

相談の場に一番乗りで到着した御蔵島の神様は、最も多くの水を得ることが出来ました。しかし、寝過ごして遅刻した利島の神様は、残っていたほんの少しの水しか得られませんでした。怒った利島の神様は、水の中で暴れ回り、その時にたくさんの水が飛び散ったおかげで、神津島ではあちこちで湧き水が出るようになったそうな...。

神聖な窪地であることから、入ってはならない沢、「不入沢(はいらないがさわ)」という名前が付けられたようです。

【詳細はこちら】

○「伊豆諸島を知る事典」樋口秀司 東京堂出版(2010)

○特定非営利活動法人 神津島観光協会 神津島観光ガイドhttps://kozushima.com/sightseeing/mizukubarimonument 

不入沢を左手にして山頂部の縁をまわり、山頂中央部へ入っていくと、なだらかな火口原が始まります。

火口原にはいくつもの大きな火口跡があり、現在は人の背丈ほどの樹林の育つ、「緑の窪地」となっています。窪地を横断するように登山道が延びており、オオシマツツジやシャリンバイなどの花を眺めながら、樹林の中を歩くことが出来ます。

山頂部東側と中央部には、「白い砂漠(表砂漠・裏砂漠)」が広がっています。オオシマツツジを中心とした「緑の島」が点在する様子は、ここでしか見られない独特の風景です。

火山の噴火後、最初に育ち始めたのがオオシマツツジでした。そこに他の植物の種が飛んできて根付き、強風に耐えながら育った結果、半球系の緑の島ができあがりました。

砂漠を抜け、背の高い樹林帯を進んでいくと、「千代池」が現れます。

火口跡に雨水が溜まってできた、天上山最大の池です。渇水時には干上がってしまいますが、千代池周辺には霧のかかることが多く、そのおかげで湿気が保たれ、湿地の植物が命をつないでいます。

千代池から下ること約1時間、黒島側登山口に到着です。

天上山では、5~6月中旬にかけてオオシマツツジ、6月中旬~7月にかけてハコネコメツツジ、7月中旬から下旬にかけてはサクユリが見頃となります。皆さんもぜひ、天上山に遊びに行ってみてください。

【天上山トレッキング情報・マップ】

○特定非営利活動法人 神津島観光協会 神津島観光ガイドhttps://kozushima.com/recommend/mounttenjocourse

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