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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

開催中!ひさしぶりに神津島で、アクティブレンジャー写真展

2024年09月09日
伊豆諸島 小野可蓮
こんにちは。鳥と花が好きな小野可蓮です。
今年の夏もあっという間に過ぎてしまいましたね。
そろそろ秋の準備をしたいところですが、びっくりするくらい暑さが続いています。
伊豆諸島で紅葉はあまり見られないものの、色とりどりの秋の実や、黒い砂漠にきらめくススキ(大島や三宅島)を、私も生き物たちも、毎年楽しみにしています。

実施中!アクティブレンジャー写真展

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毎年恒例の「アクティブレンジャー写真展」。
今年は久しぶりに、そして9月に、神津島で実施することになりました!
ご協力いただいた関係者のみなさまには、感謝の気持ちで一杯です。
9月5日~23日の間、まっちゃーれセンター(神津島港)で展示していますので、他の国立公園からの写真も見ていただけると嬉しく思います。
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△ 会場風景 神津島港1Fにて
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△ 伊豆諸島のパネルも展示中
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△ 佐渡から小笠原の写真まで
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△ 関東地方からは22枚の写真

伊豆諸島からの一枚

もちろん、伊豆諸島からは、神津島の風景を選びました!
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△ 「うねり」 流紋岩の岩礁―模様の秘密とは?

流紋岩の模様の秘密 ― 流離構造

こちら、神津島の海岸線沿いの風景から切り取った、一枚。
大島の玄武岩という黒い溶岩とは違い、神津島は流紋岩の白い溶岩が特徴的です。
※全体的には白っぽいものが多いですが、黒っぽい流紋岩(黒曜石など)もあります。
色だけではなく、粘度が高い溶岩ならではの、波打つ「模様」。
この力強い「うねり」に心動かされました。
 
どうやら、この流れるような縞模様は「流離構造」というそうで、粘っこい溶岩が流れた際にできる模様のようです。
伊豆諸島は様々の年代と種類の火山から成り、比較することでそれぞれの島についての理解が深まります。
他にも、神津島では素敵な模様の溶岩があり、見応えが抜群です。
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△ トロッコ跡付近の溶岩 流離構造が目立つ
わたしは元々生き物と生き物を取り巻く環境が好きだったので、火山についてはよく分からないと思っていましたが、学びを重ねるうちに段々と興味が沸くようになりました。
普段から、火山と繋がりのある方も、そうでない方も、伊豆諸島だけでなく、日本中にある火山島や火山地形から、「地球」を感じ取ってもらえたら良いなと思います。
 
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△ 9月のお花たち① 海辺に小さく咲くツルボ
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△ 9月のお花たち② つる性で真っ白な花のセンニンソウ

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