関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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皆様、こんにちは。
<飛翔するNo.135:2016年4月5日撮影>
気が付けば山を覆っていた雪は溶け、水田には稲が植えられ、新緑のまぶしい季節になりました。 佐渡ではトキの繁殖期真只中。5月10日には今期初となるトキのヒナへの個体識別のための足環装着も行われました。
<今期初、足環を装着されたNo.A33:2016年5月10日撮影> 繁殖期のモニタリングは通常のモニタリングと異なります。 普段のモニタリングでは、どこにどの番号のトキがいて、何をしていたかを確認します。 繁殖期のモニタリングでは、どのトキとどのトキがペアか、そのペアがどこに巣を作っているのか、そのペアにヒナは生まれたのか、そのペアのヒナは何羽いるのか、といったペアごとの詳細を確認するモニタリングになります。 2016年5月13日(金)現在、確認されている営巣中のペア数は27。日ごとに変わる全てのペアの状況を把握するのはなかなか大変です。 しかし、こうして多くのペアからヒナが誕生し、そのヒナが成長していく姿を観察できることは大きな喜びです。 モニタリングを行う中で、ふ化しても弱って死んでしまったり、ある程度成長しても天敵に襲われてしまったりと、トキたちが自然の中で生きることの厳しさを目の当たりにします。それでも、多くのヒナは巣立ち、成長し、逞しく生き抜いていきます。
<巣立ちしたヒナ2羽:2015年5月28日撮影>
<巣立ちしたヒナ1羽:2015年5月25日撮影>
<巣立ちしたヒナ1羽と親鳥2羽:2015年6月1日撮影>
佐渡の自然と佐渡の人によってトキは約150羽まで増えました。 今年も多くのヒナが巣立ち、1年後も2年度もたくましく生きる姿が観察できることを願い、今日もモニタリングに励みます。
<飛翔する2015年生まれのNoA32:2016年3月10日撮影>
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
皆様、こんにちは。
<飛翔するNo.135:2016年4月5日撮影>
気が付けば山を覆っていた雪は溶け、水田には稲が植えられ、新緑のまぶしい季節になりました。
佐渡ではトキの繁殖期真只中。5月10日には今期初となるトキのヒナへの個体識別のための足環装着も行われました。
<今期初、足環を装着されたNo.A33:2016年5月10日撮影>
繁殖期のモニタリングは通常のモニタリングと異なります。
普段のモニタリングでは、どこにどの番号のトキがいて、何をしていたかを確認します。
繁殖期のモニタリングでは、どのトキとどのトキがペアか、そのペアがどこに巣を作っているのか、そのペアにヒナは生まれたのか、そのペアのヒナは何羽いるのか、といったペアごとの詳細を確認するモニタリングになります。
2016年5月13日(金)現在、確認されている営巣中のペア数は27。日ごとに変わる全てのペアの状況を把握するのはなかなか大変です。
しかし、こうして多くのペアからヒナが誕生し、そのヒナが成長していく姿を観察できることは大きな喜びです。
モニタリングを行う中で、ふ化しても弱って死んでしまったり、ある程度成長しても天敵に襲われてしまったりと、トキたちが自然の中で生きることの厳しさを目の当たりにします。それでも、多くのヒナは巣立ち、成長し、逞しく生き抜いていきます。
<巣立ちしたヒナ2羽:2015年5月28日撮影>
<巣立ちしたヒナ1羽:2015年5月25日撮影>
<巣立ちしたヒナ1羽と親鳥2羽:2015年6月1日撮影>
佐渡の自然と佐渡の人によってトキは約150羽まで増えました。
今年も多くのヒナが巣立ち、1年後も2年度もたくましく生きる姿が観察できることを願い、今日もモニタリングに励みます。
<飛翔する2015年生まれのNoA32:2016年3月10日撮影>