アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
那須の冬は残りわずか
2016年03月07日
日光国立公園
1月下旬にようやく積もった雪ももう大分溶けてしまい、那須は春が近づいてきています。今年はスノーシューでの巡視がほとんどできませんでした・・・。
↑春霞の中の茶臼岳
那須平成の森でもスノーシューを楽しむことはできなくなってしまいましたが、まだ「雪のある景色」を楽しむことができます!
哺乳類を骨まで愛している私としては、雪の時期の楽しみといえばアニマルトラッキング!そこで、巡視中によく見つける動物の足跡をご紹介します。
那須平成の森ではおなじみの足跡「ノウサギ」です。
跳び箱を跳ぶように飛び跳ねるので、Y字の足跡がつきます。
次によく見かけるのが「キツネ」の足跡。
一直線に足跡がつくのが特徴です。イヌの足跡と似ています。
見つけると少し嬉しくなる小さな足跡「リス」。
体重が軽いため土には足跡がつきにくいですが、雪上では時々見つかります。
その他にもテン、シカ、イノシシ、鳥類などいろいろな動物の足跡を見つけました!
冬になると本当にたくさんの足跡を見つけるので、意外と身近に動物たちは暮らしているんだなぁと感じられます。
ぜひ、まだ残っている那須の冬を満喫してみてください!
動物の足跡を追いかけ過ぎて、迷子にならないようご注意くださいね。
■ 那須平成の森HP ■
http://www.nasuheiseinomori.go.jp/
■ 那須高原ビジターセンターHP ■