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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

白銀の世界になりました(富士五湖エリア)

2019年12月27日
富士五湖

こんにちは。2019年も残り数日ですね。まだ実感が湧きません!

凍てついたナナカマドの実@生物多様性センター(2019年12月24日)


全国的に暖冬でスキー場が雪不足でオープンできなかったりしている中、富士五湖エリアは週末の南岸低気圧の接近により、22日夜から23日明け方までまとまった雪が降りました。

職場である生物多様性センター周辺の積雪は予想以上の30cm位でした!

私の家の窓からは富士山が真正面に見えるので、朝起きたら「今日は富士山見えるかな?」とまずカーテンを開けるのが日課ですが、開けてびっくりの白銀の世界でした。

いくつになっても、雪が降るとウキウキしますね!この辺りはまとまった雪が降るのは年に数回程度なので、雪かきも楽しかったりします。

下記は、環境省が富士山北麓フラックスサイトに設置しているライブカメラが撮影した積雪前後の写真です。

こうやって比べてみると、日々富士山の表情は変わり、1日として同じことはないと改めて感じます。

雪が降りだす当日朝の富士山(2019年12月22日8時)*

すそ野まで雪化粧した富士山(2019年12月23日朝7時)*

すそ野の樹々の雪が消えました(2019年12月24日朝8時)*

雪化粧をした富士山は本当に美しいです。


ライブカメラは23日のすそ野まで広がる白銀の世界をきちんと映像に残していましたが、一方、私はというと一日中窓の外の空とにらめっこをしていましたが、ほとんどの時間雲に覆われてしまっていて、撮ることができませんでした(雲のなかった朝7時はまだ夢の中でした・・・・・)。

そして、日中暖かかったので、翌日の朝には樹々の雪はすっかりなくなってしまっていてガッカリでした。

やっぱりいい写真を撮ることは簡単ではないですね。

でも、そういう自然が相手だからこそ、一瞬の出逢いに感動し、喜びを感じるのだと思います。そんな瞬間を切り取った写真を通して、魅力を皆さんに伝えられたら、と思います。

2020年は皆さん、どのような年にしたいですか?
私は東京オリンピックでワクワクする一方、チケットがちっとも当たらずヤキモキしています。(この富士五湖エリアでも山中湖周辺がロードレースのコースの一部になっています!)

2020年が皆さんにとってよい年になるようお祈りします。
1年間ありがとうございました。来年もどうぞアクティブ・レンジャー日記をよろしくお願いします。

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インターネット自然研究所のホームページから全国の国立公園に設置されているライブカメラの映像を
見ることができます。


富士山周辺には、3箇所設置されています。


過去の映像も見ることができますので、季節や年ごとの変化を見るのも楽しいですね
http://www.sizenken.biodic.go.jp/index.php
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*インターネット自然研究所(富士山北麓フラックス観測サイト)映像を使用