アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
奥多摩は昆虫の季節
2017年07月31日
秩父多摩甲斐国立公園
先週の27日に奥多摩むかし道を歩いてきました。
そこで多くの昆虫を観察できたので、いくつかご紹介します。
(ミヤマクワガタ)
日中にも活動する珍しいクワガタです。
発見時は、黒くて大きい虫が飛びながら向かってきたため、かなり焦りました。
(ヨツスジハナカミキリ)
このカミキリムシはノリウツギやリョウブの花に多くいる印象でしたが、アジサイの花でも多数見られました。
(スミナガシ)
今奥多摩では夏のチョウが見頃です。
この日は天気が優れなかったにもかかわらず、チョウだけで20種以上確認することができました!
(サカハチチョウ)
むかし道は、旧青梅街道の奥多摩町氷川地区から小河内地区の区間を利用して整備された道で、特に新緑や紅葉のシーズンが人気です。
周囲には森林や渓谷、畑、伐採地など多様な環境があるため、様々な昆虫を観察することができます。
奥多摩むかし道を歩く際は、ぜひ昆虫を探してみてはいかがでしょうか。