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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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富士箱根伊豆国立公園 富士五湖

76件の記事があります。

2019年11月20日アクティブ・レンジャー写真展開催中です in 富士吉田市民会館<富士五湖エリア>

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

こんにちは。
車窓からの色づく樹々を楽しみながら出勤する季節になりました。

本栖湖畔の森(2019年11月9日)


富士五湖管内で今年度3回目の「アクティブ・レンジャー写真展」を開催中です。前回、前々回は観光客が多い場所で開催しましたが、今回は地元の方々の文化活動の拠点となっている、富士吉田市民会館の図書館前スペースでの展示になります。

富士箱根伊豆国立公園内や隣接する地域に住んでいる地元の皆さんに、国立公園のことや私たちアクティブ・レンジャーの活動を少しでも知っていただけたらな、と思っています。


<開催期間>2019年11月15日 ~ 12月15日 9:00 ~ 18:00
<場  所>富士吉田市民会館1階図書館入口前スペース(山梨県富士吉田市緑ケ丘2-5-23)
 アクセス方法はこちら      http://www.mfi.or.jp/fcpa/access.htm

 写真展の詳細についてはこちら  http://kanto.env.go.jp/to_2019/2019_13.html


富士五湖からの今年の作品は下記の2点です。

2017年11月7日撮影@山中湖

秋から冬にかけて長い期間、ダイヤモンド富士を見ることができるスポットとして有名な山中湖で、
一瞬を狙いましたが、あいにくダイヤモンド富士としてはイマイチでした。ただ、思いがけず印象的な雲に出会えました。

2019年2月7日撮影@精進湖


こちらは冬の精進湖での朝霧を撮った作品です。朝日で富士山が赤く染まる紅富士(べにふじ)を撮りたかったのですが、残念ながらこの日は赤く染まらず、その代わり、幻想的な霧が少しずつ広がっていく様子を見ることができました。

なかなか狙い通りにはいかないです。でも、想像もしなかった景色に出会うことができるのが、自然の魅力ですね。


今回は関東地方環境事務所管内のアクティブ・レンジャー20名が撮影した28点の作品の他に、富士山の自然や文化、諸問題についても写真で紹介をしています。


写真展に作品としては出す機会がないけれど、でも実は知って欲しい部分などをピックアップしていますので、是非見ていただきたいです。

少しだけここで紹介します。

登山シーズン中の登山道に大量に放置された金剛杖

軽装登山者(富士山には本当に色々な人がいます、、、、)

もちろん地元の方でなくても、立ち寄ることができますので、観光のついでにぜひお立ち寄りください。

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2019年09月18日富士山の植物(吉田ルート編)

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

あっという間に9月になったかと思ったら、富士山が閉山してもう1週間です。
本当に時が過ぎるのは早いです。

沼津管理官事務所の山田アクティブ・レンジャーが静岡県側の富士山の植物紹介をしていましたので、山梨側の紹介もしたいと思います。

富士山というと岩ばかりであまり植物の印象がない方も多いかと思いますが、すでに静岡県側でも紹介したように、様々な植物たちが過酷な環境で生きています。

■吉田ルート■

吉田ルートは全体の6割の登山者が登るルートです。スタート地点のスバルライン五合目の標高は2,305mです。階段を登ったりするだけで息が切れ、空気が薄いことを感じます。

~吉田ルートの植物~

【フジハタザオ】

ハタザオは地方変異が多い種だそうですが、フジハタザオは富士山の砂礫地に自生する固有種です。シーズンの最初の頃に花を咲かせています。背丈は小さいですが(10~25cm)、背丈の割に大きい花びらは登山道を歩いてもよく目立ちます。六合目~八合目でよく見かけますが、白い清楚な花がいつも疲れをいやしてくれます。富士山でしか見られないと思うと、なおさら見ると嬉しくなりますね。


【ベニイタドリ】

前回の富士宮編で紹介した「オンタデ」と同じくらい富士山でよく見かけるのが「イタドリ」です。オンタデと見た目もよく似ています。薬や食材としても利用される植物です(ただし、富士山では採取禁止です!)その中でも本変種の赤いものを「ベニイタドリ」と言いますが、風流な「メイゲツソウ」という別名もあります。
長いものでは3mに達する根を持ち、水分に乏しい荒原に適応しています。見えない地中に根を延ばして一生懸命生きていると思うと、応援したくなりますね。小さな赤い花が集まってとてもかわいらしいです。吉田ルート五合目の御中道でよく見ることができます。


【タカネバラ】

「高嶺薔薇」。高山に自生するバラです。7月下旬頃に、それほど数は多くはありませんが、五合目から六合目の間の登山道脇で見ることができます。鮮やかなピンク色をした4~5cmの花が目を引きます。園芸種の派手さはないですが、清楚で感じがとても素敵な花です。秋には赤い実をつけます。かすかな甘い匂いがしますので、見かけたら是非嗅いでみてください。

【ヤナギラン】

「柳蘭」。葉が柳に、花が蘭に似て鮮やかなことから名が来ているそうです。七合目の日ノ出館に登る階段の山側に咲いています。長い茎についた鮮やかなピンクの花が風に揺れる姿は思わず見入ってしまいます。登山シーズンの後半になると咲いてくるので、私はこの花を見ると登山シーズンの終わりが近づいてきている事と秋の訪れを感じます。


【フジアザミ】

富士山周辺に多く分布していることから、名前にフジを冠しています。夏の終わりにスバルライン沿いや砂礫地で見かけます。地域によっては根を食用にするそうです(富士山では採取しないでくださいね!)。大きな(10cmほど)の紫色の花を重そうにして下を向いている姿がとても目立ちます。ころんとして形状もかわいらしいです。私にとってはヤナギラン同様、登山シーズンの終わりを感じる植物です。


今回は須走ルート編、富士宮ルート編で紹介しなかった植物を取り上げましたが、静岡県側で紹介した花も吉田ルート側でも見ることができます。

登ることに一生懸命になってしまって、なかなか花を見る余裕はないかもしれませんが、富士登山の成功のコツの1つは「ゆっくり登ること」です。そのためにも、足元や登山道脇に目を向け、立ち止まって花を楽しむことはとてもいい方法だと思います。

今シーズンは本日で閉山ですが、来シーズン登られる方は富士山という過酷な環境に生きている植物もぜひ楽しんでいただけたら、と思います。

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2019年08月30日【報告】富士山五合目の自然を満喫しました

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

12日に山の日の記念全国大会の甲府市での開催を記念して、自然観察会を実施しました。

当日は山梨県立富士山科学研究所の中野 隆志先生(植物)、吉本 充弘先生(火山、防災)のお二方をお招きして、吉田ルートの五合目にある御中道を、30人の参加者の皆さんと歩きました。

麓からは富士山が見えていたので、ワクワクしながらバスで上がっていくと、、、、、、雲の中。
本当に富士山の天気は分かりません。

当日のスタート地点であるスバルライン五合目は、観光客や下山客、これから登ろうとしている登山客でまさにごった返していました。

国立公園と聞くと「手つかずの自然」をイメージする方が多いかと思いますが、ここもれっきとした国立公園内です。
(よく見ると、建物や看板、自動販売機は茶色で統一されているのがわかるかと思います。)


まずは、五合目にある小御嶽神社に行き、富士山の誕生について解説してもらいます。

スバルライン五合目が、他の3登山道の五合目と比べ、いくつもの大きな建物、駐車場を作ることができたのは、富士山の成り立ちに関係しているんです。

富士山は1つの山としてできたわけではなく、下にもっと以前の火山活動で誕生した複数の山が隠れています。それらの火山を覆うように「新富士火山」が現在の富士山を形作っているそうです。
スバルライン五合目の広い平らな部分は、小御岳火山という火山が現在の富士山の横腹に頭を出している部分なんだそうです。

【山中湖からみた富士山】

普段あまり火山であることを意識しませんが、何十万年も前からの様々な火山活動により、大きく形を変えて来た中(現在進行中ですね)で、均整の取れた美しい富士山を目にしていると思うと、今この時代に富士山と出会えていることをありがたく感じます。


御中道に入ると五合目の喧騒が嘘のようです。歩き始めて早々に樹の上に気になるものが・・・・

皆さんの視線の先にあるのは、、、、、、、、、、、、、

サルオガセでした。樹にまとわりつく姿は少し不気味にも見えますが、樹の栄養を奪っているわけではなく、光合成をおこないながら、空気中の水蒸気から水分を得ています。富士山ではそれほど多くは見かけませんが、霧がよく発生する五合目付近ということで、納得です。

進んでいくと、通常この時期だともう終わっているハクサンシャクナゲが、今年は開花が遅れていたお陰で、お出迎えしてくれました。

【御中道を華やかに彩るハクサンシャクナゲ】

自分だけで歩いていたら何気なく通り過ぎてしまいそうな場所でも、両先生からどんどんと
「へ~!」
となる説明が飛び出してきます。

皆さん熱心に写真を撮ったり、メモをとったりしながら聴いていました。

【冬の雪の重みで大きく湾曲したダケカンバ】

【南側(山側)が年齢が太い落葉広葉樹(左)と北側(谷側)が太い針葉樹(右)の切り株】

樹の種類によって成長の仕方も違うそうで、切り株を見るとわかってしまうのです。

落葉広葉樹は、自分の体を山側の葉で支えるために南側(山側)の年輪が太くなっていて、針葉樹は根元で体を支えるため、北側(谷側)の年輪が太くなってるそうです。

実際、すぐ隣にある切り株同士なのに違っていて、驚きました。

【2018年11月3日撮影】

この大きな窪みは火口です。このような火口が列になっている箇所(火口列)が数か所あります。
何気なく見ているだけではまさか火口だとは思わないですよね。先生のお話しを聞きながら、改めて富士山が火山であることを実感しました。

上の写真では西側(写真の右側)だけにしか植物が生えていないですよね。これにも理由があるんです!
知りたい方は、富士山科学研究所でも年に数回五合目観察会を行っていますので(今年度分は終了しています)、ぜひ参加してみてください。

あいにくのお天気で富士山頂も麓も見ることができませんでしたが、富士山が火山であること、独立峰であること、地質、標高など様々な要因が重なってこの美しい景色を一つ一つ形作ってくることを再認識する1日になりました。

来年の山の日イベントもお楽しみに!

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2019年08月14日現場のアクティブ・レンジャーが教える快適登山の極意④富士山いつ登る?

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

  • こんにちは。

  • 今日は環境省、山梨県、静岡県で運営している「富士登山オフィシャルサイト」内の「富士山日記」に掲載した内容をお届けしようと思います。

梅雨明けからは少し時間が経ってしまいましたが、これから富士登山を計画される方にも役立つ部分もあるかと思います。

今年は例年以上に毎日毎日雨ばかりの梅雨だった気がします。

これから富士登山を計画されている方も多いかと思います。
2016年に掲載していた「極意」シリーズ復活ということで、シーズン中何度も登るアクティブ・レンジャーの私がもしプライベートで登る場合に、どんなところを考慮にいれてプランニングするかご紹介したいと思います。

結論としては!


●日帰りではなく1泊2日
●7月下旬~8月初旬(梅雨明け直後)
●平日
●早めに出発して山小屋でゆっくり
●御来光も山小屋で

ポイントとしては安全でかつ快適な登山のために、好天の確率が高く、混雑を極力避ける、というところです。

時期は??



一般的に梅雨明け直後は「梅雨明け10日」と言われ、太平洋高気圧の勢力が持続しやすく、安定した夏の暑い晴天が十日間程度続くことが多いです。


東海/関東甲信地方の平年の梅雨明け時期は7月21日頃ですので、まずは7月下旬~8月初旬頃を第一候補に計画を立てると思います。

その他の理由としては


●日の入りが遅い

→夜間の歩行は落石・転倒・道迷いなどのリスクが高くなるので、万が一のことがあった時の日中
 の行動時間が長くとれることは安全につながるポイントだと思います

●台風が少ない

→標高が高く、独立峰であり風の強い富士山では「気温」「風」「濡れ」による低体温症の危険性がありますので、台風や荒天の時には絶対に登りません

●リスケジュールがしやすい

→まだ登山期間があるため、荒天の際にリスケジュールがしやすく、無理な登山をしないで済むことにつながります


なお、山小屋さんに聞いたところ、

「台風が来なければ8月後半・9月初旬が人も少なくなってきて、空気も澄んでいる日が増えてオススメ」

とのことでした。


曜日は??


実はオススメした海の日~お盆の間は登山者の多い期間です。(以前の日記でこの時期を避けましょう、とお伝えしたこともあります)登山者が多ければ、それだけ落石や転倒に巻き込まれる危険も高くなります。

ですので、この時期に行くのなら・・・・・


断然平日です!


実際に混雑の中を歩くのと、周りに人が少ないのとでは全然違います!周りのペースを気にせず、立ち止まって景色や花の写真を撮ったりと、自然をより満喫できます。


下記グラフを見ると曜日によっては、週末の半分くらいとかなり違います。
水曜日、木曜日あたりの出発がよさそうですね。


私だったら「木曜日出発の1泊2日で登山をして、週末はゆっくり休む!」というプランにします。


何時に出発する??


途中の山小屋で1泊をする場合でも早めに出発をします。


富士山は他の山と少し異なりツアーなどはお昼を過ぎてから出発ということも多いです。そのツアーの混雑に巻き込まれないためにも、午前中のうちには出発したいです。もし吉田ルートだったら9時頃にはスバルライン五合目出発を目指します。

 

吉田ルート六合目(11:42)まだ人は少ないです  吉田ルート六合目(12:59)混んできました

【吉田ルート6合目の時間帯別通過登山者数】

1位 13~14時台
2位 12~13時台
3位 14~15時台
4位 11~12時台
5位 10~11時台

(平成27年度 富士吉田市富士山課調べ)


山小屋に早く到着して、のんびり過ごす時間はすごく贅沢に感じます。


山小屋は夕方からはツアーの方が大勢到着したり、夕食、夜中の御来光のための出発とかなり慌ただしくなります。早めに到着して、山小屋が静かなうちにお昼寝してリチャージしておくことも次の日の成功ポイントです!
(山小屋によってチェックインできる時間が決まっている場合もありますので、事前にご確認ください)



御来光は山小屋で


刻々と色の変わる空と雲海を見ながら御来光を待つ人たち@吉田ルート七合目山小屋

昨年、初めて山小屋で御来光を見てから出発をしましたが、思っていた以上に快適でした。


●山頂御来光組が深夜に出発したあと、日の出までゆっくり眠れる
●御来光を寒い中待つ必要がない
●明るくなってから登るので安全。景色を楽しみながら登れる
●登山道が混雑していない


いいことずくめだと思いませんか?


山頂での御来光を目指して、真っ暗で混雑する中登山をすることは、落石、転倒などそれなりのリスクがあります。特にお子様連れの方は無理をしないで安全に楽しく登山をして欲しいです。


以上、参考になれば嬉しいです。

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2019年07月10日一期一会の景色に出会いました!<富士五湖エリア>

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

こんにちは。

富士山は7月1日に開山を迎えてからも悪天候が続き、麓からもなかなかその姿を望むことができないでいます。

そんな悪天候の合間をぬって2日に巡視(パトロール)に行きました。

下山し五合目に戻ってきた際に、素晴らしい景色に遭遇しました!

富士山では何度も朝日や夕日を見ていますが、この日の夕焼けは格別でした!

空の大部分は雲に覆われていましたが、その隙間からの夕日に雲が照らされ、全体が真っ赤になっていました。

焼けるような空@富士スバルライン五合目(7月2日撮影)

刻々と変化していく様は息をつく暇もないくらいでした。

下界は雲海に覆われていました

そして静かに色を失っていきました

快晴ではありませんでしたが、結果的に予想外の景色に出会うことができました。
想像できない瞬間、二度と同じではない景色に出会うことができるのが自然の素晴らしいところですね。


吉田ルートの特徴として、五合目以上の全ての山小屋から御来光を見ることができます。
夜通し登山をしなくても、山小屋から楽しむこともできます。ゆったり登山もいいですよ。
吉田口旅館組合のHPで、各山小屋からの御来光の紹介もしていますので、是非参考にしてみてください。

【この夏、富士登山を計画されている方】

安全・快適な登山のためには事前準備が非常に重要です。

是非「富士登山オフィシャルサイト」をご覧ください。

富士山の基本情報や天気情報、ライブカメラなど役立つ情報が掲載されています。

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2019年07月04日2019年吉田ルート開山しました!(富士五湖エリア)

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

7月1日、富士山の吉田ルート(山梨県側)が開山しました!

開山にあたり、6月30日・7月1日と、麓の北口本宮冨士浅間神社とスバルライン五合目の小御嶽神社にて前夜祭・開山祭が執り行われました。あいにくの雨風ではありましたが、富士山の短い夏山シーズンの安全を祈願して、地元関係者や富士講の方など多くの方々が参列しました。

前夜祭への参列者@北口本宮冨士浅間神社(6月30日撮影)

お道開きの準備万端@北口本宮冨士浅間神社(6月30日撮影)

山頂までは行けません!


吉田ルートは開山はしましたが、昨秋の台風による山頂付近の崩落により、八合五勺 の御来光館より先には進むことができないというイレギュラーな状況です。(詳細はこちら)

1日も早い山頂までの開通を目指し、現在復旧工事中です。ご理解とご協力をお願いいたします。

八合五勺通行止め箇所(7月2日撮影)

令和初めての夏山シーズン、安心・安全登山で、登山者の皆さんが富士山で良い思い出を持って帰れるよう関係者一同心から願っています。

10日までの吉田ルート注意点


吉田ルートは八合五勺 まで開通しましたが、静岡県側の3ルート、山頂のお鉢巡りは10日朝まで閉鎖されていますのでご注意ください。
2019年登山シーズン(富士登山オフィシャルサイト 登山シーズン)

山頂周回線歩道(通称:お鉢めぐり)の部分開通について(富士登山オフィシャルサイト お知らせ)

八合五勺から下山する際は、本八合目の富士山ホテルと元祖室の間で、登山道から下山者専用の道に分岐しますので、分岐点に設置している看板を見落とさず、右に進み、ここからは下山道をご利用ください。

※八合五勺から本八合目まで、登山者と下山者が同じ道を利用しますので、すれ違いの際は注意してください。(登りが優先です)

【この夏、富士登山を計画されている方】

安全・快適な登山のためには事前準備が非常に重要です。

是非「富士登山オフィシャルサイト」をご覧ください。

富士山の基本情報や天気情報、ライブカメラなど役立つ情報が掲載されています。

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2019年05月29日新緑まぶしい富士山麓~平尾山・大平山~(富士五湖エリア)

富士箱根伊豆国立公園 富士五湖 小西 美緒

こんにちは。富士五湖の小西です。

【富士山頂の雪もだいぶ少なくなってきました(三湖台より)】


先月、富士山麓での桜をご紹介しましたが、いまの富士五湖エリアのいちおしは新緑です!!!
もえぎ色、若草色など樹々毎に異なる若葉の色は、緑のパレットを広げたようで本当にきれいです。

生命の息吹を感じるこの季節が一番好きなので、通勤中に道路沿いの樹々を見ているだけで嬉しくなります。

新緑の中、平尾山・大平山を巡視してきましたので、その時の様子をご紹介します。

このルートは以前の日記でもご紹介しましたが、富士山を眺めながらのハイキングが楽しめる人気のコースです。

また平尾山・大平山は環境省が選定した「富士山がある風景100選」に選ばれています。

山中湖は富士五湖の中で一番富士山に近いので、お天気がよい日は迫力のある富士山を見ることができオススメです!

ただ、この日はあいにくのお天気で富士山がほとんど見ることができませんでしたが・・・・。

大平山からの富士山

【本当だとこの絶景です(大平山山頂より)】

それでも、樹々の緑が本当に美しく、歩いているだけで気分がよくなってきます。

東海自然歩道

【危険個所も少なく歩きやすい登山道。新緑がまぶしいです】

【写真では写しきれていませんが、新緑の美しさにおもわずパチリとした1枚です】

【若葉がきれいで上ばかり見ていましたが、足元を見ると、、、、】


足元の花々が期待以上に目を楽しませてくれて、退屈をすることはありませんでした。


【フデリンドウ】

ヒトリシズカ
【ヒトリシズカ】


【イツツバアケビ】

ぜひ、この新緑の美しさをみなさんにも直接ご自身の目で見ていただきたいです!

このルートは、「平尾山だけ」「石割山を追加する」など、時間や体力に応じて、様々なアレンジができますので、ご自身に合った楽しみ方をしてみてください。


【山中湖村 ハイキング情報】
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/holiday_hiking.php


この日記だけ読むと、

『アクティブ・レンジャーは巡視と言っても、ただ楽しくハイキングしているだけなのでは??』

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、次回は巡視でどんなことをしているかご紹介しようと思います!

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2019年04月19日富士山麓に春、到来中!(富士五湖エリア)

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

こんにちは。富士五湖の小西です。

2019年度も富士五湖エリアの魅力を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

この冬は暖冬でしたが、3月、4月に入ってから何度か雪が降ったり氷点下になったりと季節が足踏みをしているかのようでしたが、ようやく春到来です!

ただいま、河口湖湖畔が桜満開です!やっぱり富士山に桜は似合いますね。

河口湖産屋ヶ崎(4月18日 齋藤管理官撮影)

外国からの旅行者の傾向も「モノ」消費から「コト」消費へと変化してきていると言われていますが、年々この時期に「桜と富士山」を目当てに訪れる国外からの旅行者が増えているように感じます。

桜といえばソメイヨシノですが、この辺りにはマメザクラ(フジザクラ)が数多く自生していて、山梨県と富士吉田市の花に指定されています。
華やかさではソメイヨシノに劣りますが、小ぶりでうつむき加減に咲く姿はとても愛らしいです。

満開のマメザクラ(4月19日)

その他にもミツバツツジも咲き始めました。

鮮やかな紫が林内でとても目立ちます(4月19日)


富士のすそ野に位置する富士五湖エリアでは桜の咲く時期が標高によって異なるため、場所を変えれば長い期間、桜を楽しめるのも魅力のひとつだと思います。

実際に、河口湖は桜が満開ですが、標高が100m高い山中湖では開花までもうしばらくかかりそうです。

まだつぼみの桜(415日 山中湖)

富士山麓に訪れた春を感じに、是非遊びにきてください!

【下記イベントを開催中です】

富士・河口湖さくら祭り(~421日)

 問い合わせ先:0555-72-3168(富士河口湖町観光課)

●ふじざくら祭り(~429日)

 問い合わせ先:0555-21-1000(ふじよしだ観光振興サービス)

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2019年03月11日富士山真っ白になりました!(富士五湖エリア)

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

こんにちは。富士五湖の小西です。
先々週末からお天気の悪い日が数日続いていましたが、4日(月)に久しぶりのお天気になりました。

朝起きると、窓から富士山を眺めるのが日課になっていますが、この日は見てびっくり!
すそ野まで真っ白になっていました!

すそ野まで雪化粧した富士山(2019年3月5日朝7時)*

富士山頂部(2019年3月5日)

前回の日記で「雪がありません」と掲載した下記写真と比べると大違いです。

山肌が見え冬らしからぬ富士山(2019年1月31日)*

その後、お日様に照らされて、すそ野はあっという間に黒々とした姿に戻っていました。

あっという間に溶けてしまったすそ野の雪(2019年3月5日10時)*

麓では、少しずつ春を感じるようになってきましたが、
桜と雪をかぶった富士山を眺められるようになるには、もう少し時間がかかりそうです。


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インターネット自然研究所のHPからは全国の国立公園に設置されているライブカメラの映像を見ることができます。富士山周辺には、3箇所設置されています。

過去の映像も見ることができますので、季節や年ごとの変化を見るのも楽しいですねhttp://www.sizenken.biodic.go.jp/index.php

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*インターネット自然研究所(富士山北麓フラックス観測サイト)

【環境省生物多様性センター】 映像を使用し加工

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2019年02月20日この冬の富士山(富士五湖エリア)

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

こんにちは。富士五湖の小西です。

暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。

この冬の富士五湖エリアは、例年より気温が高い日が多く過ごしやすいです。

湖面が凍結した精進湖の夜明け(2019年2月7日)

前日の暖かさで溶けた氷が湖畔に着岸(撮影2019年2月8日)

麓の生活用水は富士山に降った雨や雪解け水が何年・何十年という時間をかけ、湧水や地下水となったものに頼っています。

この冬は降水量も少なく、冬には珍しく節水が呼びかけられています。

富士山を覆う雪も、とても少なく真冬にも関わらず、黒い山肌が露出しています。

富士山には4月下旬から5月にかけて、雪解けが進むと山肌に鳥の形をした雪形が現れます。
地元の人たちはこの「農鳥」を農作業を始める季節の目安としていましたが、雪が少ないため季節外れの農鳥が現れました。

季節外れの雪形「農鳥」が現れた富士山(2019年2月15日)*

農鳥のアップ(2019年2月15日)*

また、例年と比べてみても、雪が少ないことがよくわかります。

山肌が見え冬らしからぬ富士山(2019年1月31日)*

1年前の同じ日の富士山(2018年1月31日)*

記録的な大雪となった2014年の富士山。真っ白です!(2014年3月25日)*

富士山はやはり雪をかぶっている姿がいいですね。

いまの季節は空気が澄んでいて写真撮影によい季節です。

また、2月23日は富士山の日です。様々なイベントも開催されますので、遊びに来てください。

「富士山の日」関連イベントガイド(PDF:3,247KB)

富士五湖へお越しの際は、十分な防寒対策や路面凍結等による転倒、交通事故に十分お気を付けください。

*インターネット自然研究所(富士山北麓フラックス観測サイト)映像を使用し加工

 インターネット自然研究所HP

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