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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

希少植物調査

2010年09月14日
小笠原
8月末~9月頭頃に、東京大学大学院理学系研究科附属植物園(通称:小石川植物園)の技術職員が来島し、地元NPO野生生物研究会のメンバーと共に希少植物の調査に行ってきました。

生育状況調査等を行う為に、道なき道を歩いたり、とても急な崖を登ったりといつも以上に汗が噴き出てた日々でした。
でも汗だくになって山を登った先に素晴らしい景色が現れると、疲れも吹き飛んで気分爽快になりますね。




ちょうどこの時期はアサヒエビネ(絶滅危惧ⅠA類)の開花シーズンです




またとある場所ではムニンノボタン(絶滅危惧ⅠA類)がまだ咲いていて、珍しい5弁の花を咲かせていました。




父島はノヤギの食害やグリーンアノールの影響(花粉を運んでくれる虫を食べてしまう)でなかなか順調に生育している状況ではありませんが、ノヤギの駆除が終わった兄島(グリーンアノールはもともと侵入していない)ではノヤギの食害がなくなったので、希少植物の数も着々と増えてきています。
希少植物が希少でなくなるぐらい増える日が楽しみです。