アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
限りない大空へ
2011年10月07日
佐渡
みなさん、こんにちは!第5回トキ放鳥も無事終了し、18羽のトキが順化ケージから飛び立ちました。ご協力して下さった方、応援して下さった方、ありがとうございました。
今回は、放鳥時のモニタリングの様子を紹介しようと思います。
まず、定点観察をする地点が普段なら2つのポイントだけですが、放鳥時は4つに増やされます。これにより、ケージから飛翔したトキをいろいろな所から観察する事ができ、死角をなくす事ができます。また時間帯も終日のモニタリングになり、どの時間に何番のトキがどの方向へどういう経路で飛んで行ったかが正確にわかります。もちろん定点観察だけではなく、水田などに降下した場合に確認しに行く場合もあります。降下した個体を確認する作業は、トキを飛ばしてしまう可能性が高いので細心の注意を払います。特に新放鳥の個体は、まだ車にも敏感に反応するのです。
新放鳥の個体は自由に飛べるのが楽しいのか、いろいろな所を飛び回っています。ある個体は、空高く舞い1時間近く飛翔していました。1時間も片目をつぶりスコープを覗いているので、トキが降下した時には頬がつってしまい、大変痛い思いをしました。
トキを追うのは大変ですが、どの個体が何処にいるというのがはっきり分かると安心し、うれしくなります。1羽でも多く、元気にたくましく生きていって欲しいと願っています。
夕方ねぐらを探す?新放鳥トキ
今回は、放鳥時のモニタリングの様子を紹介しようと思います。
まず、定点観察をする地点が普段なら2つのポイントだけですが、放鳥時は4つに増やされます。これにより、ケージから飛翔したトキをいろいろな所から観察する事ができ、死角をなくす事ができます。また時間帯も終日のモニタリングになり、どの時間に何番のトキがどの方向へどういう経路で飛んで行ったかが正確にわかります。もちろん定点観察だけではなく、水田などに降下した場合に確認しに行く場合もあります。降下した個体を確認する作業は、トキを飛ばしてしまう可能性が高いので細心の注意を払います。特に新放鳥の個体は、まだ車にも敏感に反応するのです。
新放鳥の個体は自由に飛べるのが楽しいのか、いろいろな所を飛び回っています。ある個体は、空高く舞い1時間近く飛翔していました。1時間も片目をつぶりスコープを覗いているので、トキが降下した時には頬がつってしまい、大変痛い思いをしました。
トキを追うのは大変ですが、どの個体が何処にいるというのがはっきり分かると安心し、うれしくなります。1羽でも多く、元気にたくましく生きていって欲しいと願っています。
夕方ねぐらを探す?新放鳥トキ