アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
今を彩る植物は
2016年06月10日
尾瀬国立公園
尾瀬沼周辺のミズバショウは大きくなった葉だけを残し
ひっそりと姿を変えてしまいました。
そんな中で他の花たちがすぐに台頭してくるのかと思いきや、
今一番の勢力を誇っているのはタテヤマリンドウです。
ワタスゲと共に雪解けの湿原を盛り上げていた立役者です。
一方のワタスゲは・・・
少々しょんぼりしていますが
白い綿毛のような果穂をつけ始めていました。
所変わって田代・帝釈山地域では
日本固有種のオサバグサが見頃を迎えております。
小さくて可憐な花と、シダのような葉っぱが独特な雰囲気を醸し出して、
疲れた体を癒やしてくれそうです。