ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年5月

20件の記事があります。

2019年05月31日登山道補修活動(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

先日、箱根町が主催で行われている登山道補修隊に参加してきました。

箱根地域の登山道は神奈川県と箱根町が管理しており、箱根町では、神奈川県、環境省とともに、神奈川県自然公園指導員や箱根地域パークボランティア、箱根町登録ボランティアと協力し「ハイキングコース補修活動」を行っております。

今回は屏風山の登山道がルート変更になったため、土砂が登山道から流出しないように階段や水切りを整備するため、ボランティア8名、町職員3名、箱根ビジターセンター・当所各1名、総勢13名が参加しました。

【資材搬入の様子】

整備地までは最寄りの登山口や林道の脇から入り、整備場所まで資材(今回は板30枚、杭80本など)や道具(掛矢、スコップなど)を手分けして背負って搬入します。

【整備中の様子】

写真の作業では、雨で出来る表土を流れる水流の勢いを軽減させるため、斜面の登山道に丸太を等間隔に埋めています。このようにすることで砂防効果もあるのだそうです。最後は、右図のように杭を打ち、鎹(かすがい)等で固定します。

【整備された水切り】

登山道を遮るように板をつけることで、表土を流れる水流を谷に誘導することで、登山道の土壌流出を最小限にします。手慣れたボランティアさんですと1人で1基あたり1時間以内で整備していました。

今回は約3時間の作業時間で〈階段33段、水切り8カ所、土のう5個〉が整備されました。次回は6月19日(水)に開催予定です。

箱根町ではボランティアを随時受け付けております。ご参加ご希望の方はご登録の上ご参加ください。是非、一緒に箱根の貴重な自然環境を守るために活動しましょう!

詳細はこちら(箱根町ハイキングコース補修活動

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2019年05月31日新緑鮮やかな夜叉神峠へ!

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

先日、夜叉神峠へ行ってきました。夜叉神峠は標高1,770m、夜叉神峠登山口から1時間ほどの場所にあり、南アルプス国立公園の中でも1年を通して登山口へのアクセスが楽にできる場所です。鳳凰三山に続く縦走路になっているほか、白峰三山の展望や季節の花を楽しむことができるトレッキングコースとして多くの方に親しまれています。

どんなお花に出会えるかな?とわくわくしながら歩いていると...登山道にちょこんと、綺麗な花が咲いていました!!

  

左は山地の草地に生えるシロバナノヘビイチゴです。写真は少し暗くなってしまっていますが、花びらは白く、ラズベリーのような実を付けます。右はツルキンバイです。花びらがハート型のようになっていて、中心部はかなり濃い黄色をしています。登山道沿いに群落を作ることもあります。これからの時期は、色鮮やかな新緑とともにさまざまな種類の植物を楽しむことができます。

ジグザグの登山道をしばらく進むと、「五本松」と呼ばれる大きな木があります。冬は落葉して物寂しげなようすがありましたが、春になって葉が輝いていました。

夜叉神峠までの道は昔、林業に使われており、芦安の村人が行き来する途中で炭を焼いていたそうです。五本松付近には、炭を焼くための炭釜跡が残されています。芦安や夜叉神峠にまつわる歴史や文化を探しながら登山をするのも楽しみ方の1つですね♪

夜叉神峠山頂に着くと、最高の絶景が待っていました!!!

右から北岳、間ノ岳、農鳥岳です。ここ数日、天候も良かったせいか、白峰三山の残雪が少なくなった気がします。といえども、まだ白さは残っていますね。間ノ岳の真ん中に白いくぼみがあるのがお分かりでしょうか。このくぼみは「カール(圏谷)」といいます。氷河によってえぐり取られたカールには遅くまで雪が残ります。間ノ岳にあるカールは「細沢カール」といい、カールを下に辿って見ていくと川が流れています。この川が細沢です。確かに、細いですね。カール地形は間ノ岳の他に南アルプスでは、仙丈ヶ岳や荒川三山などでみられます。

写真の通り、この日はとても天気が良く、多くの方が鳳凰三山方面へ向かわれていました。鳳凰三山から見る白峰三山は夜叉神峠から見る白峰三山とは角度が変わり、北岳を真正面に望むことができます。(鳳凰三山から見た白峰三山はコチラ!)夜叉神峠から薬師岳までは6時間ほどかかりますので、時間に余裕を持って登るようにしてくださいね。

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2019年05月30日奥日光(湯ノ湖周辺)のお花情報!!!

日光国立公園 藤本 優太

こんにちは!

日光国立公園管理事務所の藤本です。

ここ数日の季節外れの暑さで、体調が崩したりしてないでしょうか。

こんな暑い日は、奥日光の散策がオススメです!

なぜなら宇都宮、東京都に比べて平均気温が約10℃も違うんです。

新緑の時期、お花を見ながら散歩して、ゆっくり過ごすなんていかがでしょうか。

という訳で、湯ノ湖周辺の開花状況をお知らせします。

散策して確認できたのが以下の種類の花です。

・ミヤネザクラ ・アズマシャクナゲ ・トウゴクミツバツツジ

・タチツボスミレ ・ミヤマスミレ ・アオイスミレ

・コミヤマカタバミ ・ザリコミ ・クサボケ

・キランソウ ・クリンユキフデ ・シロバナノヘビイチゴ

・ミツバツチフグリ ・ミツバアケビ ・ヒメイチゲ

・ヘビイチゴ ・チシマネコノメソウ ・セントウソウ

・イワセントウソウ ・ミツバオウレン ・フデリンドウ

・タケシマラン ・ワチガイソウ ・ユモトマムシグサ (5/24日付)

・アズマシャクナゲ(開花寸前!)

・オオカメノキ

・クサボケ(もう少し!)

・「ウグイの産卵」もみれちゃうかも!?

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2019年05月29日新緑まぶしい富士山麓~平尾山・大平山~(富士五湖エリア)

富士箱根伊豆国立公園 富士五湖 小西 美緒

こんにちは。富士五湖の小西です。

【富士山頂の雪もだいぶ少なくなってきました(三湖台より)】


先月、富士山麓での桜をご紹介しましたが、いまの富士五湖エリアのいちおしは新緑です!!!
もえぎ色、若草色など樹々毎に異なる若葉の色は、緑のパレットを広げたようで本当にきれいです。

生命の息吹を感じるこの季節が一番好きなので、通勤中に道路沿いの樹々を見ているだけで嬉しくなります。

新緑の中、平尾山・大平山を巡視してきましたので、その時の様子をご紹介します。

このルートは以前の日記でもご紹介しましたが、富士山を眺めながらのハイキングが楽しめる人気のコースです。

また平尾山・大平山は環境省が選定した「富士山がある風景100選」に選ばれています。

山中湖は富士五湖の中で一番富士山に近いので、お天気がよい日は迫力のある富士山を見ることができオススメです!

ただ、この日はあいにくのお天気で富士山がほとんど見ることができませんでしたが・・・・。

大平山からの富士山

【本当だとこの絶景です(大平山山頂より)】

それでも、樹々の緑が本当に美しく、歩いているだけで気分がよくなってきます。

東海自然歩道

【危険個所も少なく歩きやすい登山道。新緑がまぶしいです】

【写真では写しきれていませんが、新緑の美しさにおもわずパチリとした1枚です】

【若葉がきれいで上ばかり見ていましたが、足元を見ると、、、、】


足元の花々が期待以上に目を楽しませてくれて、退屈をすることはありませんでした。


【フデリンドウ】

ヒトリシズカ
【ヒトリシズカ】


【イツツバアケビ】

ぜひ、この新緑の美しさをみなさんにも直接ご自身の目で見ていただきたいです!

このルートは、「平尾山だけ」「石割山を追加する」など、時間や体力に応じて、様々なアレンジができますので、ご自身に合った楽しみ方をしてみてください。


【山中湖村 ハイキング情報】
http://www.vill.yamanakako.yamanashi.jp/holiday_hiking.php


この日記だけ読むと、

『アクティブ・レンジャーは巡視と言っても、ただ楽しくハイキングしているだけなのでは??』

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、次回は巡視でどんなことをしているかご紹介しようと思います!

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2019年05月28日芦安 大石山の神で安全祈願祭

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

芦安周辺では新緑が色鮮やかになっています。深い緑、少し薄い緑など、同じ緑でさまざまな色を楽しむことができますよ♪

5月26日に芦安の大石山の神にて、安全祈願祭が行われました。大石山の神には「大石の車地蔵」と「白根御池大龍王天女」が祀られています。どのような信仰があるのか、みなさんに紹介したいと思います。

■ 大石の車地蔵


毎日、峠超えをして働かなければならない芦安の人々の足腰が丈夫であることを願って、山で働く芦安村の村民が箱根の底倉から歓請した地蔵。この地蔵は足腰の強化はもちろんのこと、雨乞いの地蔵としてもしられています。

■ 白根御池大龍王天女


白根山は昔から信仰の山として、北岳山頂には大日如来が安置され、白根御池には大龍王天女(権現)が奉祀され、霊験あらたかであるとして信仰者の登山参詣が多かったそうです。しかし、その登山道が大変険しい道であったため、芦安村の熱心な信仰者が、白根御池の大龍王天女(権現)までの登山参詣祈念して、その分霊を奉持して帰り、大石山の神が乗ってきたという大石の上に大龍王天女(権現)の分霊を安置したといわれています。

参考:南アルプスの里山「芦安」 南アルプス市郷土研究部、南アルプス市生涯学習課

「大石の車地蔵」と「白根御池大龍王天女」は芦安の文化財としても知られています。

大石山の神は南アルプス市営芦安駐車場のそばにある、山の神ゲートの脇道を進んだところにあります。先には林道ができる前まで、夜叉神峠までのメインルートとして利用されていた旧道があります。現在は、多くの方がマイカーや交通機関を利用されているので、利用者は少なくなっていますが、地元の方によって整備が行われています。旧道のため、地図によっては記載がないものもありますので、利用する際は時間に余裕を持つようにしてくださいね!

あと少しで広河原までの交通機関の運行が始まります。広河原、北沢峠へのアクセス情報をお知らせします。

山梨県側【甲府駅-芦安駐車場-夜叉神峠登山口-広河原】【奈良田-広河原】【広河原-北沢峠】

通行期間:6月21日(金)から11月4日(月・祝)(期間・曜日により運行ダイヤが異なりますのでご注意ください) 

→ http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/

長野県側【戸台-歌宿-北沢峠】

4月25日(木)から6月14日(金)までは戸台-歌宿までの運行となります。6月15日(土)から北沢峠までの運行が始まります。(期間・曜日により運行ダイヤが異なりますのでご注意ください) 

→ http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

今年は開山してからもルートによっては残雪を楽しむことができそうです。開山が待ち遠しいですね!!

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2019年05月28日トキの巣の下に落ちているもの

佐渡 近藤陽子

皆様、こんにちは。

佐渡自然保護官事務所の近藤です。

新潟県佐渡市では、田植えが行われ、美しい田園風景が広がっています。

この時期、トキたちは子育てに大忙し。多くの巣でヒナの誕生が確認されています。

<巣で親鳥の帰りを待つヒナ2羽>

その一方で、巣作りしていたのにやめてしまったペア、卵を温めていたのにやめてしまったペアなども確認されるようになりました。このようにトキが繁殖を中止した場合、トキがいないのを確認してから、巣の下へ行き、落下物の回収を行います。

巣の下には、繁殖に関わるたくさんのヒントが落ちています。今回は巣の下に落ちている落下物3つをご紹介します。

1.卵の殻


巣の下に行くと、多くの場合、卵の殻が落ちています。卵の殻を用いて、トキが何個卵を産んだのか(産卵数)、卵は有精卵だったのか(有精卵率)、などを調べます。

有精卵を調べるためのルミノール反応検査の様子。検査液に卵殻を入れ、有精卵だと青白く光ります。

(※トキの卵の大きさ:6.7×4.5㎝、69gほど。ニワトリの卵よりも少し大きい。)

2.巣材

巣の直下は、巣材となる枝や枯草が落ちています。場合によっては、強風などで落下した巣そのものが落ちていることもあります。

3.ヒナの死体

できることなら発見したくない悲しい落下物がトキのヒナです。運悪く巣から落ちたのか、捕食者から逃げるうちに落ちたのか、または捕食されて落ちたのか、落下の要因はヒナの状態を確認して検討されます。ヒナの脚や翼の一部、骨しか残っていないこともありますが、体の一部でも残っていれば、落下原因や死因、捕食者の解明に役立ちます。

現在、佐渡で確認されているトキのペアは80を超えますが、例年繁殖を成功させ無事にヒナを巣立たせることができるペアは半分にも及びません。1巣1巣の状況を確認するモニタリングを行う中で、ヒナを巣立たせることがいかに難しいかを思い知らされます。多くの困難を乗り越えて巣立つトキのヒナたち。巣立ち後もたくましく生き抜いていってほしいと願います。

※巣から落ちたトキの卵の殻やヒナを見つけた場合は、佐渡自然保護官事務所にご連絡ください。

 電話:0259-22-3372

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2019年05月24日箱根地区パークボランティア活動「仙石原湿原モニタリング」(箱根地域)

富士箱根伊豆国立公園 三瓶雄士郎

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

春の様子から一変、山肌は深緑になり、木々の間を吹き抜ける風に湿気を感じることが多くなってきました。

さて、今回は環境省が認定している「箱根地区パークボランティア」の活動をご紹介します。箱根地区では現在93名の方がパークボランティアに登録し、自然解説活動、自然環境の情報収集、登山道の補修活動、美化清掃など幅広く活動しています。

昨日は、今年度より始まった仙石原湿原内での自然情報収集活動が行われ、当職もどのように活動されるのか把握するため、同行してきました。

【仙石原湿原(左)と調査の様子】

仙石原湿原は、神奈川県で唯一湿原です。環境省の特別保護地区に指定され、さらにその一部は国の天然記念物に指定されているとても貴重な湿原です。3月に行われた山焼き(参照:2019年03月20日 箱根の春を告げる風物詩)によって維持されている湿原には多くの湿性植物が生育しています。

以下は調査中に見つけた植物をご紹介します。

【モウセンゴケ】食虫植物で湿原特有の植物です。

【アマドコロ】日当たりのよい場所に生える種類です。葉の付け根から吊り下げる花が特徴の植物です。

【サワフタギ】湿り気のある場所に生育する種類で湿原の周りに生育しています。維持管理をしないとこのような木々が多く生えてきます。

今回、植物はつぼみ、開花、実をつけているものを限定して調査をしましたが、約55種類以上の植物を確認しました。スゲの仲間がとても多く、専門家のお話によると箱根はスゲの仲間が生えやすい環境でそれらを観察するにはうってつけの場所だといいますが、素人の私には同定ポイントがとても難しく、お手上げ状態です。それらが分かるパークボランティアの知識に脱帽です。今後も引き続き調査をしていきたいと思います。

※一般の方がこの場所に立ち入って観察することは難しいですが、湿原に隣接する箱根湿生花園では同様な植物をご覧いただけます。そちらをご利用ください。

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2019年05月24日おかげさまで大盛況!「アクティブ・レンジャー写真展」「黒船祭」

富士箱根伊豆国立公園 下田 齊田滉大

 みなさま、こんにちは。

 夕陽に染まる馬ロックにも負けないくらい、初夏の日差しにこんがりと日焼けした齋田です。

【黄金崎公園の馬ロック(晩秋に撮影)】

 おかげさまで、当日記にて告知させて頂いた、「アクティブ・レンジャー写真展」「黒船祭」ともに大盛況のうちに終えることができました。

 遠方から遙々足を運んで頂いたみなさま、弊所の出展をあたたかく迎えて頂いた実行委員会・地元商店街のみなさま、共同にて出展・展示をさせて頂いた企業・団体のみなさま、ご協力頂いた全ての方にこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。

 今回の日記では、「アクティブ・レンジャー写真展」と「黒船祭」の開催報告をさせて頂きます!

■環境省 アクティブ・レンジャー写真展 ―国立公園・野生生物の姿―

 5月10日(金)から5月19日(日)まで、旧澤村邸ギャラリーにて開催しました。

 本写真展では、九十浜や恵比寿島等の地元の景勝をはじめ、佐渡のトキや尾瀬の至仏山等、関東地方環境事務所管内における国立公園の美しい自然や野生生物の写真を多数展示し、多くの観覧者で賑わいました。

 同時開催の「南豆の野鳥写真展」も大盛況で、野鳥談義に花を咲かせました!

 展示の様子は5月15日(水)の日記(http://kanto.env.go.jp/blog/2019/05/15/)をご覧下さい。

■第80回 黒船祭

 5月17日(金)から5月19日(日)まで、下田市各所にて開催されました。

 記念式典や公式パレードをはじめ、花火大会、黒船サンセットコンサート、大道芸や路上ライブ等の様々な催しが繰り広げられ、大いに盛り上がりました!

 会場の中心では開国市がオープンし、商店街や自治体による美味しそうな飲食ブースが軒を連ねる中、下田管理官事務所でも今年度初めて環境省のブースを出展させて頂き、国立公園やプラスチックスマートに関するパネルを多数展示しました。

【環境省のブースにお越し頂いた勝俣環境大臣政務官】

 また、KIZUNAステージでは、みどりの日環境大臣表彰を受賞したマリンネット下田の鈴木代表をはじめ、勝俣環境大臣政務官らが登壇し、プラスチックスマートキャンペーンやビーチクリーン活動についてお話し頂きました。

【KIZUNAステージの様子】

 翌日には、入田浜にて実施されたビーチクリーン活動にも参加させて頂き、地元のサーファーの方々らと海岸のごみ拾いを行いました。

 ごみ拾いで一汗かいた後に心地よい潮風に吹かれながら眺める白い砂浜は最高でした!

【顔はめパネルで記念撮影】

【回収したごみの一部】

 5月30日(ごみゼロの日)には、全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク」がスタートすることを記念して、キックオフイベントが開催されます。

 下田管理官事務所管内からは外れますが、近隣にお住まいの方は奮ってご参加下さい。

 ごみ拾いで汗を流すと最高に気持ちがいいですよ!海の未来を一緒に守りましょう!

「海ごみゼロウィーク キックオフイベント」

開催日程:2019年5月30日 AM9:30からAM11:00

集合場所:江の島に渡る大きな橋(弁天橋)下の広場

https://uminohi.jp/umigomi/kickoff/index.htm

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2019年05月22日美しい花と新緑が眩しい『天城山』

富士箱根伊豆国立公園 山田優子

 みなさま、こんにちは!! 沼津管理官事務所の山田です。

今回は、ベストシーズンの『天城山』を紹介したいと思います。

 日本百名山の一つである天城山は、伊豆半島最高峰の万三郎岳(1,406m)をはじめ、万二郎岳(1,299m)、遠笠山(1,197m)など伊豆半島のほぼ中心を東西に貫く連山です。東西の山稜部は富士箱根伊豆国立公園に指定されています。ブナやヒメシャラなどの原生林に覆われ、新緑や紅葉の季節はとくに美しい山です。

 周辺には川端康成の名作『伊豆の踊子』で有名な泉質のいい温泉(湯ヶ島温泉、古奈温泉、月ヶ瀬温泉、白岩温泉)、渓谷(滑沢渓谷)、滝(浄蓮の滝、萬城の滝、河津七滝)なども楽しめます。また、天城山の年間降水量は4,000㎜超える多雨地帯で、苔や樹木が育つ最適な環境です。天城山の「天城」は「雨木」という語が由来であるとする説があるほどです。

 こんな見所いっぱいの天城山ですが、今回は5月中旬から6月初旬ぐらいまで開花ラッシュの花たちの美しさを伝えたいと思います。

【 アマギシャクナゲ 2019.5.17撮影 】

 まずは伊豆の固有種である「天城の花の女王」アマギシャクナゲです。大変人気の花で、シーズン時はアマギシャクナゲを目当てにたくさんの登山者が天城山に訪れます。例年の見頃は5月下旬頃から6月中旬です。淡紅紫色~紅紫色の花が満開になるのはこれからですが、キレイに咲き始めています。

 天城山にはアマギシャクナゲを堪能できる「シャクナゲコース」と言う登山ルートがあります。

 【 天城高原駐車場 ー 万二郎岳 ー 万三郎岳 ー 涸沢分岐点 ー 菅引分岐 ー 四辻 ー 天城高原駐車場 】

所要時間:約5時間程(個人差があります)のコースにたくさんの植物が点在しています。この登山ルートはまた詳しくAR日記で紹介したいと思いますので。お楽しみに!!

※整備予定ですが、登山道が荒れて歩きにくい所がありますので足下に充分気をつけて余裕を持ったスケ  ジュールを立てて下さい。

【 トウゴクミツバツツジ 2019.5.17撮影 】

 関東の山に多くその名が付いたと言われるトウゴクミツバツツジです。標高の高い山に見られ、開花時期は5月中旬から6月上旬頃ですので、タイミングが合えばアマギシャクナゲと一緒に見ることが出来ます。紅紫色の花は緑の中でとても映え遠くからでも見つける事が出来ます。天城の山を彩り登山の疲れを忘れさせてくれます。

【 アセビ 2019.5.17撮影 】

 今回は花期を少し過ぎたはずのアセビも咲いていました。開花時期は2月下旬から5月初旬頃で、枝先に壺形の小花を下向きにたくさんつけます。漢字で書くと「馬酔木」と書き、馬が食べると酔ったようにフラフラとした足取りになることからこの名が付いたと言われています。葉や茎に有毒がありますが、白くて小さい花が風に揺れている姿を見ると可憐でかわいらしく思えてしまいます。

【 ブナの原生林 2019.5.17撮影 】

 そして、「森の女王」とも呼ばれるブナの原生林です。新緑が美しく見上げると空一面が緑です。ブナの森を歩くとフカフカしています。豊かな土壌によって雨水をたっぷりと蓄える事が出来「緑のダム(天然のダム)」とも言われています。またブナの果実はリスや動物たちの大好物です。ブナは森を豊かにし、命を育み雄大で美しい姿から「森の女王」と呼ばれているのでしょうね。

 木々のこずえに若葉がしげり、森を抜ける風は本当に心地よく、いい季節がやってきました。手つかずの自然と山の空気を肌で感じることが出来ます。ぜひ天城山の美しい花と新緑を見に来て下さい。

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2019年05月21日【小笠原】祝!小笠原世界遺産センター2周年!!

小笠原国立公園 荻野裕太

平成から令和へ移り変わり、

今年の5月16日で「小笠原世界遺産センター」が開所して2年が経ちました。

村民の方をはじめ観光客の皆さんに来館していただき、

来館者数は8,000名を超えました。ありがとうございます。

今回、小笠原世界遺産センターの役割についてご紹介します!

【小笠原世界遺産センターの機能】

世界自然遺産として小笠原諸島の価値や取組を紹介し、

保全管理を行う拠点として2017年5月に開所いたしました。

施設内には展示ホールと保護増殖室等があり、特別企画展や

講演会などを開催し地域の方や観光客の皆さんへの情報発信を行っています。

写真.小笠原世界遺産センター外観

1、情報発信

小笠原世界自然遺産の価値となっている固有の生き物達や生態系、

それらを守るために行っている保全活動の取り組みを紹介しています。

また、講演会や企画展なども実施しています。

写真.展示ホール

2、固有種の保護増殖

小笠原の固有種であるカタツムリやオガサワラハンミョウの

保護増殖している部屋をガラス越しに見学することができます。

主に毎週火曜日と金曜日には、飼育スタッフの皆さんが餌の

交換や飼育ケースの掃除などをしています。

保護増殖室で育ったオガサワラハンミョウは、兄島の野生環境へ復帰させています。

写真.保護増殖室で飼育員によるケア風景

3、外来種対策

人の荷物の運搬等により、非意図的に本来生息していない生き物を無人島などへ運ぶことにより、

小笠原固有の生き物達に深刻な影響を与える恐れがあります。

それらを未然に防ぐために小笠原世界遺産センターでは、

燻蒸室や冷凍室を設け外来種対策を実施しています。(一般の方の立入りはできません)

写真.燻蒸処理風景

ぜひ、来島された際は小笠原世界遺産センターお越しください。

・開館日 おがさわら丸入港中

・開館時間 9時~17時

・入館無料、おがさわら丸船客待合所から徒歩10分

※詳しい開館日は以下のページでご確認お願いします。

  http://ogasawara-info.jp/pdf/sekaiisansenta/holiday_calendar.pdf

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