ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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日光国立公園 日光

13件の記事があります。

2021年10月19日奥日光「秋」の魅力!!!

日光国立公園 日光 大森健男

皆様こんにちは!日光ARの大森です。奥日光での「今」をお知らせします。

 奥日光の湯元地区は温泉旅館やホテルなども数多く、首都圏を中心とした林間学校の宿泊地として利用されています。ここしばらくは新形コロナウイルスの影響もあり奥日光の木道などを歩く子どもたちの姿は見られませんでしたが、10月に入り湯元地区をはじめ奥日光各地では子どもたちの元気な声が響いています。

 「奥日光湯元地区での林間学校の子どもたち」

「湯ノ湖畔での紅葉を眺めながらの昼食 この浜では夜キャンプファイヤーも行われています。」

 この時期10月中旬ですと湯ノ湖畔ではナナカマドやオオカメノキなどが色付き、湖畔沿いの歩道の散策はとても気持ちがいいです。

 湯ノ湖は湖畔を一周する周回線歩道約3kmが整備されています。ゆっくりと歩いて1時間半ぐらいです。 冬鳥として訪れてきたカモたちや湖畔の色づいた木々を見ながらの散策はおすすめです。

「湯ノ湖周回線歩道・・北側は舗装となっていますが林内は木道や土の歩道ですので足下はしっかりと」

金精山と湯ノ湖畔

「湖畔の展望デッキより男体山の眺望」

「湯ノ湖畔(湯滝落口方面) オオカメノキも色付き」

 湯元から歩き出した子どもたちは湯ノ湖を経由し湯滝を下がり、戦場ヶ原へと向かいます。

 自然ガイドの説明を聞きながら、新たな発見やおどろきなど、奥日光のフィールドは子どもたちそれぞれが貴重な体験を得る場でもあります。

 この時期ですと、運が良ければ自然産卵をするホンマスやカワマスなどの姿を見ることがあります

「林間学校の子どもたち。」

 奥日光は自然観察などの他にいろいろなアクティビティなどの体験もできます。奥日光の魅力を体感するために、ガイドツアーなどに参加してみるのもいいかもしれません。

 日光の魅力を発信し、また訪れたくなる日光にしていくため日光地域の自然系のガイドさんが集まって3年前に日光自然ガイド協議会が設置されています。

○日光自然ガイド協議会 https://www.nikkoguide.jp/

 さて、このシーズンは朝夕の冷え込みが大きくなり、ぐんと冷え込むと奥日光の湿原では霜や氷の世界となります。

「霜が下りた朝 朝霧がたつ小田代原」

 朝早くの湿原は、絵画のようでとてもきれいです。また渡りの途中のいろいろな種類の野鳥が見られるのもこの時期の魅力です。ただし早朝の木道は、霜が下りたり敷板が凍っていたりしますので、スリップにはご注意ください

「霜が降りた木道。足下注意です」

 紅葉も徐々に華厳ノ滝やいろは坂方面に向かい、日光市内の東照宮近辺でも11月上旬頃あたりから見頃となってきます。標高差がある日光ではいろいろなところで紅葉が楽しめます。温かい服装で、日が暮れるのも早くなっていますので、時間にゆとりをもってお越しいただければと思います。温泉も楽しめますよ!

 なお、紅葉情報などは刻々と変わりますので、以下のHP等をご参考に願います。

○日光湯元ビジターセンター http://www.nikkoyumoto-vc.com/

○日光自然博物館  https://www.nikko-nsm.co.jp/

○日光市観光協会 http://www.nikko-kankou.org/

  

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2021年10月18日カウンターの住人

日光国立公園 日光 池田理恵

こんにちは。

日光国立公園管理事務所の池田です。

日光は紅葉の季節となり、戦場ヶ原や湯ノ湖畔を歩く人が増えてきました。

そこで、今回は利用者に関係する日光のアクティブレンジャーの仕事を紹介いたします。

登山道を歩いていると、歩道脇にこんな機械を見かけたことはありませんか?

これは設置した地点の前をどれくらいの人が、どちらの方向に行くのかを記録する機械です。日光ではこのカウンターを利用者数の把握のために、歩く人の多い戦場ヶ原の3箇所に設置しています。

設置から撤去、データ解析等、カウンターの業務はアクティブレンジャーの仕事です。毎年5月に設置し、11月までは毎月データを回収し、本格的に雪が降り始める12月に撤去します。1時間単位で記録されるので、何時に何人がどの方向に歩いて行ったのかが分かり、過去のデータと比較することでその年の利用傾向が見えてきます。

1日中作動しているので、たまに真夜中に1,2回カウントされている場合があります。これは動物だと思うのですが、カウンターにはカメラが付いてないので断定できません。真夜中に登山する人はなかなかいませんよね・・・?

ところで、設置しているカウンターに住んでいる生き物がいます。

それがこちら。

△9月7日撮影

殻が反時計回りに巻いているので、ヒダリマキマイマイだと思われます。

この個体は殻の大きさが1.5cm程なので、子どもなのでしょう。ヒダリマキマイマイは殻の大きさが3cmを超える種類なので、この子も成長したら立派なカタツムリになるに違いありません。写真の黒い部分はカウンターを入れているバッグで、折りたたんだくぼみについていました。

実は2ヶ月前にデータを回収したときにも似ているカタツムリがついていたので、近くの笹にくっつけたのですが、その1ヶ月後には何食わぬ顔で折り目に隠れていました。

△10月7日撮影

9月と10月の写真を比べてみると、少し大きくなったような気がします。いつまでカウンターに居候するつもりでしょうか。撤去する日まで見守ってみようと思います。

戦場ヶ原で上記のカウンターに出会ったら、立ち止まらず通り過ぎてくださいね。

昨年までの利用者数は環境省日光国立公園のWEBサイトに掲載しているので、興味があれば覗いてみてください。

環境省日光国立公園

<https://www.env.go.jp/park/nikko/data/index.html>

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2021年09月28日白根山のシラネアオイ

日光国立公園 日光 池田理恵

こんにちは。

日光国立公園管理事務所の池田です。

先週、シラネアオイを守る会が開催しているシラネアオイ種子採取に参加してきました。

皆様はシラネアオイという植物をご存じでしょうか。

日光国立公園では白根山周辺に自生しており、薄紫色の花が美しい高山植物です。名前の「シラネ」は白根山から名付けられています。しかし現在では、美しさ故の盗掘やシカの食害により激減してしまいました。

△シラネアオイ

そんなシラネアオイを回復させるため、地元有志が保護活動を始め、平成7年にはシカ食害から守るために電気柵が設置され、その後平成12年に「シラネアオイを守る会」が発足しました。

現在では多くの関係者が苗の移植や種子採取に参加し、群馬県立尾瀬高等学校が種子を発芽させ、育苗を行っています。

参加者は登山道に落ちているゴミを拾いながら、目的地へと向かいます。

保護地点に到着すると、尾瀬高等生徒が中心となり、電気柵内のシラネアオイの種子を探します。

△種子採取の様子

私も種子探しに参加させていただき、1房見つけることができました!

写真でしか見たことがなかったので、初めて実物を見たときは少し感動しました。

まるでお尻のようです。

左右の膨らみの中にそれぞれ20枚ほどの平らな種子が入っています。

△シラネアオイの種子

今回は合計5房の種子を採取することができました。

これらの種子は今後、尾瀬高校生により育てられ、5年後に保護地点に移植されます。

一度数が減ってしまった生き物の生息数を回復させるには長い時間がかかります。今後もシラネアオイを守る会の活動に参加し、シラネアオイが元気に増えてくれるようお手伝いしたいと思います。

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2021年09月01日 「秋への移ろい」 いろいろ奥日光

日光国立公園 大森健男

 皆様こんにちは!日光のアクティブレンジャーの大森です。

 日光市内ではまだまだ夏の日差しの日もありますが、このところの奥日光の朝はすっきりとした「さむさ」を感じる季節となりました。

 湿原のヨシの穂も伸び、景色も秋の装いへと移ってきています。

秋への移ろい 秋の気配が広がる戦場ヶ原・・ 遠方は男体山

 国立公園でのアクティブレンジャーの仕事は多種にわたりますが、奥日光では湯元などの所管地の車道や駐車場などの施設管理をはじめ、戦場ヶ原や小田代原の歩道等の巡視や管理が大切な業務となっています。

ということで、本日は小田代原での活動の一こまをお知らせします。

きれいなお花畑??
いやいやこれは、特定外来生物(植物)のオオハンゴンソウの抜き取りです。

 特定外来生物とは、外来生物であって、生態系や人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの等で、詳しくは環境省HPでご確認ください。

https://www.env.go.jp/nature/intro/1law/outline.html

 例年ですと、日光パークボランティアの皆さんの活動として、奥日光の特別保護地区内を中心にオオハンゴンソウなど外来種の抜き取り作業を実施していますが、コロナの緊急事態宣言下で活動も制約を受け、この日はレンジャーとARの職員のみでの作業となりました。

 昨年の小田代原での日光のパークボランティアの皆さんの作業。

 例年ですと、奥日光地区で400kgくらいの外来植物除去を行っています。

この日抜き取った外来植物(メマツヨイグサ・オオハンゴンソウなど)

 秋色が日増しに濃くなる奥日光ですが、戦場ヶ原の木道については、木道に「ずれ」や「傾斜」が生じているところがあります。安全を確保するため一部、木道を下げて通行いただいているところがあり、段差が生じていますのでご注意をお願いいたします。

一部、敷板部分を下げている木道(戦場ヶ原)。通行にはご注意を!

秋への移ろいを感じる 戦場ヶ原・奥日光の山々

 現在、奥日光では緊急事態宣言発令に伴いビジターセンターや日光自然博物館などは閉館中です。

 また千手ケ浜や小田代原へ向かう低公害バスも運休中ですので、詳しくは関係HP等でご確認をお願いします。

・日光湯元ビジターセンターHP http://www.nikkoyumoto-vc.com/

・日光自然博物館HP       https://www.nikko-nsm.co.jp/

 

次回は、より色づいた奥日光をお知らせしたいと思います。

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2021年06月15日「劇場」ヶ原へのご招待!!!

日光国立公園 大森健男

皆様こんにちは!日光のアクティブレンジャーの大森です。

ようやく奥日光も春から初夏へと駆け足で、日に日に緑が濃くなってきました。

この移り変わりをお知らせしようとしましたが

・・・時すでに初夏から成夏にぐんと近づいてしまい写真を撮って準備していた

「シャクナゲ」や「ツツジ」の花はなくなってしまいました!

ということで、もうすでに初夏まっしぐらの奥日光の「王道」である戦場ヶ原の様子をお知らせします。

この6月の初夏の奥日光戦場ヶ原はまさに「劇場ヶ原」です! この代表は

1番 ズミ 2番 ワタスゲ 3番 レンゲツツジ といったところですが

この3者の共演が戦場ヶ原の見どころです。

 『ズミの花と男体山』

この共演にノビタキやホオアカ、そしてカッコウなどの高原の鳥たちの歌ごえも登場します。

そしてBGMはエゾハルゼミの大合唱団です。(写真や音声がありませんのであしからず)

 『皆さん、劇場を満喫です!!』

  『思わず息を大きく吸い込みたくなる空間です!」

 『レンゲツツジが加わった劇場が原(昨年の状況)』

戦場ヶ原の散策は、赤沼駐車場からか湯滝駐車場からが一般的です。

すべて歩き通すと3時間近くかかります。平坦だと思っていても、ぬかるみや足場の悪いところも

ありますので、それなりの体力としっかりとした足ごしらえが必要です。

全部歩き通さなくても、赤沼駐車場より20分程度で湿原が見渡せる「ワタスゲデッキ」まで出られますので、ここまででも戦場ヶ原の魅力が十分楽しめます。

『ワタスゲデッキ(通称)』

これからも様々な花々が咲き出し、季節の移り変わりが楽しみな奥日光です。

戦場ヶ原以外にも、シラカバの貴婦人で有名な「小田代原」、静かな森の湖「湯ノ湖」など

奥日光には、様々な「劇場」が用意されています。

これからも皆様に、奥日光の旬のいろいろな楽しみをお知らせしたいと思います。

奥日光の花の開花は以下が参考になります。

日光湯元温泉ビジターセンターの自然情報

http://www.nikkoyumoto-vc.com/

(株)日光自然博物館の自然情報のブログ

https://www.nikko-nsm.co.jp/web/blog/

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2021年06月08日でると噂の霧降へ

日光国立公園 日光 池田理恵

こんにちは。

日光国立公園管理事務所の池田です。

先日、霧降地区の巡視に行ってきました。

霧降では、霧降高原キスゲ平のニッコウキスゲがよく知られていますが、立派な滝が見られる場所でもあります。

今回はそんな霧降の4つの滝をご紹介します。

(1)霧降滝

霧降を代表する滝で、駐車場から石畳の歩道を15分程歩いた所にある観瀑台から安心して見ることができます。江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎が描いたことでも有名です。樹木の葉で全体が見えなくなっていますが、上下2段に分かれています。

(2)丁字滝

高さ10メートル程のすっきりとした姿の滝です。霧降滝駐車場から徒歩で40分程歩くと到着します。この辺りから地面がぬかるんでおり、彼らとの攻防戦が始まりました。常に足下に気をとられながら次の滝を目指します。

(3)玉簾滝

流れが左右に分かれており、岩場の植物と水の美しい景色が楽しめます。

丁字滝から10分程歩くと着きますが、滝の目の前まで行くには濡れた岩の上を歩かなければならず、大変転びやすい場所になっています。水場は落ち着かず、私は滑って岩に尻を打ちました。

(4)マツクラ滝

この滝は北を向いており、太陽光が当たらないためこの名前が付いたそうです。

滝の前には大木があり、おごそかな雰囲気が漂っています。ここでも足下が湿っており、彼らに怯えて、大木の樹種を確認することさえ出来ませんでした。

上記の丁字滝、玉簾滝、マツクラ滝はまとめて「隠れ三滝」と呼ばれています。

観瀑台から簡単に見られる霧降滝よりも川の上流側に位置しており、3つの滝を流れる水は最終的に霧降滝になります。

さて、霧降の4つの滝を紹介しましたが、最後に、この記事の陰の主役である"彼ら"を紹介します。

彼らとは・・・・・・忘れられない、忘れてはいけない、そう、ヤマビルたちです。

<長靴にヒルが2匹ついた状態でも動じないシカ専門員Y。>

夏の時期に隠れ三滝を見るためには、ヤマビルの攻撃に耐えなくてはいけません。

攻撃と言っても、吸血されるだけなのですが、見た目と動きが気持ち悪いので、靴に付いているのを発見するだけで精神的にダメージを負います(筆者主観)。私は今までヤマビルと無縁の人生だったため、この巡視で初めて自分の足にヤマビルが登ってきているのを見たときはゾッとしました。

霧降でのヤマビルの噂は聞いていたので、どんなものかと軽い気持ちで巡視に行ってみたら、想像以上の修行となりました。逃げ出したい気持ちを抑え、滝を目指して歩いた経験はきっと今後の人生に生きてくることでしょう。

幸いにも、持っていた虫除けスプレー(ヒルにも効果のあるもの)を使いまくったので、誰もヒルに吸血されずに済みました。同行したARは巡視に行ったメンバーの誰よりもヤマビルに好かれおり、「20匹ぐらい付いた」と言っていましたが、残念なことにヒルの餌食にはならなかったようです。

隠れ三滝のトレッキングコースは初夏から秋頃まではヤマビルが出るため、長袖・長ズボンの服装で、出来れば長靴で歩くことをおすすめします。

また、ヒルの忌避剤があれば心強い味方となってくれます。

ヒル繁殖の手助けとならないよう、万全な対策をしてお出かけください。

隠れ三滝などの霧降のトレッキングコースの情報はこちらから↓

<日光市霧降高原 キスゲ平園地>http://www.kirifuri-kogen.jp/hiking.html

ヤマビル対策の参考に↓

<日光市役所>https://www.city.nikko.lg.jp/kanko/activity/taiken/nikko/yamabiru.html

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2021年02月17日奥日光のこのごろ!

日光国立公園 大森健男

 皆様こんにちは!日光国立公園管理事務所ARの大森です。

 2月の奥日光は、雪が降ったり暖かくなったり、時には地吹雪がまったりと目まぐるしく変わり、気温の変化もいろいろです。

 このような時期の奥日光の自然や冬の楽しみ方をご紹介します。

 中禅寺湖から見るまっ白な「日光白根山」

◇中禅寺湖畔

 冬は激しい風が吹き荒れ湖面に白波が立つ日が多いのですが、ふと風が吹かない日が訪れます。このような日は、湖面が鏡のようになり思わず足を止めて湖面を見入ってしまいます。

 湖面に映った「半月山」・・手前は湖畔プロムナード

 

 半月山は中禅寺湖南岸に位置し、春にはアカヤシオのピンクの花が咲き、男体山と中禅寺湖が一緒に望めるビュースポットです。半月山周辺は、地質的には奥日光ではもっとも古く後期白亜紀から古第三紀の地質だそうです。足元を見ると・・恐竜がいたころの地質と思うと考え深いです・・そんなことを思いながらのグリーンシーズンのハイキングも楽しそうですね!

 

◇三本松駐車場

 冬季オープンしている駐車場で公衆トイレもあります。クロスカントリースキーやスノーシューのレンタルもあります。

 バードウオッチングにはおすすめの場所です。去年の夏はズミの当たり年だったのでズミの実をついばむヒレンジャクなどの群れも見られることもあります。

 三本松駐車場とバードウオッチング

◇光徳駐車場周辺

 光徳はクロスカントリースキーやスノーシューで楽しむ方も多いところです。静かな雪の光徳沼や牧場などを散策するのも楽しいですね!

クロスカントリーを楽しむ人たち

 幼稚園生の雪遊び・・斜面を滑り降りて・・楽しみ方はいろいろです。

◇湯元スノシューコース

 湯元は積雪量もあり、パウダースノーの中を歩けることが魅力です。3つのスノーシューコースが整備され、それぞれコース標識にそって自分のペースで歩くといろいろな発見があると思います。

「金精の森」コース

コース案内板が要所に設置されています。「小峠コース」と「石楠花平コース」の分岐。

 スノーシューなどのレンタルは日光湯元ビジターセンターで。こちらではコースの情報や冬の楽しみ方のアドバイスもあります。

※日光湯元ビジターセンター & コース案内図

http://www.nikkoyumoto-vc.com/hiking/winter.html

 雪の季節に訪れることのできる蓼の湖(たでのうみ)・・神秘的です。

 まだまだ寒い季節が続きます。風が強いと見通しが悪くなる時もあります。冬の奥日光を楽しむには、十分な装備と暖かい服装で、時間に余裕をもってお越しいただくのが一番です。

 また、奥日光へ行かずにも日光が楽しめる耳寄りな情報です。

 現在、宇都宮市にある栃木県立博物館で「ちょっとディープな日光の自然ガイド」と題した、企画展が3月28日(日)まで開催されています。名前のとおり奥日光の自然の魅力をわかりやすく深く紹介しています。   詳細は下記のとおりです。

http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/kikaku/20210116nikko/index.html

「ちょっとディープな日光の自然ガイド」企画展

          ・・・奥日光の動物たちが一斉に出迎えてくれます。

 とてもまとまった展示内容(ちょっとディープなところもありますが)です。一見の価値はあります。

展示内容が集約されているガイドブック(図録)も販売されているようですので、興味のある方はぜひ一読して奥日光に出向かれると新たな発見があるでしょう!

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2020年12月21日奥日光での雪上パトロール(NPV)活動です!

日光国立公園 日光 大森健男

皆様こんにちは!日光ARの大森です。

このところの寒さで奥日光では、この時期としては大雪となっています。

そのような雪の季節の日光パークボランティア(NPV)の「雪上パトロール」活動の様子をお知らせします。

 奥日光では、冬期はスノーシューやクロスカントリースキーを利用する方が多く、道迷いや湿原への入り込みなどを防ぐため、歩道のコース沿いに赤布やポールなどを設置しています。

 この日のパークボランティアの活動は、三本松の展望台や小田代原への林内の歩道での赤布設置などを行いました。

        赤布付け・・雪の中での目印です

         展望台でのロープの設置

 冬期活動(スノーシュー・クロスカントリースキー)の利用者の方への注意標識

 天候急変など予期せぬリスクがありますので、十分な情報と装備をお願いします。

 また、雪の下には、春を待つ貴重な植物が眠っています。

                ・・湿原への入り込み、植物の踏みつけはご注意を!

地吹雪の時は、コースの見通し悪くなり要注意です。また凍結した木道や階段も注意が必要です。

◇奥日光地域は、冬期は駐車場やトイレなどが閉鎖されている箇所があり、事前に、HP等で確認していただくようお願いします。

環境省日光湯元ビジターセンターHP

 http://www.nikkoyumoto-vc.com/road/toilet.html

 

◇また、スノーシューやクロスカントリースキーのレンタルもあり、また、冬期のガイドツアーなどのあります。詳しくは日光市観光協会のHPをご覧ください。

http://www.nikko-kankou.org/event/1217/

寒い時期ですので、十分な服装と装備(車も)で、奥日光の冬をお楽しみいただければと思います。

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2020年12月10日日光パークボランティア(NPV)活動です!

日光国立公園 大森健男

皆様こんにちは!

 奥日光では雪道を歩く機会も多くなり、しっかりと防寒対策をしないとつらくなってきています。湯元温泉の湯気がとても愛おしく感じられる今日この頃です!!

 そんな寒い小雪の降る中、戦場ヶ原でパークボランティアの方々と環境省日光国立公園管理事務所の職員による資材運搬作業を実施しました。

 戦場ヶ原では昨年の台風により被災した木道の復旧工事を進めていますが、木道を解体した敷板材を再利用して、仮設歩道の「う回路」のぬかるみ対策に活用するものです。

 木道や歩道を小車・リアカーで、階段は背負子・肩や手など、ありとあらゆる方法で運搬作業を実施しました。         

       

  戦場ヶ原に現れた「ボッカ?」隊    林間学校の子供たちからはご苦労様の声が

                          木道敷板の解体材・・水分を含んで重いのもあり    マンパワーがすべて!

                   

  

   アクティブレンジャーも当然、主力?メンバー

「う回路」は通行止め区間の解消のため林間に作成された仮設歩道で、日光パークボランティア(NPV)の維持管理活動にお世話になっています。

 

          「迂回路ぬかるみ対策などの維持補修活動」

 日光パークボランティアは昭和60年(1985年)に設置され、主に奥日光を活動の場として現在58名が登録されています。
 国立公園でのゴミ拾いや看板拭きをする清掃活動、動植物の調査、自然ふれあい活動などを通して、魅力的な奥日光の自然を伝えるとともに訪れる方々が気持ちよく国立公園を利用出来るような活動を続けています。

  

 「開花調査活動」・・・旬の花・植物を調査し、ビジターセンター掲示板等に表示して日光の自然を紹介

   「外来植物除去作業」

   ・・暑い夏、オオハンゴンソウやメマツヨイグサなどの抜き取り作業

 これから奥日光は雪の季節で、スノーシューやクロスカントリースキーの利用者も多くなり、パークボランティアの活動は赤布付けや利用の指導などの「雪上パトロール」活動が中心となります。

 このように四季を通じて奥日光ではNPVが活動しています。

 パークボランティアを見かけたら、ぜひお気軽にお声かけください。奥日光が大好きな人たちばかりですので、いろいろな話しが聞けると思います。

 

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2020年11月02日誰の足跡?

日光国立公園 日光 池田理恵

こんにちは。

日光国立公園管理事務所の池田です。

奥日光の小滝-泉門池の湯川沿い歩道は現在、通行止めになっていて、

その迂回路が西側の広葉樹林の中を開設されています。

10月初旬の朝9時頃、その迂回路を歩きました。

落ちたドングリを眺めながら歩いていると・・・・・・

ぬかるみの中に早速足跡を発見!

分かりますでしょうか?

蹄が2つ、平行に並んでいます。

奥日光でこの足跡といえば・・・・・・ニホンジカです。

戦場ヶ原周辺は、湿原の植物がシカに食べられるのを防ぐためにシカ柵で囲われているのですが、柵の中でうろついているシカがいますね。

さらに歩いて行くと・・・

あっ!これは!

5本指に縦に長い肉球といえば・・・・・・クマの後足ですね!

あまりにもくっきり残っていたので、感動してしまい、計測するのを忘れてしまったのですが、だいたい長さ15cm、幅10cm 程だったと思います。

よく見てみると、右上に毛の跡も付いています

クマの足跡は前足と後足の形が違い、後足は人間と同様にかかとが地面につくので、前足よりも縦長の形になります。

【クマの前足】

迂回路はぬかるんでいる場所が数箇所あり、歩きにくい歩道ではありますが、そのぬかるみには動物の痕跡がはっきり残っていることがあります。

昼間に人間が通った場所を、夜間は動物が利用しているのだと実感できます。

もし迂回路を通る時は動物の足跡を探しながら歩いてみるのも面白いですよ。

また、冬になり雪が積もるときれいな足跡を見ることができます。

雪上の足跡コレクションが揃ったら、このアクティブレンジャー日記にてご紹介したいと思います。

戦場ヶ原周辺を歩く際は歩道上の案内看板を確認していただきますようお願いいたします。

湯元ビジターセンターのHPでも歩道などの状況を確認できます。

〈歩道・道路状況〉 http://www.nikkoyumoto-vc.com/road/

〈戦場ヶ原通行止め・迂回路お知らせ〉 http://www.nikkoyumoto-vc.com/new/oshirase_d.html?0:2262

〈クマ情報〉 http://www.nikkoyumoto-vc.com/nature/kuma.html

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