アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
今年の富士山は見て楽しもう!
2020年06月22日こんにちは。ようやく19日から県をまたぐ移動ができるようになりましたね。早速週末実家に帰り、冬タイヤから夏タイヤに交換をし、母の手料理を堪能しました。
本日は富士山が世界文化遺産に登録されて7周年です。早いものです。
4月の中旬には雪景色だった富士山ですが、今はすっかり夏山の様相になっています。
4月14日 降雪翌日 5月14日 麓の森も青々してきました 6月17日 かなり雪が減りました*
(*インターネット自然研究所(富士山北麓フラックス観測サイト)映像を使用)
日本全国の移動が基本的には自由にできることになったことで、旅行の計画を立て始めている方も多いかと思います。一部で「マイクロツーリズム」という言葉が出てきていますが、感染リスクを考え、遠出・長期の旅行を避け、比較的近距離で3密になる可能性の低い「自然」を楽しむ方が多くなりそうですね。
そうなると、首都圏から近く、自然が豊かな富士五湖地域には多くの方が来てくださるのではないかと思います。
ただ、すでにご存知の方も多いかと思いますが、残念ながら今年は富士山に登ることはできません。山梨県側の吉田ルートについては、スバルライン五合目までは車・バスで行くことができ、御中道もオープンしていますが、登山道は麓から通行止めとなっています。(富士登山オフィシャルサイト「富士登山関連最新状況」)
富士五湖地域には富士山の眺望がすばらしい山が沢山ありますので、今年は富士山を「見て」楽しんでください。
このアクティブレンジャー日記でも、富士山を見て楽しめるスポットを紹介していきたいと思います。
なお、山梨県では県内の登山について5つのルールを設定しています。
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- ●「体調に不安がある場合は絶対に入山しないこと」
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- ●「山小屋・テント場の営業確認、事前予約を徹底すること」
- ●「十分に難易度を落とした山選びをすること」
- ●「混雑を回避する登山計画により行動すること」
- ●「感染予防グッズを携行し、ゴミは持ち帰ること」
詳細:(山梨県「山梨県内における登山について」)
登山をする際にはいつも以上の準備をして、決して無理はせずに楽しんでくださいね!
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インターネット自然研究所のホームページから全国の国立公園に設置されているライブカメラの映像を
見ることができます。富士山周辺には、3箇所設置されています。
過去の映像も見ることができますので、季節や年ごとの変化を見るのも楽しいですね
http://www.sizenken.biodic.go.jp/index.php
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