関東地域のアイコン

関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

お知らせ

2009年08月12日
小笠原
内地イベントのお知らせです。
下記日程にて、(社)東京都獣医師会主催による野生動物保護シンポジウム
『小笠原の希少動物保護と家庭動物の適正飼育』
が行われます。

人とペットと野生動物の共生するための取り組みや成果について聞くことができます。
参加は一般公開、無料となっておりますので、ぜひお立ち寄り下さい。



(社)東京都獣医師会・野生動物保護シンポジウム
『小笠原の希少動物保護と家庭動物の適正飼育』

主催: (社)東京都獣医師会
後援: 環境省関東地方環境事務所・東京都・小笠原村(予定)
協力: NPO法人小笠原自然文化研究所・NPO法人どうぶつたちの病院
日時: 2009年8月23日13:30~16:30
会場: 東京大学弥生講堂
参加費: 無料(一般公開)


開催趣旨

東京都小笠原村は、アカガシラカラスバトやハハジマメグロなどの希少な野鳥が地球上でここにだけ棲む島で、2010年に世界自然遺産への登録を目指しています。世界自然遺産への登録には、人間が持ち込んだ多くの外来種、とくに、野生化したイエネコの問題を解決する必要があります。このため、東京都獣医師会では、長年にわたり小笠原でのネコ対策支援事業に取り組んでまいりました。これらの活動により、平成21年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞することができました。
本シンポジウムでは、これまでの東京都獣医師会のとりくみを御報告するとともに、希少動物対策の成果や小笠原村の家庭動物の適正飼育条例などに関する最新情報を御紹介したいと思います。


プログラム

司会:小松東京都獣医師会副会長
挨拶:村中志朗 東京都獣医師会会長

基調講演(30分)
「希少動物保護のための家庭動物適正飼育」 
安田直人 
環境省動物愛護管理室・室長、獣医師

活動報告(30分)
「東京都獣医師会による小笠原での取り組み」 
高橋恒彦 
東京都獣医師会野生動物対策委員会・委員、小笠原動物医療派遣団長

現地状況報告(30分)
「小笠原における希少動物の現状とネコ対策の成果」
堀越和夫
NPO法人小笠原自然文化研究所・理事長

現地状況報告(30分)
「小笠原村における世界自然遺産登録への取り組み」
岩本 誠 
小笠原村企画政策室世界遺産担当

パネル討論(30分)
コーディネータ:羽山伸一 東京都獣医師会野生動物対策委員会・委員長