アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
箱根の登山者カウンターについて
2016年04月21日
箱根
箱根の金時山と明神ヶ岳には登山者カウンターというものが設置してあります。名前の通り、登山者の数をカウントするもので、金時山の山頂付近の3登山道にそれぞれ1つずつと明神ヶ岳の山頂付近の2登山道にそれぞれ1つずつ、計5機設置されています。
データの回収の作業をしていると必ず、「これは何ですか?」とか「何をしているのですか?」と聞かれます。
このカウンターにはセンサーが2つ付いているので、どの方向から来たのか(登山者か下山者か)も判別してカウントされます。また太陽光パネルによりバッテリーに電気が充電もされます。
こうして集計されたデータは利用者数の把握や調査のために使われます。
昨日は金時山のデータを回収しに行きました。金時山の山頂からは大涌谷や芦ノ湖、富士山などが眺められます。
まだ景色は全体的に茶色ですが、登っている途中では沢山のスミレや、木々の芽吹きが観察できました。
これから金時山が一番賑わう季節になります。山頂には2軒の茶屋とトイレもありますので、まだ登ったことがないという方はぜひ一度お試し下さい!